3巻です
蓬莱で育って、泰に戻って麒麟となり
麒麟の角を失って、再び蓬莱に戻るも
泰麒の妖魔が、蓬莱で人を殺戮しまくって病んでいた泰麒
そしてこっちに戻ってきたとき
黒麒麟の泰麒は、実はすさまじいものに、変化してたのね~
ってことが、3巻、4巻でわかりますね(^^)
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13~18章
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王宮で、泰麒の周りの人間が病んでいきます
それは、次せん、っていう人の魂を抜く妖魔のせいで
王宮に妖魔が入り込むって、状態が
今の泰の国の危険度を現してますね
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3巻では、阿選が、なぜ「ぎょうそう」っていう王を追い落としたか、
が語られます
阿選にも、阿選を従う部下たちがいて
彼らは、慕うにたる相手だった阿選が、変化したことが辛いのね
で、そんな風に阿選を変えたのは、もちろん自分自身だけど
浪燦っていう、城の重鎮がいて、こいつの耳打ちが、阿選に踏み切らせたの
で、浪燦は、この世界と王の関係に興味があって
それで、ぎょうそうを封じ、麒麟を放逐し、その中で、天(世界)がどう動くかが知りたかったって
好奇心は猫を殺す、っていうけど
こいつの「知りたい」で、ぎょうそうも泰麒も、泰の民も、さんざんだわ!
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さて、2巻で、死んだ立派な武将とは「ぎょうそう」ではないか。って
情報が錯そうしてましたが
実は、李斎も知っている基寮って人のことでした
今だぎょうそうの死は確定とならず、李斎はさらに探します
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麒麟は妖魔を従えることができて
阿選にも、妖魔を使うことができるようです
ただ、札で妖魔の影響を押さえるだけで、使役はできない
で、浪燦は黄朱なんだって
黄朱の存在は、十二国記でも色々書かれてますが
まだまだ、謎の多い人たちです
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泰麒の配下だった人に「正頼」という人がいて
この人も仙だからなかなか死なないんですが
国家の資産を、阿選から隠しているので
ひどい拷問を受けてます
で、泰麒が、耶利と頂梁とで忍び込み、正頼から、その隠し場所を聞き出したので
頂梁が、王宮をぬけて、連絡をつけに走ります
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正頼に逢いに行ったのちに頂梁が出奔した、ってことで
阿選に泰麒が締め上げられますが
王でない阿選に、泰麒がぬかずくことで、阿選は、ついに即位を決意します
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李斎たちは、主上は死んでない、でも戻れない
なぜなら、落盤に閉じ込められたからだ、ってたどりつきます
そんな中、ぎょうそうは、暗闇の中で、ときおり、弔いなのか布施なのか
川から届いてくる食物で食いつなぎながら、いきているのでした
ってところまで!
うわ~
盛り上がってきた!!
主上、生きてた!
で、最終巻の4巻へ(^^)
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