うつけ屋敷の旗本大家(1) 井原忠政 感想レビュー備忘録。作家買い。

作家買いです。

このブログでも、感想レビュー備忘録。を書いてますが

三河雑兵心得、シリーズの作家さん。

これが新シリーズの1巻目、ということで読んでみました。

ネタバレ注意

うつけ屋敷の旗本大家 (幻冬舎時代小説文庫) [ 井原 忠政 ]

推しの時代小説レビュー | 推し本探ブロ (veteranmama.com)

序章、送り狼

1,家主の帰還

2,店子たち

3,刺客

4,反撃の家主

終章、困窮の真相

子母澤寛の、父子鷹、がモチーフとのことです。

できのいい息子と、ぼんくらな父親という組み合わせ

それに、困窮したから屋敷の敷地に貸し家を建てたので

訳ありの店子がいる、という設定。

登場人物が多すぎるので、1巻はこんなもんかな~。

店子に医者がいる、ってのは便利。

店子に妾がいる、ってのも華やぎでわかる

でも、あと政治がらみ

美人画がらみ

歌舞伎役者とかの使いでが

1巻ではよくわからなかった。

さらに、みんなが妾女子に惚れるって設定がな~。

あと、当主である息子は

剣術ができるし、馬にも乗れるし、態度も良いというハイスペックですが

親父の方の、女好きでバクチ好きってのは

これは、昔なら魅力ある親父かもしれないけど

今の本にはな~。

なんて感じで読みました。

まず、親父の身代わりに当主となって島流しである甲府にいた小太郎が

馬で江戸に戻るところで狙撃されます。

お、おもしろくなるか、と思ったら

江戸でも刺客二人に狙われます。

で、戻った屋敷の住人がワケありすぎて

せっかくのコネで江戸城勤めができそうなのに

ダメになりそうなのであがきます。

最終的に、バクチ勝負となりますが

そのバクチ勝負に、刺客を送った奴が乗り込んできて

実は小太郎はいかさまのバクチの名手だってバレルっていう

う~。

最後のとこがバタバタすぎる。

刺客を送った奴(ラスボス)の登場を2巻に先送りにして

いかさまバクチの名手ってのを、どっか伏線してもらわないと

なんか、突然すぎて・・。

って感じで読了です。

好きな作家さんだから

もう1冊くらいは読むけど、次を読むまで、シリーズを追うかは未定

うつけ屋敷の旗本大家posted with ヨメレバ井原 忠政 幻冬舎 2022年06月09日 楽天ブックス楽天koboAmazonKindle

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