ふつつかな悪女ではございますが(8) 中村颯希 推し本。私の感想レビュー備忘録。5幕・道術我慢の鎮魂祭・前編

推し本。

ネット小説の書籍化。作家買いでもあります。この作家さん、いろんなとこで書いててうれしい。

く~、5幕後半の9巻が出るまで待とうと思っていたんですが

我慢できずに買って、読んじゃいました。

9巻、早く出て欲しい!

ふつつかな悪女ではございますが8 ~雛宮蝶鼠とりかえ伝~ (一迅社ノベルス) [ 中村 颯希 ]

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ふつつかな悪女ではございますが | 推し本探ブロ (veteranmama.com)

ふつつかな悪女ではございますが(8) 目次

プロローグ

1,玲琳、気合を入れる

2,慧月、しごかれる

3,玲琳、匙を投げる

4,慧月、奮闘する

5,玲琳、爆破する

6,慧月、馬に乗る

7,玲琳、水面を見上げる

特別編、砕氷

ふつつかな悪女ではございますが(8) ネタバレ注意

朱慧月は、まぁ、ちょっと性格の悪い悪役令嬢というか、悪役の雛女なんですが

道術が使えたので

とってもうらやましかった、当代一の美女で雛女の黄玲琳に

入れ替わりの術を施しまして

自分が玲琳の中に入り、玲琳の魂を、自分の体に入れちゃいます。

ただ、玲琳はとっても体が弱く、そんな体に絶望しない鋼の精神の持ち主なので

慧月と入れ替わって、体が丈夫になったことに狂喜乱舞しちゃう。

一方、慧月は、この体で皇太子を射止めて栄華を極める!とほくそ笑みますが

中身があまりに違うので、けっこう早くにバレちゃいます。

入れ替わりするたびに、慧月は、玲琳の見た目と違う内面にほだされ

玲琳は、頑張る元気な人を庇護するという性質だから、ひたすらに慧月をかわいがり

二人には友情が(ただし、慧月はかなりのツンデレ)

感じで色々ありますが

現在の皇帝は道教撲滅を政治目的としてるので

バレると、慧月は処分だし、玲琳もヤバイ

なので、入れ替わりを知る他の雛女たち、皇太子、皇太子の異母弟

玲琳の二人の兄たち。などなどが

一致団結して、最後の入れ替わりを解消してバックレよう、って考えるんですが

皇帝が、慧月(中身玲琳)を引きはがし、他の4人をひとまとめにして

まぁ、遠距離に送るんですが、離れてれば入れ替わりもできる、とほくそ笑む子供たちに対して

父の皇帝は、自分が出張ってきて、いろいろ玲琳(中身は慧月)に無理難題を云います

雛女たちの援助と、かけつけた皇太子のおかげで

なんとかなったんですが

そこへ、慧月の体の玲琳がやってきて、彼女はひたすらに慧月(体は玲琳)を心配して

でも、自分の心配はさせないようにしてたんで

慧月は、もう大丈夫だからほっといて、って

愛する人を庇護したい黄一族の玲琳には

そんな慧月のセリフは致命傷で、ほんとに落ち込んで

まぁ、ツンデレ慧月が、玲琳の本心に気付いたから

玲琳に、皇帝の影が送られたから助けにいく、ってこととなり

うん、みんな、必死に玲琳(体は慧月)のとこへ

その頃、玲琳は刺客に襲われていて危機一髪で

そこへ、慧月の道教の技がさく裂

もう、玲琳が死ぬくらいなら、自分が道教の使い手とバレてもいい、ってこととなり

で、皇帝の刺客・アキムを若手で追い詰めるんですが

最終的には、玲琳が兄に頼んで、春に氷を壊して、夏の洪水を防ぐ、って作戦に

アキムが魅力を覚えて、皇帝への報告をちょっとだけ待ってやる、って

ただ、皇帝が憎んでいるのは、炎の使い手ではなくて

入れ替わりの術で

皇帝が復讐したいのは、今はなき、皇帝の異母兄であった第一王子を殺した相手だ、って

特別編は、アキムが愛する妻や一族を失くした経緯の話です。

貴族がぼんくらだと、庶民は大変・・。

って感じで読了。

く~。次巻はいつだ!4カ月くらいあとなんだよね~

ふつつかな悪女ではございますが8 〜雛宮蝶鼠とりかえ伝〜

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中村 颯希/ゆき哉 一迅社 2024年04月02日頃

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