推し本。
作家買いしたシリーズの3巻目。面白くなってきました
4巻から、シーズン2だそうです。
夫婦道中 うつけ屋敷の旗本大家 三 (幻冬舎文庫) [ 井原忠政 ]
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夫婦道中(うつけ屋敷の旗本大家.3) 目次
序章、妻への想い、娘への愛
1,新たなる入居者
2,豊後守の青春
3,美人画、人生の楽しみ方
4,闇夜の剣戟
終章、新宿百人町の躑躅
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夫婦道中(うつけ屋敷の旗本大家.3) ネタバレ注意
親父の官兵衛がヘタな博打で借金が多く
息子の小太郎は、屋敷に家作を立てて、その家賃で
借金返済を完遂中です
官兵衛が金を借りた、於金の父親は
娘の於金が旗本の奥さんになるなら、借金をチャラに、と思ってますが
於金が惚れてるのは、息子の小太郎ではなく、隠居の官兵衛
小太郎が惚れてるのは、家作の一人で
豊後守というお偉いさんの妾の佳乃でした
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で、この佳乃が、実は妾ではなくて、実の娘だった
って知ったのが2巻の終わり
豊後守に呼び出されて、5男で、跡取りにはなれないから
恋人の腹に子供ができて、祝言を、って時に
長男、次男が急死して
三男、四男はすでに婿入り後で
残った五男が後継に
さらに、美形だったので、将軍の娘に惚れられて
嫁入りしてきたんですが
将軍の姫様なので、側室はおけないし
子供がすでにいる、ってことも表に出せず
妊娠恋人を、持参金付きで同心に下げ渡しました
二人はその後幸せで、二人の子供もできたけど
仲良くなったからこそ、持参金を叩き返してやりたい、ってことで
博打にはまり、結果、借金が増えて佳乃は芸者稼業に
それを知った実父の豊後守が、妾として落籍して
で、肉体関係なく囲ってる、という
いろいろが小太郎に打ち明けられます
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さて、ばくち打ちの相模屋が、稼業をたたんで出ていくことになり
官兵衛への借金の証文を、於金の父親に売りまして
現金(大金小判)を手にいれます。
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相模屋のいなくなった家作に
吉田家の三人姉妹が入ってきますが
どうも、その三人は豊後守ゆかりの者らしく
佳乃が詰め寄られているのを、小太郎が割って入ります
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その後、佳乃は夜逃げをし
これは豊後守の差し金だ、ってわかる小太郎ですが
ということは
三姉妹は豊後守の正妻(将軍の娘)と、ガードの女剣士二人ってことに
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役者の円之助が、なんか長女の逆鱗に触れたらしく
たまたまを踏みにじられ、恥骨を折る重傷を負わされます
まぁ、権力者には逆らえませんが
洪庵先生も、円之助の親友の偕楽が看病しますね
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で、奥方様は、それはお姫さまだから品格があるので
家作の中年男どもが、ふら、ってなっちゃう
で、嫁にきて、屋敷から出たことのない奥方様は
邪念とは違う、崇拝みたいなまなざしを受けて、うれしいらしい
居座っちゃうのね
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一方、稼業をやめたら、手下が消えて、不安で、いつも大金を持ち歩く相模屋
で、襲われて、背中から切られて、金をとられて
小太郎の家作の洪庵先生のとこに担ぎ込まれます
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円之助と相模屋が、同じ部屋で寝込んで
洪庵先生と偕楽が看病したりして、それなりに回っていきますが
小太郎を狙う、甲府勤番時代の同僚がいて
で、やり取りした結果
葵槙之助が、隠居ってことで納めました
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佳乃は、小太郎がきらいだったわけではなく
於金は、ついに官兵衛に迫って、一夜をともにするし
女たちのそれぞれの気持ちを知って
官兵衛は於金を妻にすると決め
小太郎は、佳乃に夫婦になってくれ、って直談判です
で、佳乃がうなづいて、よっしゃ~、って小太郎が狂喜するとこで
3巻終了ですね
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posted with ヨメレバ
井原忠政 幻冬舎 2024年11月08日
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