推し本。
ネット小説の書籍化です。とっても面白い
前世の記憶を持って皇帝に生まれたけど
実父も、その前の爺様も、急死という名の暗殺で死んでまして
赤ん坊の頃から宰相派と摂政派の綱引きの上で
暗殺ギリギリで生きて来たカーマインです。
密かに味方を増やし、皇帝としての即位式の場で
実祖父であった摂政アキカールと
宰相であったラウル公の首を斬首したカーマイン。
さてどうなる、ってのが3巻
転生したら皇帝でした3~生まれながらの皇帝はこの先生き残れるか~ [ 魔石の硬さ ]
転生したら皇帝でした~生まれながらの皇帝はこの先生き残れるか~ | 推し本探ブロ (veteranmama.com) このシリーズ既刊の、感想レビュー備忘録。
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転生したら皇帝でした(3) 目次
第四章、帝都掌握編
プロリーグ、勝兵は先ず勝ちてしかる後に戦いを求む
謁見
閑話、銀の右腕、鋼の左腕
証拠集めの時間
八人最案
海の方針
陸の方針
悪法、古法
絶やすべきか、生かすべきか
第五章、決戦準備編
大公同盟
銃と大砲の時代
何が羊だよ
汝は忠臣なりや?
空飛ぶ壁
愚かさとは
小国の戦い方
幽閉塔事件
エピローグ、皇帝出陣
番外編、守り人の在り方
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転生したら皇帝でした(3) ネタバレ注意
ラウル公とアキカール公という、二大派閥のトップを
自分の即位式の真っ最中に、自分の手でぶったぎったカーマイン帝。
これにて親政を宣言するけど、すんなりと権力の移譲は成立しない
とりあえず、ワルン公はカーマインに忠誠をちかっているし
王都も、親政を歓迎してくれてます。
で、味方集めの一環でもあり、前からの約束でもある、三家の乱の名誉が回復されます。
で、宰相ラウルと摂政アキカールの身内が、それぞれ蜂起して、国内は内戦状態に
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海と大地に、それぞれ目配りしつつ、内乱を見つめるカーマイン帝。
で、アキカールの方は、身内をそれぞれ焚きつけて分断させて
カーマイン帝に喧嘩売るより、身内の争いで身動きできないようにします。
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で、5章の決戦へ
アキカール公とラウール公は、手を組んで大公連盟をつくります
カーマイン帝に対抗するためね
さて、カーマインはラウル公の方を最初のターゲットにします
武器は火縄銃と大砲
前世の記憶で、自分の名前も、どうやって死んだかも覚えていないのに
軍事的なことは、いろいろ頭に入っているカーマイン
これは、転生する時に意図的にされている操作らしいのですが
この点は、いずれ継続巻で明かされていきます
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さて、この内乱を戦い抜く間に
カーマインが成長していくこともあり
父であるジャン皇太子の死と、先代(カーマインには祖父)皇帝の死の真相がわかってきます
先代皇帝は病的な女好きで、ジャンの大事な女性を手籠めにし
結果、ジャン皇太子は父の皇帝に暗殺指令をだし
皇帝に手を出した、ってことでジャン皇太子も、宮中伯らの「守り人」に殺されたらしい
真っ黒な展開ですね
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カーマインの生母は、本来殺されるところを、皇帝が実母を殺すのはマズイってことで
塔に幽閉されてます。
その幽閉の部屋には、彼女の幼馴染で、ずっと愛人だった男が
去勢することで同室を許されてましたが
生母は、自分のために去勢までして側にいてくれた愛人を、塔から突き落として殺します
すごいな~
カーマインは頭を抱えますが、いろいろなしがらみもあるので
生母は罰せず、幽閉のままです
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なんてことがある中で、ついにカーマイン帝は
ラウル公討伐のために進軍します
自分が前線に立って
茨公女と、魔力の膨大なヴェラの二人も
王と共に進軍です
娘二人を連れにすることを、カーマインは最後まで抵抗しますが
貴族としての人質も兼ねて、とのことで
二人をつれての進軍となるのでした
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ってとこで次巻へ
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転生したら皇帝でした3〜生まれながらの皇帝はこの先生き残れるか〜
posted with ヨメレバ
魔石の硬さ TOブックス 2022年10月08日頃
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