推し本。推しの作家の新作です。分厚いけど、おもしろいから一気に読めます。
池井戸さんといえば、銀行員を主人公にしたものが多いのですが
今回は、銀行員からM&Aの会社に転職した雨宮が主役です。
会社の経理の見方とかは、がっつり銀行員時代に学び
そんな企業の立て直しをしつつ、事業の拡大のためにM&Aを勧める
企業に働く人のための行動は、銀行員時代とかわらない

posted with ヨメレバ
池井戸 潤 ダイヤモンド社 2026年05月14日頃
☆
ブティック 目次
1,星を探して
2,トゥームストーン
3,夏空
4,最善のアドバイス
5,スイミー・キッチン
6,秋空
7,ブルータスの選択
最終話、ローズガーデン
☆
ブティック ネタバレ注意
ブティック、って、セレクトショップみたいな店を想像しましたが
ビジネスシーンで使われるブティックとは、
専門分野に特化したアドバイザリーや専門家集団のことを言うそうです。
ほ~。
☆
銀行員の雨宮が担当していた小さなコーヒー店
もうこれ以上は融資できない、ってことで
倒産待ったなしになりますが
M&Aという形で、資本提携してくれる書店グループが見つかり
店は立て直しできます
☆
銀行では、上司に疎まれていた雨宮
で、コーヒー店と書店グループを、M&Aさせた会社を知り
店を生かす、って方針に魅力を感じます
会社の名前は「ランパス東京」
新人は受け入れず、経験者だけ、ヘッドハンティング
人を増やしていく会社で
普通は、合併させる資本の数字で仲介の金がきまるのに
ここは、仲介取引はしないで、アドバイザリーサービスで金をとる、って
つまり、企業の立て直しなどのアドバイスをして
高く売れるようにすることで、金を得るのね
面白い
☆
古巣の銀行にも、M&Aの部門があり、そこは
大きな会社と大きな会社をくっつける仲介手数料がメインで
吸収された側の会社の社員とかが、どうなろうと、仲介が終わった段階でおしまいなのね
で、雨宮は、人のためになる行員を目指してたし
そんな青臭いやり方を、上司に嫌われて、まぁ、結果的に雨宮退職して
ランパス東京に入ります。
大きな銀行から、非上場の会社に転職したので
元会社の同期からは、バカにされたりします
☆
前の、銀行員だった頃に担当していた会社から信頼されて
それが新しい職場で役立ったり
ちゃんとM&Aしようと寸前までいったのに
元の親会社の系列から抜け出さなかったり
いろいろな企業の案件続き
雨宮は鍛えられていきますが
雨宮の同期だった女性の生家の企業は
元の上司とかいろいろに食い物にされそうになり
彼女が頼ったのは、雨宮の誠実な仕事でした
☆
最後の、株主総会のところのやり取りは
とても見ごたえがあったし
映像化したら、盛り上がるだろうな~、と思いました。
とても面白かったので、ドラマ化か映画化を見たいです(^^)
☆
★
☆
☆
この記事が、読みたい本を見つけるヒントになったよ~、とポチして下さるとうれしいです 。

このブログは、読了した本のプロモーションを含んでおります。