未決 吉原裏同心(19) 佐伯泰英 ネタバレ注意 釜日って初めて知った。吉原がらみの連続殺人事件が、上からの圧力で未決に・・。 

大きな敵で、事件は未決で終わります・・

1章、つき出し女郎

2章、警告

3章、あがきの日々

4章、抜け参り

5章、闘鶏場の穴

釜日、っていうのを初めて知りました。月に一度、髪を洗う日なのね

見世の上から順に洗うんだ。ってことで、千しゅう楼でも、トップの

りこう、ってのが先に髪を洗うべきが、我がままでね~

で、いろいろもめたあとで、心中死体で見つかります

ですが、その後、女郎がかわいがっていた按摩が死体で見つかります

事件性が注目され

吉原炎上後の仮宅時代から、千しゅう楼は深川に縁があり

女郎のりこう、も深川からの女、ってことがわかってきます

で、深川から吉原に強制住み替えの時

地元で悪評判の親分が番屋の番をしていて

そこで入れ替わった、って話がでて

調べようとしたら、その親分は夜釣りで事故死?ってことに

さらに、深川時代からのなじみ、って言われていた3人の男のうち

二人が、心中偽装、事故偽装、で殺されたとわかります

死体だらけね

りこうが守っていた起請文ってのがあってね

3通のうちの二通は、無事に本人に戻され

残った一つが、広敷番の古坂、って男の書いたものね

そして、白い衣の忍者?お庭番?みたいのがウロウロし始めて

これは大奥からみか?と会所とかも行き詰まる中

四郎兵衛が、事件の捜査打ち切りを決めます

走り回った、幹次郎も仙右衛門も不満ではありますが

仙右衛門にはお芳との間に子供もできて

切り替えよう、って

そんな時、ちまたではお伊勢参り、が流行して

吉原の禿が6人も、お伊勢参りに抜けました

はじめは、お伊勢参り、っていう置手紙を信じてましたが

調べると、お伊勢参り、って名前で

子供たちをたぶらかして足抜けさせた、ってわかってきます

末端だった時蔵は死体で発見され

禿たちを探すと、軍鶏場を持つ悪党のとこに集められてました

幹次郎は、殺人軍鶏とを、若衆姿の女を成敗し

黒幕の武士も、おとりつぶしとなりました

今回、桑平が動いてくれたので

四郎兵衛ほか、会所は桑平に小判のお土産ですね(^^)

その帰り道、読売で白装束に喧嘩を売った幹次郎のとこへ

刺客がきたので、瞬殺の幹次郎です

それをこっそり見ていた桑平ですね~

って感じで19巻終了

この巨大な敵は、これからも出てくるのかな~(^^;)

未決posted with ヨメレバ佐伯泰英 光文社 2013年10月08日頃 楽天ブックス楽天koboAmazonKindle

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