人気シリーズの7巻目
枕絵での恐喝ネタも面白かったけど
まさか、松平定信の側室を、江戸に運ぶ警護話が!
面白かったですよ(^^)
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1章、甚吉とおはつ
2章、からくり提灯師
3章、火付け六十六部
4章、五人の雛侍
5章、身重道中
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幹次郎たちとの幼馴染でもある豊後岡藩の甚吉は
藩が貧乏になったのでクビとなり
幹次郎の口利きで、吉原の店の下働きに
そこで、おはつと知り合って、好きあって、所帯を持ちたい、って
そしたら、実は離婚経験のあるバツイチで、息子は嫁ぎ先に
置いてきたって、打ち明けられます
甚吉はそれでも所帯を持ちたい、といいますし
お互いの気持ちは変わらないのですが
おはつのふるさとに挨拶に行ったのに戻ってこない
心配して、幹次郎が会所の長吉を連れて見に行きます
おはつの元の亭主は、地元のヤクザに見込まれてやりたい放題ですが
ヤクザは、亭主の実家の財産狙いなのね
で、幹次郎たちに一喝されて、舅はついにバカ息子に引導を渡し
無事におはつは婚家から離別して、所帯を持てることに
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灯篭職人の秀次ってのが殺されまして
真相を探ると、秀次ってのは、女を襲っては、それを枕絵にして
それをネタにさらに女を襲うってやつでした
秀次を恨むやつは多かったですが
秀次の職人技は、兄弟子の遺品の設計図を盗んだものだ、ってわかり
そっちから、犯人がしぼられましたね
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3章からが、松平さまの側室を江戸に連れてくるお話
なんで、そんな話に吉原が首をつっこむか、といいますと
側室のお香さまは、もともと松平さまと幼馴染で
父上がハメられて御家没落
吉原に身売りされたんですが、吉原がいろいろ考えて
買ったばかりのお香様を、献上って形にしたらしいのね
で、二人は無事に仲良く暮らしてますが
今回、松平さまが老中になって江戸に戻るので
松平さまのアキレスけんであるお香様も、江戸へ、って
アキレス腱になるほど、溺愛してるし
迎えに行ったら、お香様は身重でした
幹次郎の妻の汀女も、旅のお供で参加して
道行の中での戦いを潜り抜けます
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今回のみちゆきのは、おしまの遺髪を届けにいった旅で
ひと皮むけた宗吉も参加してますね
こういうのが、長期シリーズの良いところです
身重なので、いろいろアクシデントもありますが
松平さまの配下の若侍5人も護衛に入り
人を斬ったことのない雛侍ですが
旅の間に成長していきます
で、最後の最後に強敵登場
もはや、お香様の奪還とかではなく
幹次郎と尋常に勝負したい、って
幹次郎が勝ちますけどね(^^)
って感じで7巻終了です
面白かった(^^)
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