推し本、大好きなシリーズです。
なかなか新刊が出ないので、待ちかねてました。
ネタバレ注意
八咫烏 | 推し本探ブロ (veteranmama.com)
ベテランママは小説、エッセイ、ビジネス本大好き。 : (阿部智里)八咫烏シリーズ (livedoor.jp)
☆
序章
1,長束(なつか)金烏の腹違いの兄
2,清賢(せいけん)
3,羽緑
4,翠
5,路近(ろこん)南橘家の嫡男
6,翠寛(すいかん)雪哉の元教官
終章
☆
金烏は、南家出身の皇后に命を狙われたこともあり
外の世界をけっこう知ってます
それに対して、腹違いの兄の長束は、賢いけれど箱入りで
弟のために、って頑張るけど、それだけでは足りないと
金烏に思われてます。
で、ある日、翠寛という男に師事しては、と勧められ
訪ねてみます。
この翠寛というのは、貴族がきらいで、それを言動で表しますが
子供のような彼を育ててくれ、と恩人の清賢に言われて
引き受けるわけです
☆
清賢という人は、頭のいいひとで
器のでかい人で
ある日、まだ子供だった路近と出会い
けいそういんが楽しい、って語ってみます。
で、路近は、南橘家の嫡子で
頭はいいし、武道もできるけど、人の情感が理解できなくて
周りを殺したり殴ったりするので
持て余されてるのね
でも、清賢の見るところ、それは育てそこなっているだけで
路近は、心のやさしい?やつだって
☆
さて、谷間という貧民窟で
美しい遊女の息子として生まれたミドリは
美しい顔だから、やがては色子となるだろう、って言われてる
どうせ売られるなら、相手が金持ちの方がいいだろう、て
いうやつもいるけれど、ミドリはなりたくなかった
そしたら、お前は私の子だ、というけっこう裕福な商人のおやじが現れ
実際、父親らしく、ミドリの名前を「羽緑」と変えて
実家に連れ帰ります
でもそこには、貴族階級からもらった正妻がいて
虐待されるのね
最終的に、寺においやられるんだけど
そこで、色子として扱われるとしって
羽緑は暴れます。貴族の子弟をボコボコにする
そんな羽緑に声をかけたのが、南橘の当主で
暴れん坊の長男・路近の従者となって
けいそう院へ、行くなら、庇護してやろう、って
☆
父にもらった羽緑、の名前を捨てて、翠と名乗ります
☆
殴られてもけられても、逃げ場がなく頑張る翠に
清賢は、逃げてもいい、って南橘当主からの一筆を見せてくれます
学院からは逃げないけど、路近からは逃げるようになる翠
で、翠と仲良くなった遊女を落籍したりして
路近は、なぜか翠からの殺意を引き出そうとしますが
まぁ、絶対に殺してやらない、と考える翠もなかなかの奴で
結果的に、谷間の朔王のとおで、露近が殺されそうになった時
翠と清賢の二人が命乞いをして
清賢が、片腕一本ぶった斬られることで、手をうつわけです
すごい
☆
翠は翠寛、と名前をかえてけいそう院で教授となり
そこで雪哉とやりあったりしまして
雪哉ともめながらも、雪哉は金烏
翠寛は長束、って感じで住み分けてたんですが
金烏が、貴族連盟に暗殺されて
結果、雪哉は金烏の意志を継ぐために政権側に残り
金烏の娘と妻は、長束の助力で落ち延びます。
娘と妻を庇って逃げたのは翠寛
で、戻ってきたところで終わりです。
おお、面白くなってきた!!
次巻が楽しみです。
烏の緑羽posted with ヨメレバ阿部 智里 文藝春秋 2022年10月07日頃 楽天ブックス楽天koboAmazonKindle
☆
★
☆
☆
この記事が、読みたい本を見つけるヒントになったよ~、とポチして下さるとうれしいです 。
このブログは、読了した本のプロモーションを含んでおります。