作家買いです。
この作家さんでも、推理モノを書くのだな~、と手にとりました。
キャラとか動きは二時間もののドラマのようでした
推理、という点では、再読はしないかな(^^;)
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1、みだらな仏像
2,共産主義的自由競争
3,女たちのビフォーアフター
4,宿泊客ではないけれど
5,マダムス・ファミリー
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坂名麻奈は、コンシェルジュ希望のホテルウーマン
コンシェルジュとしてやり手の九鬼さんを尊敬してます。
京都のホテルなんですが、老舗だけど稼働率が今一つ
なので、高額部屋に連続して宿泊している桜小路さんの要望には
答えないといけない。
って感じで、彼や、彼に宿泊費をだしてる金持ちの伯母様とかがもちこむ
難題を解いていく、っていう、謎解き含めてのお話です。
1は、身分違いの男に嫁いだ親族が、もちこんだ「いやらしい金の像」をめぐって
九鬼さんが、それを「オスカー像のレプリカ」と見破り、亡き夫の想いを今によみがえらせる?話。
2は、共産主義者として頑張っているバーのマスター。
テロを計画してるか、って誤解した顛末を九鬼が解く話。
3は、失踪した訪問販売員を探す話。住所、地名が同じ場所がいくつかある、って発見してから、伯母様ががんばって、突き止めるけど、そう誘導したのは九鬼さんでした。
4は、麻奈のおじいちゃんの話。占い師だった過去とか、いろいろ。おじいちゃんの孫娘の想いを知れて良かったね。おばさんは脇で走りまわってたけどね
5は、桜小路家の家宝?のジオラマ寄贈の話から、戦争中の色々へ。敵性人形っていわれていた青い目のお人形の目玉、がこう使われていたとは
って感じの連作です。
詳しい顛末は、是非本編をお読みください。
桜小路と麻奈の恋バナ、にもならなかったし
桜小路はうろうろしてるだけだし
桜小路の伯母と母親の喧嘩も、熾烈というほどでもなくて
ちょっと、中途半端だったかな~
ホテル・コンシェルジュposted with ヨメレバ門井 慶喜 文藝春秋 2015年10月09日頃 楽天ブックス楽天koboAmazonKindle
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