足軽小頭仁義 三河雑兵心得(3) 井原忠政 信玄進軍、三方ヶ原の戦い!善四郎様登場。感想レビュー備忘録。

面白い!

読み始めたら、やめられないシリーズです。

信長とかが主人公の本はよくあるけど

家康のことを、こんなに細かく読んだのは初めてです。

足軽の茂兵衛、頑張ってます!!

三河雑兵心得(3) 足軽小頭仁義 (双葉文庫) [ 井原忠政 ] ←あらすじ

序章、足軽小頭 植田茂兵衛

1,遠州一言坂の鬼

2,二俣城は渇く

3,三方ヶ原の血飛沫

4,犀が崖に一矢を報いる

終章、騎乗の身分

姉川の合戦で凱旋して、浜松城に戻った家康です。

茂兵衛は、足軽から徒侍へと出世します。

役目は、足軽小頭。

盟友の木戸辰蔵、弟の植田丑松、以下十名が配下。

侍になったので、足軽長屋ではなく、家が与えられます。

足軽が30万円

それが、250万円にアップ。ただし、色々自前ね。

配下に、忠吉ってのがいて、こいつが手癖が悪い。

敵からの略奪はOKだけど、味方から盗ったら泥棒なのね。

で、浅羽から短刀を盗んだ。

茂兵衛がふられた、綾女の旦那様です。

謝りに行ったら、格上だけど感じよくて、許してくれました。

これ、伏線になります。

北条が代替わりして、新しい人は武田と同盟だから

家康が狙われます。

で、とっかん大将の平八郎はやる気満々

彼の側室の乙女は、奥向きを取り仕切っているそうな。

本作では登場しませんが、いずれ出てくるのかな?

さあ、戦です。

戦場では、勝利運のある兵にくっついて走るのが常道で

茂兵衛も、うしろに沢山いますね。

でも、配下もコバンザメも、死んでいくのが戦場です。

首は討ち捨て、だそうです。

茂兵衛は、首をかっきるのが好きではないので

打ち捨ての方が好きなのね。

でも、しっかり仕事はします。

敵の大軍に、20名ほどの槍衾を敷いては下がり

敷いては下がりして、しっかりしんがりを勤めてます。

見事。

無事に生還した茂兵衛は、平八郎に呼ばれまして

恩人で、松平の縁戚の御曹司・善四郎の初陣を支えよ、って命令されます。

いい子みたいだけど、戦場ではお荷物ね。

二俣城での籠城戦です。

善四郎は体がきゃしゃなので(まだ若いしね)

弓が得意なんだって。

そして籠城のやぐらから、敵を討ちまして、殊勲ですね。

ところで、信玄は、三河や遠江を占領することをすでに考えているので

これから領地になる場所に、温情を大盤振る舞いです。

だから二俣城も、無理押ししない。

ですが、さすが戦上手の勝頼が、二俣城の水源である、川からの引き込み櫓を

ぶち壊していきました。

そして、ほぼ同時に、武田の赤揃いという必殺部隊が、見えてきます。

水がなくて、二俣城は降伏開城しました。

そのちょっと前に、盗み癖のある忠吉が、水を盗み飲みして

懲罰として処刑されます。

その処刑実行者が善四郎でした。

初陣で、最初の殺人ですね。弓での殺傷と違う手ごたえ・・。

上手にできないので、茂兵衛が落としてやりました・・。

信玄にはかなわないってわかってる。

そして信玄は、家康のいる浜松城を無視しました。

ここで追いかけないと、地侍たちが、みんな信玄になびいちゃうので

絶望的でも家康は討ってでます。

大変だったんだね・・。

でも、それは信玄の作戦で

家康が城から出てきたら、本隊が待ち構えていて

家康は配下と離れて、潜伏するしかない。

善四郎と、あとちょびっとの配下と合流しますが、逃げるに徹するしかない。

その逃亡戦の中で

配下の大男の寅八がひん死となります。

ですが、茂兵衛は置いて行かない。それが隊というものだ、って。

善四郎は、じっとそんな茂兵衛を見てます・・。

茂兵衛の背中で寅八は死にます。

そして、茂兵衛たちは日下部一行と合流します。

日下部は身分が高く、茂兵衛の隊長である一門の善四郎と顔なじみでした。

さらに、日下部の後ろには家康本人が。

別れて逃げ道を探した茂兵衛は、夏目と大久保と再会します。

植田の苗字をくれた恩人たちですね。

夏目は家康の兜をかぶって、身代わりで突っ込むつもりです。

夏目一党もそれに従いますが

茂兵衛は、もう違うから、って夏目が。

辰蔵と善四郎が茂兵衛を止めて、茂兵衛は家康の方を追います。

ここのシーンは、泣けました・・。

是非、購入して読んでくださいませね~。

家康はなんとか浜松城に生還し、茂兵衛たちも戻れましたが

平八郎は、夜討ちしないと、おさまらない、って

こっそり出張ります。茂兵衛もおともですね。

武田軍に鉄砲撃ち込みだけ撃ち込んで、撤退です。

ですが茂兵衛は、夏目達のなきがらを見定めたくて

元戦場へと戻ります。

そこで、首のない夏目様と大久保様の亡きがらを見つけて

戦場だから埋めることはできなくて

それでも、松の枝やすすきを厚くかけて、埋葬のかわりにしました。

形見も確保し、なんまんだぶ、も唱えられたしね。

で、帰ろうとしたら

浅羽さまが兜首と組みあっていて

ほっとこうかと思いましたが

浅羽さまなので、茂兵衛が割ってはいり

敵を討ち果たして、首を獲ります。

信玄側の侵攻が迷いぎみで

信玄の体調不良説が、茂兵衛たちまでも伝わってきます。

家康は、負け戦で配下が減ったので

若手登用を急ぎます。

家康は茂兵衛を、馬廻衆に抜擢したかったが

元百姓を、名門揃いの馬廻に入れるのに反対する者がいて

家康は、茂兵衛を断念します。

その代わり、善四郎が17歳で足軽大将になります。

寄騎として茂兵衛をつける、ってことでね。

年収250万円から750万円になりましたが

馬の餌とかも必要になるのね。

辰蔵も足軽小頭に出世です。

丑松は、平八郎のとこに異動ですね。

浅羽さまは傷が元で亡くなったようで

綾女が喪服(白い着物)を着て挨拶にきました。

亡くなる前に、首は茂兵衛がとった、って書き残す、って頑張ったようです。

いい人だね。

で、茂兵衛は、綾女を抱きしめずにおきました。

って感じで3巻終了。

これ、面白いな~

是非、読んでみて(^^)

三河雑兵心得(3) 足軽小頭仁義posted with ヨメレバ井原忠政 双葉社 2020年06月11日頃

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