魔女の盟約 (魔女シリーズ2) 大沢在昌 推し本。私の感想レビュー備忘録。韓国から中国へ逃げて、民族マフィアの台頭を防ぐ

推し本。

作家買いしたシリーズの2冊目。

1冊目で、水原が地獄島から抜け出した経緯と、逃げるために島を破壊したまでが

描かれてました

ヤクザと公安と、裏社会ネタがばっちりでしたね

さて、2巻では

逃亡して、偽パスポートで潜伏していた韓国から始まります

魔女の盟約 (文春文庫) [ 大沢 在昌 ]

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魔女の盟約 ネタバレ注意

韓国に逃げて、健康のためにジョギングして

韓国ヤクザの気の良い若者二人が、監視と用心棒を兼ねていて

さて、次の動きを、ってとこで

島を爆破した金が、雇い主であるはずの朴たちを殺します

たまたま、水原は逃げ延びますが

助けてくれたのは中国の秘密警察の女・白理でした。

彼女は、夫と息子を中華系ヤクザに殺されていて

自分一人では復讐できないから、水原を抱き込もうとします

復讐相手が、中国から日本に逃げたので

日本でなら復讐できる、って

他に手段がないので、水原は白理と一緒に日本へ

地獄島の時に、手を組んだはずの東山が

東のヤクザのはずが、西の幹部の息子で

まぁ、いろいろ画策していて

韓国系の日本の不動産屋の西岡タカシと組んで

民族系マフィア(国籍ではなく、民族で固まる。海外ではイタリア系とか。まぁそういうの)

を形成しようと画策していて

まぁ、その駒の一つに

地獄島を選び、その中の水原を選び、ってやってたんだけど

水原が生きのびては、コマ扱いする奴らに報復していくもんだから

どんどん計算がずれていく

中国のCIAみたいなのは、日本で死体を築き

半端に賢い西岡タカシっていう、東山が可愛がっている男を

水原ががっつり人質にして

で、息子が囚われて、西岡社長は助けにくるんですが

朴を韓国で殺した金と、金に命じる黄は、

西岡ごと水原を殺そうとして、西岡はひん死となり

東山のおやじは、水原を殺そうとして、中国政府に削除されと

まぁ、いろいろありまして

最終的には、白理は復讐を遂げたので、魔女と魔女(水原と白理)の盟約は達成され

東山のおやじたちが画策した、朝鮮系ヤクザ大団結計画は頓挫します。

で、東山タカシってのが、若くて無謀でかわいい男だもんだから

水原が、ちょっと情を残しちゃいますね

ってとこで読了

この本は、難しかったけど、面白かったわ。

魔女の盟約

posted with ヨメレバ

大沢 在昌 文藝春秋 2011年01月07日頃

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