豊臣仁義(三河雑兵心得)(14) 井原忠政 推し本。私の感想レビュー備忘録。秀吉に後継が生まれての大狂乱開始。

推し本。

大好きなシリーズです。この作者さんの出世作。

家康配下の雑兵が、出世していく話ですが

14巻では、秀吉の息子を淀様が生んで、秀次の妻子が惨殺される

って流れまで来てます。

三河雑兵心得(14) 豊臣仁義 (双葉文庫) [ 井原忠政 ]

三河雑兵心得 | 推し本探ブロ (veteranmama.com) このシリーズの既刊

井原忠政 | 推し本探ブロ (veteranmama.com) 井原忠政の既刊

豊臣仁義(三河雑兵心得)(14) 目次

序章、浜の真砂は尽きるとも

1,鉄砲百人組、襲われる

2,箱根山の山賊

3,陰鬱な世相

4,豊家大乱

終章、倒壊、伏見城

豊臣仁義(三河雑兵心得)(14) ネタバレ注意

秀吉、というか

まだ戦国の末期には、残酷な刑罰が、見せしめ、になっていて

観客も集まりました

秀吉の時代で有名なのは、石川五右衛門のかまゆでね

身内はぜんぶ磔でした

嫌な時代だ・・。

さて、茂兵衛のとこの鉄砲隊は生還率が高い

なので、高貴な侍とかが、息子を入れようとするんだけど

生還率が高いのは、がっつり訓練するからで

今回も、伏見から小田原まで、死にそうな大久保に会いに行け、と命じられて

100人隊で駆けつけます

遠いのよ

とっても大変

大久保の死に目に間に合って、豊臣家にいれてるスパイの引継ぎを

ってことだったらしいけど

大久保の相手は、石田三成でした。

石田は、近江侍なのね。秀吉ではなくて、淀様を主としてます。

ただ、大久保さんの末期には間に合ったけど

急いで部隊を動かしていたので

その休憩を襲われて、鉄砲を強奪されちゃいます。

そして、そこは戦上手な茂兵衛なので

斥侯はなって、鉄砲を奪った元北条らしい山賊のアジトだけおさえて

大久保のとこにご注進

大久保は自分が死んだあとに、山賊になった北条が足元を揺らすのを嫌だったので

これを機会に山賊を撲滅できて、喜びます。

ただ、その時に、北条で有名な忍者である風魔を捕らえて

こいつが、茂兵衛を逆恨みしてるようなので、要注意ですね

大久保が亡くなり

茂兵衛の知人もなくなり、死の影が多い中

秀次が秀吉に鉄砲を撃った、って話がでて

ついに、秀吉が秀次に切腹を命じ、その妻子も斬首にします。

ただでさえ少ない豊臣家の血筋が、どんどんへるな、と茂兵衛は暗澹たる気分ですね

で、その頃、秀忠の嫁に、淀さまの妹のお江さまを、って話がでます

17歳の秀忠に、24歳の、二度結婚した未亡人

さらに、最後の死別の相手とは、姫もいるけど

その子は豊臣の血が入っているので取り上げられて

お江は、秀吉のおぜん立ては本当に気に入らないけど

17歳の秀忠が、お市の方に似てる、と言われる美人のお江に惚れちゃって

意次が、伏見にいた秀忠とお江を人質に、って計画を察知して

茂兵衛たちが尽力して家康の陣内につれてきて、って顛末があります。

という感じで、本作読了です。

次巻も読みます(^^)

三河雑兵心得(14) 豊臣仁義

posted with ヨメレバ

井原忠政 双葉社 2024年06月12日

楽天ブックス

楽天kobo

Amazon

Kindle

この記事が、読みたい本を見つけるヒントになったよ~、とポチして下さるとうれしいです 。

にほんブログ村 本ブログ おすすめ本へ

にほんブログ村

このブログは、読了した本のプロモーションを含んでおります。