推し本。作家買い。
大沢在昌作品は、時々尻つぼみになるんですが
本作は最後まで疾走できました!
おすすめ
大沢在昌 | 推し本探ブロ (veteranmama.com) 大沢在昌既刊の感想レビュー備忘録
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悪魔には悪魔を ネタバレ注意
高校時代から横道にそれ
都会に出て事件を起こし
逃れるためにアメリカに渡り
アメリカでも刑務所に送られそうになったので
毛深くない小柄な東洋人は、刑務所で「女」にされるので
逃れるために、兵役の道を選んだのが
本作の主役の将
戦争に行き、除隊の時には市民権も得てアメリカ人となれたけど
職は、傭兵くらいしかない。
ということもあって、ふらりと墓参に日本に戻ったら
日本に残してきた双子の兄の良が、麻薬取締官になって
潜入捜査の途中に消息が消えた、って
文系のおとなし系だった兄貴が?!と驚くが
最近の写真を見せてもらったら、傭兵ガタイの自分とそっくりでした。
良を心配した上司が
良の生死と、マトリ仕事の継続の一石二鳥をねらって
双子の将に、良に成りすまして、潜入してくれ、って
☆
残された手がかりで、ベトナム料理の店にいったら
美人さんがいて、どうも良の想い人のよう。
良には婚約者が交通事故死した過去があるようで
そういうのを乗り越えての相手らしいのね
将も好きになっちゃうけど、踏みとどまります(^^)
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彼女の強面の兄さんが、ベトナムの軍人らしく
薬がベトナム産なので、そっちも動いていて
薬が絡むから、ヤクザも動いていて
ウーパーイーツみたいに
自転車での売人を使う携帯の、新興勢力もいて
三つ巴の中で
彼女が人質にされたり
将が目をかけていた若者が殺されたり
で、兄貴の良は生きてるのか?!
と探すと、組織の薬の流れに、元警官と、現役警視が加わってるとわかり
精神科のある、閉じ込め病院の中に良が生きていて
組織側か?と思われた女性警官とか、いろいろがシロで
え~と犯人は
あの人でした(一応、ぼかします)
良が生きていたので、将は良に彼女と幸せに、と言い残して
アメリカへとかえっていくのね
面白かったですよ~
途中でやめられなかった
是非、本編を買ってお読みくださいませ(^^)
悪魔には悪魔をposted with ヨメレバ大沢 在昌 毎日新聞出版 2021年04月19日頃 楽天ブックスAmazonKindle
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