推し本。
漫画化で本作を知りまして、1巻を読んで面白かったので
続巻の本作を読破。おもしろかったですよ。
これは、3巻目が出るかな?
大正溺愛ファンタジー、と帯にありますが、あんまり大正って感じではない(><)
火の神さまの掃除人ですが、いつの間にか花嫁として溺愛されています 藤の花と夜の神 [ 浅木 伊都 ]
浅木伊都 | 推し本探ブロ (veteranmama.com) 浅木伊都既刊の、感想レビュー備忘録。
☆
火の神さまの掃除人ですが、いつの間にか花嫁として溺愛されています(藤の花と夜の神) 目次
1,妖狐の百貨店
2,かつての火蔵御殿
3,夜の神たちの争い
4,ひとりぼっちの神様
5,花嫁の決意
6,暁
終章、洋装事変
☆
火の神さまの掃除人ですが、いつの間にか花嫁として溺愛されています(藤の花と夜の神) ネタバレ注意
☆
火の神・鬼灯の妻となった人間の小夜。
とってもラブラブですが
二人そろって、妖狐の新店舗である百貨店の開店式典に招待されます
かわいい妻を見せびらかそう、と鬼灯が参加を決め
そこで、水の神と初めて顔合わせします。
小夜の実家の保護神であった神様ですが、今は実家を見放して、実家は没落
小夜を手元におけなかったことを、とっても残念がるので
鬼灯は、ちょっとオコですね。
☆
式典で、神が自分の大事なものを賭ける、ってのをチラ見した小夜は
自分の記憶を差し出すことが、かなりの神力を差し出すことになる、って知ります
そして、鬼灯と屋敷に戻り、日々が再開されますが
隠された、鬼灯が誰かに当てたラブレターを見て動揺して
つい、屋敷から駆け出したら、そこで拉致られます
☆
拉致られた先は50年前の過去で、そこにはまだ若い鬼灯と、鬼灯の師匠がいました
放り出されることなく、師匠のとこに置いてもらえた小夜ですが
鬼灯は、ほぼ小夜に一目ぼれで、師匠に生暖かい目で見られてます
小夜が未来から来た、ってのを、師匠は信じてくれまして
だれがなぜ、こんなことを、と理由を探すうちに
夜の神の、継承争い、ってことにたどり着きます
☆
若い鬼灯は、小夜を返すために、自分の一番大事な記憶を差し出し
結果、鬼灯は、小夜を覚えていたい、と書いた恋文を見ても、思い出せない状態に
そして、小夜は現代へと戻ります
☆
あっちでは一カ月、こっちでは1週間と、時間の流れが違いましたが
時間渡りをして、先代夜の神の空亡はひん死となり
それだけしても、空亡が愛する巫を助けることができませんでした
で、小夜が戻って少し余裕を持って元凶を探す鬼灯に
空亡は、もはや手も足もでない
☆
鬼灯は、もう関わるな、というけど
小夜は、鬼灯以外の神と結婚させられそうになった過去があり
それが余りにつらかったので、空亡の愛する巫を助け手やりたい、って
まぁ、色々ありまして
最後の最後に、空亡は愛する巫を抱き合うことができて昇天
今の夜の神は、絶望するんですが
そこに、鬼灯と小夜の浄化の力が作用して、それが暁のような暖かさだったから
ちょっと心を持ち直すことができました、って流れですね
良かったですよ。
これ、3巻も出そうだな~
推し
☆
火の神さまの掃除人ですが、いつの間にか花嫁として溺愛されています 藤の花と夜の神
posted with ヨメレバ
浅木 伊都/SNC 小学館 2023年09月06日
★
☆
☆
この記事が、読みたい本を見つけるヒントになったよ~、とポチして下さるとうれしいです 。
このブログは、読了した本のプロモーションを含んでおります。