推し本
作家買いです。
シリーズものの多い作家さんですが、本作は1冊独立もの。
前任の警察署長さんが、自殺なのに隠ぺいされたらしい
なぜ?ということで、潜入事件解明を命じられた新署長が動きます
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錯迷 目次
1~3章
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錯迷 ネタバレ注意
真実を追う作品です。
警察の内部とかいろいろも面白かった
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県警で、いずれは署長へ、と育てられていた荻原。
鎌倉南署で、前の女性署長が亡くなり、その後任になります。
ただ、その署長の死は、心不全、ということで
署長の役宅での突然死、ということでしたが
自殺か、他殺の可能性もある、ってことで
神奈川県警は、萩原を新署長として赴任させると同時に
内部から、調べるように、という特命が下りてます
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前署長は、元は少年課、とかの人で
鎌倉南でも、青少年関連を頑張ってまして、お通夜にも、彼女のために来てくれた少女がいます
で、そんなときに、殺人事件が起こり
その被害者が、鎌倉南で5年前に起きた殺人被害者の兄だとわかります
さらに、もう一人の殺人の被害者が
5年前から含めて、3人の死があり
前署長の不審死がある
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刑事課の数人が、前署長の死を「心不全」として隠ぺいしたらしい
とわかりますが、自殺から他殺か
で、自殺、ってことがわかってからは
なぜ自殺したのか、ってこととなり
5年前の死亡事件につながっていくわけです
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被害者とか、色々があって
事件が解明されてすっきり、とはなりませんでしたが
初めての署長である荻原が、最後は辞表を胸に演説したり
警察の中のせめぎあいとかいろいろが
面白い作品でした
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posted with ヨメレバ
堂場 瞬一 小学館 2019年10月04日
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