禁じられた恋の果てに(アンシェーゼ皇家物語.4) タイガーアイ 推し本。私の感想レビュー備忘録。第二皇女のお話ですが、前編は、皇女の姑さんのお話。

推し本。

大好きなシリーズです。

元はネット小説で、まだまだ全シリーズが書籍化されてませんので

今も時おり、ネット小説の方を読んでます。

1巻では、皇太子が父の側室の連れ子と大恋愛結婚する話
(第四皇女・ヴィア編)

2巻では、側室の子で第二王子が、身分差でいじめられたかわいい乙女と大恋愛結婚する話。

(第二皇子セルティス編)

3巻では、側室の娘の第一皇女が、外国の貴族に嫁いで、とっても幸せになる話
(第一皇女マリアージュ編)

4巻では、側室の娘の第二皇女が、幸せになる話

(第二皇女リリアセレナ編)

うん、全部ハピエンのお話

側室の第三皇女のお話も、ネットでは公開されてますので

ぜひ、第五巻を出してほしい!

アンシェーゼ皇家物語4 禁じられた恋の果てに (一迅社ノベルス) [ タイガーアイ ]

アンシェーゼ皇家物語 | 推し本探ブロ 本シリーズ既刊の、感想レビュー備忘録

推しのネット小説レビュー | 推し本探ブロ 推しのネット小説、読了分の感想レビュー備忘録。

アンシェーゼ皇家物語 目次

1~5章

アンシェーゼ皇家物語 ネタバレ注意

隣国の大公国でのお話から始まります。

古い血筋で、近親婚が続いて、後継が途絶えた公国の主。

そのご、その分家が旧家として存続してまして

そんな大公国の旧家の一つがアルテルノ家

で、そこの嫡子のロベルトは

従姉妹のヴィヴィアを熱愛してましたが

ヴィヴィアは、近親婚の影響がちょっと出ていて、虚弱。

それでも、まぁなんとか成人はできました。

ロベルトの父と、ヴィヴィアの母が兄妹なんですが

ロベルトとヴィヴィアが恋心を持ち出した思春期早々に

二人は結ばれないよ、とクギをさしてました。

アルテルノ家の嫡男であるロベルトは子供が必須で

ヴィヴィアには子供が望めそうになく

で、他の女と結婚しようとしたら

そいつが性悪だったので、排除して

ロベルトへの恋の破たんで、夜の庭園で泣いていたヴィヴィアンが

男に襲われちゃったので、風聞を守るためにロベルトはヴィヴィアンと結婚します。

ただ、嫡男のロベルトは、ヴィヴィアン以外の女性と子供をつくり

その子をヴィヴィアンが認知する、ってのが約束されますね

で、最初の子がヴェント

母親が没落貴族なので、借金返済と引き換えに、産ませておしまい、のはずが

この母親と、その父親が強欲で、金づるであるアルテルノ家から離れず

結果的に、ヴェントは、この生母からの影響で正妻であるヴィヴィアを見下し

次男の母が平民だったので、次男のユリフォスをいじめる悪党に育ちます

ヴェントはバカではないので、父親の機嫌はとるけど

ユリフォスをいじめ、自分が名家の跡取りだからと、親類の子たちも見下し

まぁ、そんな時に、正妻ヴィヴィアがエリーゼという女の子を、ロベルトとの間に産みます

大公国の法律では、嫡子が後継となるので

ヴェントはエリーゼに嫡男の座を奪われ、虚弱な妹の死を望み

ユリフォスは、自分を慕ってくれるエリーゼをかわいがり、という生活が続きますが

エリーゼが7歳で風邪をこじらせて急死

自分に家督が戻ったことで、ヴェントは喜び、妹が死んでせいせいする、とか

なんと、ヴィヴィアンがいる庭先で大きな声で言うから

ヴィヴィアンが切れ、ヴィヴィアンを溺愛するロベルトが切れ

ヴェントは、後継からはずされます

ここらの、ヴェントへのざまぁは、とってもカタルシスでした

うふ

で、ずっと後継だったヴェントより、平民の母を持つユリフォスを

名門の跡取りにふさわしくするために、アンシェーゼ皇国の第二王女・リリアセレナが

お嫁にくるわけですよ

この第二皇女さまは、後宮で、実の母親に虐待されていて

それに気づいたのが嫁入り先の姑であるヴィヴィアンで

ヴィヴィアンは、亡くしたエリーゼの代わりに、リリアセレナを溺愛します。

リリアセレナも、はじめは「お試し」みたいにロベルトとヴィヴィアンに反抗期となりますが

ヴィヴィアンが、本気で自分を愛していると知って、こころを入れ替え

で、ユリフォスは、留学して近くにいないんですが

文通で会いを育てていくわけです

この文通部分が、ネットでは公開されてますが

今回の書籍化では省かれていて、ちょっと残念

テンポ、を考えると、こういう構成になるのかな

番外編、というかSS編として、どっかで書籍化してほしい

文通していたユリフォスが、修学を終えて自国へと戻り

アンシェーゼの皇女さまは、み~んな美形なので

幼かった婚約者が、6年たって戻ったら、ものすごい美少女になっていて

文通でいとしさもマシマシでしたので

ユリフォス、大満足です

ユリフォスは、兄のヴェントにいじめられたのが傷として残り

リリアセレナも、実母からの虐待は残っているので

許さなくていい、と、心根で一致するとこがすばらしい

で、ユリフォスは、アンテルノ家の長き懸案であった

干潟の干拓を、学びの中で実行に移し、父ロベルトも優秀なので

アルテルノ家の資産は、ものすごいことになりそうですね

ロベルト×ヴィヴィアンの愛も深く

ユリフォス×リリアセレナの新婚さんもうまくいきそう、ってとこで

本作は終了

良かったわ~

推しまくり~

アンシェーゼ皇家物語4 禁じられた恋の果てに

posted with ヨメレバ

タイガーアイ/Ciel 一迅社 2024年12月27日頃

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