推し本。
ネット小説の書籍化ですが、主人公のヘーゼンハイムのキャラが爆裂です。
面白いので、書籍化をどんどん進めてほしい。文庫で出るのも好感度高いです
単行本の半分の値段で買える。
平民出身の帝国将官、無能な貴族上官を蹂躙して成り上がる2 (ファンタジア文庫) [ 花音 小坂 ]
平民出身の帝国将官、無能な貴族上官を蹂躙して成り上がる | 推し本探ブロ 本シリーズ既刊の、感想レビュー備忘録。
推しのネット小説レビュー | 推し本探ブロ 読了したネット小説既刊の、感想レビュー備忘録。
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平民出身の帝国将官、無能な貴族上官を蹂躙して成り上がる(2) 目次
1,謹慎
2,領地交換
3,帝国の犬
4,不毛の地、ドクトリン領
5,新たな仲間
6,汚職
7,ビガーヌル執政官代行
8,降りやまぬ雨
エピローグ
あとがき
☆
平民出身の帝国将官、無能な貴族上官を蹂躙して成り上がる(2) ネタバレ注意
1巻の続きから始まる2巻。
平民で将官となったヘーゼンハイム。
送られた辺境の砦は、平民出身の新任将官つぶし、が常態化してましたが
上司のモスピッツァ中尉が能無しなので、少尉に落とし、さらに彼に裏切りをさせて
勝負で勝って、主従契約させた隣国のギザール将軍を逃亡させ
モスピッツァ元中尉(今少尉)を、上級奴隷に落としたヘーゼンハイムです。
で、今は中尉と昇進したヘーゼンハイムですが
砦のゲドル大佐やシマント少佐には、まぁ、嫌われてまして
嫌われても平気なんですが
根性の悪いシマント少佐を意識操作して、帝国が蛮族とバカにする
クミン族の青の女王との調印の時に、ちょっと画策し、それが成功
結果的に、正式調印で交換した領地の一部が
帝国の昔の帝の墓地が含まれていて、そんなのばれたら
一族3代極刑となっちゃうので、大佐も少佐も慌てます。
で、女王が交換に応ぜず、ヘーゼンハイムを呼べ、というので
蛇蝎のごとく嫌っているヘーゼンハイムに頭を下げるんですね
こっからは、ヘーゼンハイムのやりたい放題
結果的に、青の女王はとっても有利となるのでヘーゼンハイムへの味方を誓い
大佐は消し炭、少佐は犬扱いとされました。
で、砦のいろいろがひと段落したので
砦を出るヘーゼンハイムです。
ここまでが3章
☆
4章からは、中尉になって賜った土地に赴任するんですが
ここは、水のない乾燥地帯で
なのに、貴族たちは城壁の中でなかなかに贅沢をしてまして
無能な行政者に虐げられる庶民を見て、冷たく怒るヘーゼンハイムです。
☆
脅して母親にした女性に、無理やり養子縁組させてつくった
義妹のヤン=リンを使い
砂漠の民を助けることで手なずけていくヘーゼンハイム。
無能な貴族には容赦ないんですが、頑張る庶民にはやさしい人です
☆
ワイロ(主に女性接待)を求める上官を、さくっと暗殺して
行方不明扱いにして排除するヘーゼンハイム。
そんな中で、モズコールという男と出会い、彼の特殊な性癖理解が
自分にはないものだと知ったヘーゼンハイムは、彼を重用します。
☆
ヤン=リンを通して、大規模な施しをするヘーゼンハイム
個人の財産からなので、軍としてはクレームしても止められない、はずですがうるさい。
で、いろいろ打診する中で、モルドド上級内政官が、まっとう上司らしいと分かります。
モルドドを緩衝材にして、ガナスッド財政次官が苦言を呈している、と言われたことへの
真偽を本人に聞くと、案の定、ガナスッドの知らないことで、下のゲス・ゴーミノが言ったことでした。
ゴーミノが、かなり上司のガナスッドの名前を出したことから
ヘーゼンハイムがいろいろ推理して、ゴーミノの部屋から、彼の直の上司とともに
奴隷ビジネスにかかわっている証拠を見つけました
モルドドは、政治的決着にする、というので、ヘーゼンハイムも受け入れます
☆
さて、こちらのトップのピガーヌル執政官代行
プライドが高く、この領地を貧困のままにしてる男に
ヘーゼンハイムは言いたい放題です。
で、執政官代行のとこに連れて行ったモルドドは
ヘーゼンハイムのあまりの言動に固まってしまい
6歳の娘とこのあとどうしよう、路頭を心配するほどですが
ヘーゼンハイムは、負ける勝負はしないって
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さて、この領地に来てから、ヘーゼンハイムは断食してます
水も最低限
体を限界に絞ってから、砂漠の民のところに行き
全身全霊を込めて、魔法をふるうと
究極の時にしか使えない雨降りの魔法が作動し
砂漠に雨が降ります
施しをしていることで、聖女扱いされていたヤン=リンを媒介に
一気に、民を掌握するヘーゼンハイムです。
ってとこで、2巻終了
次巻はいつ出るかな(^^)
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posted with ヨメレバ
花音 小坂/くろぎり KADOKAWA 2024年08月20日
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