三河雑兵心得(11) 百人組頭仁義 井原忠政 推し本の感想レビュー備忘録。本多家の娘が、真田と結婚。

推し本。人気の時代小説シリーズ。

新刊が出ると欠かさず購入してます。

大河ドラマで家康をやってますが

その家康の配下で、百姓から侍大将へとなっていく

立身出世物語です。

おすすめ。

ネタバレ注意。

三河雑兵心得(11) 百人組頭仁義 (双葉文庫) [ 井原 忠政 ]

三河雑兵心得(井原忠政) | 推し本探ブロ (veteranmama.com)

推しの時代小説レビュー | 推し本探ブロ (veteranmama.com)

序章、茂兵衛百人鉄砲隊

1,江尻城の女

2,惣無事令余波

3,花嫁の父、暴れる

4,名胡桃城事件顛末

終章、はねられた老大国

現在鉄砲隊を指揮して、侍大将クラスに出世した茂兵衛です。

ただ、織田軍と違って、こちらは三河

百姓からの急激な出世は、色々横やりがはいってます。

でも、やることやらないといけないので

部下の鍛錬の日々は続きます。

鉄砲は重いからね

冬の日にきちんと走り込みして、足腰鍛えないと

生死にかかわります。

そんな中、上司と部下が喧嘩になりまして

なんと、部下が上司を撃ち殺して逐電、って事件が

いちおう追手をむける茂兵衛です。

さて、茂兵衛とも縁のある穴山家の跡取り・勝千代が死にました。

16歳で子供もなく、穴山家は途絶える、ってことですが

甲斐の名門でもあるので、いろいろ考えて

家康の側室の産んだ子で、家康の血があるけど、甲斐の血もある万千代丸が

後継としてはどうか、って話が

穴山一族も、散り散りになるよりは

一応、武田(甲斐)の血をひく跡取りができればいいだろう、って

まぁ、穴山家への説得に茂兵衛が送られます。

ただ、茂兵衛は死んだと思ってますが

茂兵衛の息子を産んだ、茂兵衛の初恋の人の綾女が

実は穴山家の正室の侍女となってまして、

家康の五男で、今回跡取りになった万千代丸の乳母だったもんだから

事情を知る者は、茂兵衛と綾女が合わないようにいろいろします

ここらは、けっこうコメディなので、本編を購入して堪能してくださいませ。

で、こちらは無事に継承できます。

まぁ、その後この子は、後継がいなくてまたまた穴山衆は安定しませんがね

さて、上司を殺した鉄砲兵が捕まりまして

処分となりますが、その打ち手に、茂兵衛は弟の息子(茂兵衛の甥)である小六を指名します。

この時代、人を殺す経験がないと、戦場で殺されちゃうからね・・。

で、今回の処置で、小六は一皮むけます。

おお

さて、徳川と真田での縁組となり

徳川の養女に本多平八郎の娘が指名されるのね

真田と懇意の茂兵衛が、花嫁付き添いとなりますが

真田嫌いの平八郎が、乱入してきて、もう大変

で、最終的には、イケメンの真田長男を見て

美形のお稲も幸せそうに、婚姻と

ただ、真田はタダでは起きないやつなんで

茂兵衛を的にして、真田の城を北条の家臣が落とす画策をし

茂兵衛は撃たれちゃいます。

助かったのは、茂兵衛の娘が祈りを込めて刺繍してくれたおかげ?

って感じですね

徳川と北条と伊達が組めば

秀吉とも対抗できる、って最後の最後の群雄割拠

でも、伊達は北に目配りが必要だし

北条は、あんまりあてにならない

ので、家康はあくまでも秀吉を立てます。

そして、ついに北条ははめられて

秀吉との対戦へと動くのです

ってとこで11巻終了

今回は面白かった。

次巻も読みます(^^)

三河雑兵心得(11) 百人組頭仁義posted with ヨメレバ井原 忠政 双葉社 2023年03月15日 楽天ブックス楽天koboAmazonKindle

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