推し本。このシリーズは絶品です。
大沢在昌さん。
作家買いしている作家さんです。
新宿鮫が有名なんですが、この狩人シリーズも絶品です!
北の狩人
砂の狩人
黒の狩人
雨の狩人、と続いて6年ぶりの最新刊が本作です。
これでシリーズも終わりかな?
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1~65章
新聞連載を加筆修正してます
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冬の狩人 (狩人シリーズ5) ネタバレ注意
佐江っていうおっさん刑事が主役です
新宿のマル暴に恐れられていて
そういうとこは、新宿鮫と一緒ですが
あっちがキャリアの頭のいい、イケメン?に対して
こっちは、ノンキャリで、小太りの脂ぎった感じのおっさんです
こんなおっさんなのに
読みこんでいくほどに、おっとこ前度が上がるんですよね~
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地方の企業城下町で
そこのトップ二人が射殺、残り一人は今も昏睡状態という
未解決の「冬湖楼事件」ってのがおきたのが3年前
三年たってから、その地方署に、当日同席していて
その後、姿をくらました「阿部佳奈」から、出頭したい、ってメールが入ります
ただ、その出頭にあたって
新宿署の佐江刑事に出張って欲しい、って
なぜ彼女は佐江刑事を指名したのか?
事件の真相は?
っていう形で展開していく刑事推理モノです
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佐江は新宿、つまり警視庁管轄で
彼にくっつくように命じられたのは
若いながらも優秀で、30歳前に刑事になった川村
両親は、企業城下町で米屋をやってるという
地域密着型の刑事ですね
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彼が佐江に張り付かされたのは本当に偶然ですが
佐江の、マル暴に対する手際などなどに
圧倒されながらも、川本は、だんだん佐江に傾倒していきます
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ただ、川本はH県警の刑事だから、佐江に傾くと、周りから裏切りみたいにみられる
さらに、佐江は、キャリア組が、自分にクロがつかないために
ノンキャリを防波堤にするのを多々見ているので
川本の、まっすぐな良心を愛でて、川本を庇おうとします
うふ
そういうとこも、佐江のかっこいいとこなんですよ!
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重要参考人の阿部さんは、命を狙われます
未解決の事件の真犯人が、彼女をターゲットにしてるようですが
なぜ?
犯人の顔をしっている、または、実行犯の後ろを知っているのなら
出頭する前に話すこともできるはず
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などなどと、謎は謎を呼びまして
新宿の暴力団男が、アウトソーイングの刺客を送ってきたりするから
日本なのに拳銃の打ち合いになったり
川村の上司が、拳銃で射殺されたり
佐江が、川村の命を救うために
もたもたする上司に「短期間で部下を二人殺されたキャリアになるのか!」
って脅しをかけて、サクッと自分の使い勝手よいようにしたり
まぁ、ほんとに、一気読みでした!
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一応推理ものなので
誰が黒幕で、最後はどうなるか、っていうのは書きませんが
一つ、川村君は生還します!
彼が死んだらやだな~、って思いながら読んだので
これは、言ってもいいと思う
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企業買収が、根っこにあります
企業への憎悪も、あります
ヘタレの後継のオバカさんも、影響してます
で、佐江が選ばれたのは
「デブは好みではないけど、惚れちゃう男なの」っていう
ある彼女のつぶやきからの、ご指名でしたね
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これ、ほんとに納得しちゃいます
加齢臭とか強そうだけど
デブな男は嫌いだけど
佐江は、ほんとにかっこいい男です!
熱烈におすすめの一冊でした。
前のシリーズもおすすめです
特に、シリーズ1冊目、北の狩人は、絶品なので
是非!
冬の狩人posted with ヨメレバ大沢 在昌 幻冬舎 2020年11月18日頃 楽天ブックス楽天koboAmazonKindle
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