推し本。
推し作家の本を、作家買いしました
これ、売れ行きが良かったらシリーズ化するのかな?
ヴァンパイアウィルス、とかパンデミックとか、コロナを連想させる流れが多々あります
中国のスパイに注射で感染させられて、日本の公安刑事
感染のあとは、夜だけ捜査する「夜刑事(ヨルデカ)」となってます
大沢在昌 | 推し本探ブロ 大沢在昌既刊の、感想レビュー備忘録。
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夜刑事 ネタバレ注意
岬田は、3年前にヴァインパイアウィルスを、恋人に注射されて感染
公安から組対に異動になった
ふつうは刑事を止めるけど、感染者なっても刑事をやってる
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極道が暴対法で国際化して、その流れで、ウィルスが日本に来てる
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恋人だった明林は、中国公安で、お互い身分を知ったうえで恋をして
岬田は刑事をやめて、明林と結婚するつもりだったけど、明林は注射して逃げた
ハニートラップ同然で、岬田は、今も心に傷を抱えてる
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現在組対として捜査してるのは
感染者ばかりの組織「無常鬼」
岬田は、刑事をやめるわけにはいかない
食い扶持であること、岬田を殺そうとする犯罪者に負けないため
明林を探す手立てが手放したくないため、の3つの理由
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夏至と冬至では、東京だと5時間も差がある
だから感染者は、冬の方が歩き回れる
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暴対の仕事で、感染者のたまり場の店に行ったら
指名手配男は感染者で、指示をうけたらしく、非感染者を銃撃した
居合わせた岬田が指名手配男を銃撃
男は、自分の銃で自害した
感染者のための食事は、刑務所では用意されないので
2年の懲役でも、2年の餓死待ちみたいなもので、感染者はほとんど生きて出られない
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ヴァンヘルシング、という感染者を殺して回る組織がいて
その中には、警察官や自衛隊員(現役)も含まれているらしい
殺されたのは外務省の官僚で、殺害理由と、黒幕を探して岬田が動いてます
感染者=犯罪者、という意識がほとんどなので
岬田は刑事だとかくしてますが、バレると、感染者グループからも
警察からも村八分ですね
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という感じで、なぜ外務官僚は殺されたのか
刺客に拳銃を渡したのがベトナム系だとわかると
彼を探して、ベトナム系の感染者のたまり場に行き
愛していた明林と似た、真子、という女と出会い
無常鬼という組織が
パンデミックでヴァンパイアウィルスをばらまいて
みんなが感染すれば、怖くない、を目論んでいる、とか
中国が発祥で、あちらでは、感染者は隔離されちゃうから
日本の感染者からいろいろ集めて、パンデミックできる組織培養を企て
ほとんどテロのようにする、って計画があって
ただ、無常鬼も一枚板ではないので、それに反対するグループもあって
そっちの、反対派と岬田が組んで
ヴァンヘルシングの、感染者をリンチするグループを検挙したり
いろいろと推理していくうちに
パンデミックを実験する長野の捨てられた研究施設を見つけます
マコと一緒に岬田が突入
銃撃戦も含めての奪還ののち
ヴァンパイアウィルスの研究者は中国に拉致られていきました
国として、ウィルスのワクチンをつくる、って名目で
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岬田は、明林と再会して、今度はきっちり別れられたし
警察組織は、はじめは懲戒免職にするはずが
たった一人の感染者デカってことで、停職で済みました
って感じで、読了
面白かったですよ。
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posted with ヨメレバ
大沢 在昌 水鈴社 2024年10月31日頃
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