婚約破棄されまして(笑)(3) 竹本芳生 推し本の感想レビュー備忘録。街道整備チート&ヒナ登場他

推し本。いま、注目のネット小説。

1巻は、早くも文庫化(人気だから)されてます。

ただ、なろうのネットの方を先読みしてますが

自分の領地に戻るまでのロードムービーがちょっと長すぎて

中だるみしてまして

ここらが、書籍化されるときに、上手に改善されるとありがたいな~って思ってます。

基本、面白いですからね(^^)

ネタバレ注意

婚約破棄されまして(笑)(3) (レジーナブックス) [ 竹本芳生 ]

婚約破棄されまして(笑)(竹本芳生) | 推し本探ブロ (veteranmama.com)

推しのネット小説レビュー | 推し本探ブロ (veteranmama.com)

旅路は続く

突如現れた温泉郷

期限付きの贈り物

道をたがえて

丸鳥渓谷

悪役令嬢ジャンルの作品です。

本作の主役のエリーゼは、家族に愛されてるので

婚約破棄されても、家族から邪険にされるバッドエンドはなし。

かえって、嫁ぐ予定だった第三王子のアホさ加減と

王家のしばりから自由になれて、幸せです。

でもって、婚約破棄の書類にサインしたときにいたのが

母の母国の皇太子の第五王子であるルーク。

悪役令嬢シリーズの中では、攻略対象になるようなイケメンで

前世の記憶があるということで、意気投合

さらに、食テロ、と書かれてますが、前世の記憶の料理を披露して、家族はもちろん、ロークの胃袋もゲットして

婚約破棄後に、領地に帰る道に

ルークが帯同することになります。

2巻で、路すがらに、ルークと愛を育みつつも

精霊の立ち歩きニャンコをゲットして

幼稚園児的身長で風貌にゃんこのタマとトラジがエリーゼに

ニコルがルークにティムされて、仲間が華やかになりますね。

3巻では、路が続く中で

ハインリッヒ父上が、皆を大事にすることから

金のある貴族ばかりを優遇しようとする街道筋の宿や町をスルーして

エリーゼの大量魔力と、同行魔法使いの補助、タマたちの土魔法で

大型馬車が沈まない、ちゃんとした脇街道をつくり

水場に近い野宿の場所には

エリーゼが土魔法で屋根付き東屋や、コンロをつくり

そこにハインリッヒ配下が魔獣除けをつくったりして

旅人たち用の緊急避難場所とかも作りながら、旅路は続きます。

雪狼っていう、大型魔獣が出た時は

エリーゼが切り込み隊長になっちゃって

ルークや兄上たち、父上たと総出で討伐

魔獣狩りだと、いろいろたぎっちゃうのね。

ルークにベロちゅうされちゃうエリーゼです。

ここらの、たびっちゃう話は、裏、のBLにつながりますが

本作には描かれてません。

途中で、過去にこっちにきたらしい転生者がつくった温泉場とかがあって、

男風呂、女風呂と別れてるんですが

露天風呂で声が筒抜けで

にゃんこたちが、エリーゼのおっきなお胸の話をしていたのを聞きつけたルークが

鼻血だしちゃったり

一緒に入った、元婚約者のジークフリート殿下のをみたにゃんこたちが

殿下はちっちゃい

ルークはひとなみ、って

なにが・・?(^^;)

道はすすみ、エリーゼたちの進む領地への道と

くっついてきてたジークフリート殿下の隊が別れる場所が近づきます

エリーゼの無限バックの中に、結婚に際して、王宮に送るはずだった食糧が多量にあることから

エリーゼは、ジークフリート殿下の隊にもおすすそわけを申し出まして

父上に許可されます。

にゃんこたちに、焼いた魚を食べさせる感じが

子育てするみたいになっていて

ルークのイクメンぶりに、惚れなおしちゃうエリーゼです。

まだ出会って少しだし、婚約中だけど

ルークとの子供が欲しいな、って思うエリーゼだし

エリーゼと結婚したいルークです

うふ

ここらで、王都へおくる定期便の一行と出会いまして

エリーゼたちは王都から帰郷

定期便は王都へ、ってことで

王都に残った友人たちへ、エリーゼは言伝を頼みます。

その際に、手土産を送りたくて

記憶持ちのルークに手伝ってもらって

賞味期限の魔法陣を刻んだ箱に、果汁を煮詰めたバラキャンディーとメレンゲを詰め合わせることに

詰め合わせの相談してるとこへ、ノエルが号泣して乱入です。

寝ているから、って黙っておいてかれて、ルークを探してたのね

こういうとこ、ほんとに子育て漫画だな・・。

エリーゼのママが、ムチもった女王様のかっこで

ジークフリート殿下の隊の部下をしつけてます

もともと、ジークフリート殿下の無茶ぶりだったとわかって、配下は解放されますけどね。

この、サド女王のかっこ、漫画化されるの、楽しみです

あ、この小説、漫画化が進んでますので。

魚介の圧力なべでのブイヤベースも、おいしそうだったな~

そして、ジークフリート殿下の一隊と別れて

ルークが黒い表情でホットした、って

男の嫉妬、すばらしい

鉄火ドンをつくって、お箸であーんしちゃうエリーゼです。

ラブラブじゃん

エリーゼのツンデレに、ラブが高まるルーク。

この話、けっこう王道のラブストーリーだわ

おいしいという丸鳥を狩りにいったら

その中の黄色いのが歯向かってきます。

狩るつもりだったエリーゼですが、ティムしたい!って宣言

ルークは静観に回ります。

で、無事にティムして、ヒナって名付けるんですが

けっこう手ごわい魔獣だった上に

ティムしたときの話を兄上たちにしたら、絶叫されて

父上に、それは、こいつが必殺の時の勝負の仕方だ、って

ヒナ、ってダチョウって感じかな?

乗ってみる、って連れまわしたら、エリーゼが乗り物酔い状態になっちゃって

ルークが背中をさすりに来てくれました。

で、いろいろ近くなったルークを

ハインリッヒ父上が、トールやキャスバル兄さまを従えてて呼び出すから

エリーゼが、釘をさし

エリーゼのママのフェリシアも

せっかく仲良しなのに、父親たちが口出ししたら

エリーゼが嫌われてしまうは、って言い切るから

ハインリッヒパパが折れました。

もともと、娘を獲られた嫉妬だったのね

かわいいパパだわ。

ルークも、エリーゼと結婚して領地に婿入りするのなら

側近を持たないといけない、って話がでます。

旅路も終盤だし、丸鳥狩りもまだしたいし

連泊になりました。

次は、お餅をつくるようです。

てとこで、3巻終了

ネットでは先読みしてますが

紙媒体の方が読みやすいので(老眼にやさしい)

次巻も新刊、読む予定です(^^)

婚約破棄されまして(笑)(3)posted with ヨメレバ竹本芳生 アルファポリス 2021年04月01日頃 楽天ブックス楽天koboAmazonKindle

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