火の神さまの掃除人ですが、いつの間にか花嫁として溺愛されています(藤の花と夜の神) 浅木伊都 推し本。私の感想レビュー備忘録。シリーズ2.時を遡った神の花嫁。

推し本。

漫画化で本作を知りまして、1巻を読んで面白かったので

続巻の本作を読破。おもしろかったですよ。

これは、3巻目が出るかな?

大正溺愛ファンタジー、と帯にありますが、あんまり大正って感じではない(><)

火の神さまの掃除人ですが、いつの間にか花嫁として溺愛されています 藤の花と夜の神 [ 浅木 伊都 ]

浅木伊都 | 推し本探ブロ (veteranmama.com) 浅木伊都既刊の、感想レビュー備忘録。

火の神さまの掃除人ですが、いつの間にか花嫁として溺愛されています(藤の花と夜の神) 目次

1,妖狐の百貨店

2,かつての火蔵御殿

3,夜の神たちの争い

4,ひとりぼっちの神様

5,花嫁の決意

6,暁

終章、洋装事変

火の神さまの掃除人ですが、いつの間にか花嫁として溺愛されています(藤の花と夜の神) ネタバレ注意

火の神・鬼灯の妻となった人間の小夜。

とってもラブラブですが

二人そろって、妖狐の新店舗である百貨店の開店式典に招待されます

かわいい妻を見せびらかそう、と鬼灯が参加を決め

そこで、水の神と初めて顔合わせします。

小夜の実家の保護神であった神様ですが、今は実家を見放して、実家は没落

小夜を手元におけなかったことを、とっても残念がるので

鬼灯は、ちょっとオコですね。

式典で、神が自分の大事なものを賭ける、ってのをチラ見した小夜は

自分の記憶を差し出すことが、かなりの神力を差し出すことになる、って知ります

そして、鬼灯と屋敷に戻り、日々が再開されますが

隠された、鬼灯が誰かに当てたラブレターを見て動揺して

つい、屋敷から駆け出したら、そこで拉致られます

拉致られた先は50年前の過去で、そこにはまだ若い鬼灯と、鬼灯の師匠がいました

放り出されることなく、師匠のとこに置いてもらえた小夜ですが

鬼灯は、ほぼ小夜に一目ぼれで、師匠に生暖かい目で見られてます

小夜が未来から来た、ってのを、師匠は信じてくれまして

だれがなぜ、こんなことを、と理由を探すうちに

夜の神の、継承争い、ってことにたどり着きます

若い鬼灯は、小夜を返すために、自分の一番大事な記憶を差し出し

結果、鬼灯は、小夜を覚えていたい、と書いた恋文を見ても、思い出せない状態に

そして、小夜は現代へと戻ります

あっちでは一カ月、こっちでは1週間と、時間の流れが違いましたが

時間渡りをして、先代夜の神の空亡はひん死となり

それだけしても、空亡が愛する巫を助けることができませんでした

で、小夜が戻って少し余裕を持って元凶を探す鬼灯に

空亡は、もはや手も足もでない

鬼灯は、もう関わるな、というけど

小夜は、鬼灯以外の神と結婚させられそうになった過去があり

それが余りにつらかったので、空亡の愛する巫を助け手やりたい、って

まぁ、色々ありまして

最後の最後に、空亡は愛する巫を抱き合うことができて昇天

今の夜の神は、絶望するんですが

そこに、鬼灯と小夜の浄化の力が作用して、それが暁のような暖かさだったから

ちょっと心を持ち直すことができました、って流れですね

良かったですよ。

これ、3巻も出そうだな~

推し

火の神さまの掃除人ですが、いつの間にか花嫁として溺愛されています 藤の花と夜の神

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浅木 伊都/SNC 小学館 2023年09月06日

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