推し本。
大好きなシリーズです。NHKのドラマ化が良かった。
その後、原作の方は「国税調査」が入ったりして、さなこと太陽の結婚が決まりました
二人の結婚式の場面が12巻の最後で
13巻は、二人が結婚式+新婚旅行、でお休みしている間の
脇キャラたち視点の中短編連作です。
面白かった。
これは経費で落ちません! | 推し本探ブロ 既刊の、感想レビュー備忘録
これは経費で落ちません! 13 ~落としてみせます森若さん~ (集英社オレンジ文庫) [ 青木 祐子 ]
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これは経費で落ちません!(13) 目次
1,佐々木真夕、飛んでいることに気づかない
2,鎌本義和、北風と太陽
3,山野内亜希、バディには早すぎる
4,馬垣和雄、逃げ水
5,新発田英輝、プライドと慧さん
エピローグ、帰ってきた森若さん
あとがき
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これは経費で落ちません!(13) ネタバレ注意
1,さなこの後輩の、経理部の真夕視点の話。
一生懸命仕事を覚えて、かなりできる子になってます。
きりか、という同期が企画課にいて、仕事が面白くて頑張ってるけど
企画課には派閥があるらしく、真夕は、そういうのとは距離を置きたいね
で、きりかの持ちこんだ数字に間違いがあって、真夕が上に報告して上からきりかへ
まぁ、同期とはいえ、上にあがるほどいろいろあるよね
って話。最終的には、仲直りです
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2は、鎌本の話ね
男尊女卑の男で、コスパを考えるので、結婚は割があわない、とか思っていて
女子は、30歳になったら売れ残りだから、さなこが30歳になった時に
俺が交際申し込んだら、泣いて喜ぶだろう、とか思っている男です
まぁ、後輩の太陽にかっさらわれて、その時になって、本気で好きだった、って自覚して
泣くとこはかわいげがありましたが
こういうのが社内にいると嫌だな。
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3は、他社を吸収合併した時に、そっちからきた
元バレーボール選手の亜希さんの視点。
営業で、鎌本なんかには、どうせ男はいない、って思われてますが
婚約状態の、やっぱり元バレーボール選手の同棲相手がいます
営業でできる男である山崎から
彼が過去に拾って大事にしてきた、会社としてはあんまり得にならないけど
切りたくない、って感じの会社を引き継ぎされます
事故おこしそうになって、山崎がフォローしてくれて
恋人がコンビニまで迎えに来てくれて、山崎に紹介して、って
その流れがよかったわ
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4は、馬垣っていう男のはなし
自己肯定感が異常に強く、嫌なことがあると、体調不良って言い張って
とんずらする、社会人として許せない男の視点での話
読んでてムカつくけど、こういうの、いるよな、って思いましたね
山崎なんかは、笑顔の下は腹黒で
よくしてくれた人には、良く、そうでない人にはそれなりに、って男なので
馬垣のことに、上手にコントロールして、大事な仕事からは遠ざけてます
この山崎手腕が面白かった
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最後は、会社の幹部クラスである新発田の話
このクラスでの視点の話は初めてだったので、新鮮。
初代から、現在の二代目になる時に
他の会社に売る、って感じの社内政争がありまして
その結末、って感じかな
ライバルで、ケンカップル?の営業部長と
さなこたちの上司である、経理部長の新発田の話
面白かった
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エピローグは、さなこ視点
結婚式を終えて、新婚旅行を終えて
会社に復帰したさなこです。
今回の本に登場した、真夕他全員が顔出しして
さぁ、日常業務がはじまります、って感じで終了
面白かったな
これ、まだ継続してほしいな。
今度、一気読みしてみよう。
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これは経費で落ちません! 13 〜落としてみせます森若さん〜
posted with ヨメレバ
青木 祐子/uki 集英社 2025年09月18日頃
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