推し本
ネット小説の書籍化。面白いんですが、書籍化が早すぎて、ちょっと書籍化が乱れてます。
極めて傲慢たる悪役貴族の所業(1) (角川スニーカー文庫) [ 黒雪 ゆきは ]
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極めて傲慢たる悪役貴族の所業(1) 目次
序章、悪役貴族の目ざめ
1,狂い始める物語
2,努力の影響
3,アスラン魔法学校
4,兄の暴走
あとがき
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極めて傲慢たる悪役貴族の所業(1) ネタバレ注意
悪役キャラに転生したらしい、と自覚したルーク
才能があるのに、格下と侮った主人公にやられる役回りですが
もともとチート持ちだし
侮らない、努力する、ってことで
バッドエンドを逃れようとします
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侮る、っていう「キャラ付け」が必須らしく
教えてくれ、とも言えず
ありがとう、も言えない、という状態にびっくりの転生自覚後のルークです
が、執事が元王国騎士団副団長、ってことから
しっかり指導をうけ
もともとチート持ちなので、努力すると報われていき
あっという間にすごい剣士に
そもそも、魔法ができる者は剣をバカにするんですが
両方の達人になるルークです
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ルークは両親に溺愛される、って設定で
父のクロードは特に、天才であるルークを溺愛してます
で、息子が大事なので、自分が政争でトップに、って気分もなくなってました
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この話、キャラがかなり「イッチャッテ」ます
父上の溺愛は、てっぺん超えてるし
ルークの婚約者・アリスは、Sだったのに、Mになっちゃうし
ルークも、好みじゃなかったはずなのに
アリスに裸で迫られると、つい抱いちゃうし
ここらも強制力かな
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さて、学園に入ったルークは
小説の先を知っているので、主人公・アベルを刺激せず
彼の味方となるヒロインとも距離を置きたいけど
なんか、アベルが悪役のはずのルークに親近感満載です。
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ミアというアリスをライバル視する女子も
ルークに惚れこんじゃうし
まぁ、アリスが阻んでますが
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アリスの兄のヨランドは、Sの妹に踏みにじられるのが趣味でしたが
今は、ルークに踏まれるのが至福です
でもって、ルークこそ、王にふさわしい、ってことで
ルークの父にささやいて、父上も、そうだよね、ってことで
ルークの知らない間に、貴族派閥の統合なんぞがすすみます
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ミアの魔法はちょっと面白く
面白いものには興味があるルークです
彼の助言で、ミアの魔法は急速に威力があがり
学園のランキングも上がっていきます
そのアドバイスは、ミアがルークの駒になること、を条件にしたものですが
ミアの威力が成長したのを見て、満足したルークは駒から解放しようとします
が、駒となって側にいたミアが離れず、という
ルークのやりたいようには、物語は展開していきませんね
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posted with ヨメレバ
黒雪 ゆきは/魚デニム KADOKAWA 2023年06月01日
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