追憶の烏(八咫烏シリーズ・8)第二部2。阿部智里推し本。私の感想レビュー備忘録。金烏&明留の死の状況。 

推し本。大好きなシリーズ。

1巻ででたあの人が再びでございます!

ネタバレ注意

追憶の烏 [ 阿部 智里 ]

八咫烏シリーズ(阿部智里) | 推し本探ブロ (veteranmama.com)

ベテランママは小説、エッセイ、ビジネス本大好き。 : (阿部智里)八咫烏シリーズ (livedoor.jp)

序章

第一章、花祭り

第二章、その夜

第三章、きえた女

第四章、散華

第五章、あぎと

第六章、遺言

終章、答え

第一部が全6巻

番外編の中短編集が2冊

第二部が1巻でていて、今回が2巻。

今回で10冊目か・・。

全部読んでます

前のブログに書いた、八咫烏シリーズ、はこちら

このブログのは、八咫烏シリーズ、のこちら。

第二部1巻で、八咫烏の住むお山を購入する、って話がありまして

こっちの世界のはじめ君(おっさん)が、所有権を売ってくれ、って言われ

おやまの中に入ってみて、色々連れまわされる、ってのがありました。

出てきたのは千早と雪哉と、たぶん、美女=奈月彦の娘、で

2巻である本作は、その10年以上前の話から始まってます

金烏である奈月彦は、雪哉や明留や千早を側において

山神様が荒ぶる神になったのを、乙女が慰めることで

なだめる神に変貌しつつある中で

山神の力で荘園として存在するお山の、滅亡へのカウントダウンを

すこしでも落着させようと頑張ってます

危機感を共有して、4家の貴族も従っている、って思ってたんですが

南家のばあさまは相変わらず、息子の長束をトップにしたくて画策し

結果、奈月彦は暗殺されます。

ちょうど、人間界に留学していた雪哉は呼び戻され

そこで事件現場を見て、明留の死体を発見し

暗殺の実行犯が、南家出身のばあさまの指示だとたどりつきます。

その実行犯が、なんと、奈月彦の妹の藤波の宮でした。

1巻の、奈月彦の嫁選びの時に登場していた

お姫さまですが、兄に恋慕し、だまくらかされた東宮の姫を慕ってたことが裏目となり

宮を追い出された不遇の内親王ですが

自分に娘(内親王)が生まれ、奈月彦は、もう一人の内親王である

藤波の宮を、可愛そうに思ったのね

宮の呼び出しで出かけて、刺客の手にかかったの。

で、宮を育てていた滝本は、ばあさまの指示に従ってもしっぽ切りされるとわかってましたが、まさか、宮様が兄上である奈月彦を殺すとは思えず

で、結果、奈月彦を守って明留は殺され、奈月彦は絶命するのね

滝本が生き延びたことから、ほころびが出て

雪哉の誘導尋問もあり、藤波の罪は隠蔽しつつ、皇太后である南家のばあさまの罪を暴くことで、ついに、ばあさまの権力を剥奪しました

奈月彦の娘を後継に、と皆が動き出す中で

南家と東家がけったくして、東家の娘が、奈月彦と長束の父(じいさんよ!)と通じてできた息子を後継に、っていいだしまして

雪哉は、ことここにいたって

ばあ様もまたしっぽ切りされたのだ、4家の貴族の深い闇と策謀に負けた、って

負けたから殺された、仕方がない、という雪哉

この思考回路は少し面白い

奈月彦の妻子だけは自分の手元に抑えて守りたい、と思ったようですが

彼女たちは見事に逃亡

雪哉は、東家のトップと直談判して

やりようはいくらでもあるけど、あえて四家を使わなかったんですよ、って宣言して

南家と東家のいうがままに、傀儡のトップ・凪彦を認めつつ

全権は雪哉が握り、貴族を思うさま動かして

お山の危機に備える、って方法に梶を切りました。

ってとこまでが2巻の流れ

でもって、奈月彦の一人娘が、澄尾とますほの薄の娘、と名乗って

雪哉のとこにきます

役人としての登用試験に登場したのね

お互い、顔色を変えない対面がすごいです・・

ってことで、次巻に続きます

おもしろくなってきた!!

次巻が楽しみです(^^)

是非、本シリーズの一気読みをおすすめします。

分量ありますが、さくさく読めますよ~(^^)

追憶の烏posted with ヨメレバ阿部 智里 文藝春秋 2021年08月23日頃 楽天ブックス楽天koboAmazonKindle

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