推し本。大好きなシリーズ。
百姓でありながら、足軽大将になった植田茂兵衛。
妻は松平家の一門です。
弟の丑松は、小金持ちの実家のあるおっとり未亡人と幸せに
友人で部下の辰蔵も、茂兵衛の妹のタキと祝言をあげ
すばらしいです(^^)
ネタバレ注意
三河雑兵心得(6) 鉄砲大将仁義 (双葉文庫) [ 井原忠政 ]
三河雑兵心得(井原忠政) | 推し本探ブロ (veteranmama.com)
推しの時代小説レビュー | 推し本探ブロ (veteranmama.com)
☆
茂兵衛のけじめ
1,奪還!高天神城
2,甲斐下山、穴山氏館
3,武田滅亡
4,本能寺
命を預ける
☆
仕事で、城に派遣される茂兵衛ですが
やっと、本拠地の浜松城へ戻ることができました。
鉄砲頭のままだが、配下の数は50丁に増え
護衛の鑓足軽が40人、小頭9人、与騎が3人の大所帯ですね。
立派な足軽大将。俸給2500万円!
☆
この規模も配下だと、三人の与騎が必要。
一人は、重役から預けられた大久保彦左衛門。
あと二人。
横山左馬之助を勧められます。茂兵衛を仇、って呼ぶ奴ね。
で、残りに枠に、辰蔵を推挙する茂兵衛です。
与騎は、足軽ではかなりの出世です。めでたいね~。
☆
高天神攻略は、あくまでも兵糧攻めのようです。
さて。彦左衛門を預けた大久保さんですが、末弟の性格が難ありなので
三河の身内に嫌われる末路を憂いてます。信康が、そうだったからね。
で、まだ足軽大将にはしない、これからも頼む、って言われる茂兵衛ですが
城攻めで、なんと城代とやりあって、アブナイとこを茂兵衛が助けてやります。
ここで手柄をゲットして、足軽大将になれ、って
育成を大久保さんに頼まれてる茂兵衛がいいますが
上役の手助けがあるようでは、イヤだ、って
☆
すみが娘を産みます。めでたい。
名付けを、すみの母に頼みました。気配りね
☆
特別任務です。
梅雪の妻と長男を、武田から奪い返して確保する、ってスピード勝負。
今、勝頼は朝廷から追捕の書状が出て、さらに浅間山の噴火で、身動きとれず
そのすきに、確保するのね。
梅雪の妻の侍女に、綾女が間者として入ってました。
追手を、茂兵衛の名采配でけちらして、配下の足軽たちは
手柄の生首をぶら下げてます。おお
☆
梅雪の侍女となった綾女は、まだこちらに付くようで
茂兵衛の閨にしのんできました。夜這いじゃ~
☆
穴山衆と戦争して仲良くなり
家老の有泉とも仲良くなるけど
家康からの密命は、密かに梅雪を監視して、ダメなら殺せ、って
刺客の役目もあったのね。
☆
織田信忠に、茂兵衛が梅雪のおともで謁見です。
一条のトップと一騎打ちでクビかき切っているので
武勇伝が茂兵衛から聞きたい、って。
無視される梅雪。
武田からは裏切り者といわれ、寝返った織田方からも軽蔑されます。
そして天下を取ったあと、主家を裏切った家をどうするか・・。
☆
茂兵衛の娘の名前は、綾乃に決まりました。
綾女に似てるから、どっきりの茂兵衛です。
そして、寄騎配下の左馬之助の家に果物とかもってすみが行くと
左馬之助の母が出てくることがない。
どうも、父の仇を討てというのは、いこじな母の命令らしい。
まだ妻もいないのね
☆
安土城に招かれた、家康、梅雪一行に茂兵衛も参加してます。
有泉は、城を見て、こんな城を建てる相手に逆らったのが間違いだ、って。
酒に酔って夜風にあたっていたら、信忠と再会して、織田家にリクルートされました。
すごい!
☆
左馬之助は、一応敵討ちをやめる、って気配はあるけど
本気であきらめたか?って聞くと、はい、って言わない。
だから茂兵衛は、お前が諦めてくれるなら、できる限り墓参りを約束する、って
☆
信忠から、鉄砲隊の訓練に茂兵衛が欲しい、って呼ばれ
家康は、織田家とのつなぎに、頑張ってこい!って
信忠にきかれるままに、山の砦で獣を撃って、走り回って、肉を喰わせた、というと
そこにいた信長が、2000石で織田にこないか、って
でも茂兵衛は、軽々と鞍替えせず、それを信忠が嬉しそうに見てました。
その後も家康に借りたい、といってきて
徳川では、茂兵衛が織田に行く、って噂がでます。
もとから、男の嫉妬がとりまく環境だしね~
☆
で、本能寺の変です。
最初、茂兵衛は信忠とともに戦うつもりでしたが
お前の主は家康、家康に伝え、守り抜け、って命じられ
雑色に変身して、京都を逃げ延びます。
お供は、藤野介と左馬之助。
ちょうど、平八郎が、京都に入る家康の前乗りでやってきたので
そばに寄って本能寺の変を伝えます。
平八郎は、ムチいれて馬で戻り、農耕馬に乗った茂兵衛は、ゆっくりと・・
ってとこで6巻終了。
とっても面白いので、絶対に購入してお読みください。
レビューくらいじゃ、この面白さは伝わらない!!
三河雑兵心得(6) 鉄砲大将仁義posted with ヨメレバ井原忠政 双葉社 2021年09月09日頃 楽天ブックス楽天koboAmazonKindle
☆
★
☆
☆
この記事が、読みたい本を見つけるヒントになったよ~、とポチして下さるとうれしいです 。
このブログは、読了した本のプロモーションを含んでおります。