ブティック 池井戸潤 推し本。私の感想レビュー備忘録。銀行員からM&Aの会社へ

推し本。推しの作家の新作です。分厚いけど、おもしろいから一気に読めます。

池井戸さんといえば、銀行員を主人公にしたものが多いのですが

今回は、銀行員からM&Aの会社に転職した雨宮が主役です。

会社の経理の見方とかは、がっつり銀行員時代に学び

そんな企業の立て直しをしつつ、事業の拡大のためにM&Aを勧める

企業に働く人のための行動は、銀行員時代とかわらない

ブティック [ 池井戸 潤 ]

ブティック

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池井戸 潤 ダイヤモンド社 2026年05月14日頃

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ブティック 目次

1,星を探して

2,トゥームストーン

3,夏空

4,最善のアドバイス

5,スイミー・キッチン

6,秋空

7,ブルータスの選択

最終話、ローズガーデン

ブティック ネタバレ注意

ブティック、って、セレクトショップみたいな店を想像しましたが

ビジネスシーンで使われるブティックとは、

専門分野に特化したアドバイザリーや専門家集団のことを言うそうです。

ほ~。

銀行員の雨宮が担当していた小さなコーヒー店

もうこれ以上は融資できない、ってことで

倒産待ったなしになりますが

M&Aという形で、資本提携してくれる書店グループが見つかり

店は立て直しできます

銀行では、上司に疎まれていた雨宮

で、コーヒー店と書店グループを、M&Aさせた会社を知り

店を生かす、って方針に魅力を感じます

会社の名前は「ランパス東京」

新人は受け入れず、経験者だけ、ヘッドハンティング

人を増やしていく会社で

普通は、合併させる資本の数字で仲介の金がきまるのに

ここは、仲介取引はしないで、アドバイザリーサービスで金をとる、って

つまり、企業の立て直しなどのアドバイスをして

高く売れるようにすることで、金を得るのね

面白い

古巣の銀行にも、M&Aの部門があり、そこは

大きな会社と大きな会社をくっつける仲介手数料がメインで

吸収された側の会社の社員とかが、どうなろうと、仲介が終わった段階でおしまいなのね

で、雨宮は、人のためになる行員を目指してたし

そんな青臭いやり方を、上司に嫌われて、まぁ、結果的に雨宮退職して

ランパス東京に入ります。

大きな銀行から、非上場の会社に転職したので

元会社の同期からは、バカにされたりします

前の、銀行員だった頃に担当していた会社から信頼されて

それが新しい職場で役立ったり

ちゃんとM&Aしようと寸前までいったのに

元の親会社の系列から抜け出さなかったり

いろいろな企業の案件続き

雨宮は鍛えられていきますが

雨宮の同期だった女性の生家の企業は

元の上司とかいろいろに食い物にされそうになり

彼女が頼ったのは、雨宮の誠実な仕事でした

最後の、株主総会のところのやり取りは

とても見ごたえがあったし

映像化したら、盛り上がるだろうな~、と思いました。

とても面白かったので、ドラマ化か映画化を見たいです(^^)

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