推し本。
大好きなシリーズです。
これを書いている時に、シリーズ7が出版されました。
読みます(^^)
任侠シリーズ | 推し本探ブロ 本シリーズ既刊の、感想レビュー備忘録
今野敏 | 推し本探ブロ 今野敏作品既刊の、感想レビュー備忘録
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任侠楽団 ネタバレ注意
阿岐本組が、いろんな企業に手出しして
立て直していくシリーズです。
今回は、いつもながら、阿岐本組に話をもってくる永神親分が
コンサルタント、として
正式?に依頼してきましたね。
楽団としては、かきいれ時である、公演の前に
楽団が二つに割れたので、どうにかしてください、って依頼でした。
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阿岐本組は、組長の下に5人しかいないので
弱小すぎて、広域暴力団指定は受けてません。
ただし、組長が異様に顔が広くて、大手の組のトップとも
サカヅキを交わしているから、いろいろと「通じて」しまいます
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阿岐本組の組員は
まぁ、世間をドロップアウトした子たちなので
阿岐本組長が、いろんな企業の立て直し事案を持ち込むと
知らない会社の会社員のフリとかができて、とっても楽しそうですね
この、組員たちのキャラが立っているのも魅力です
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今回、新しい指揮者がドイツからくるんですが
その人が実力主義、ってことで
プロの楽団員ではありますが
バイトとかしてる人も多いので
オケを第一にしない、と実力派の若手が
古株をなじったりして、結果、分裂騒ぎです
で、そんな中、来日したドイツ人指揮者が
背後から殴られる、という傷害事件が起きました。
事件性をうやむやにしたい所轄(赤羽署)に対して
警視庁捜査一課から、指揮者さんからの訴えがある、ってことで碓井刑事が出張ってきて
犯人捜しが始まります
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この、本部からきた碓井刑事は
サクット阿岐本組長以下の身分を見て取りますが
排除しないで、犯人捜しです。
で、阿岐本組としては、もとからの依頼通り
楽団を一つにまとめないといけない
犯人捜しと、一つにまとめること、が同じゴールになりそうなので
刑事の申し出で、一緒に動くことになります
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で、楽団の一人が、ジャズの公演にも参加してるってわかり
この公演に、ドイツ人指揮官が関心を持ち
音楽家としての交流がはじまってから
犯人は、ドイツ人指揮者の通訳もかってでていた
サブ指揮者だとわかりました。
被害者のドイツ人が、訴えを取り下げ
犯人は、楽団員じゃなかったし
仲間割れも、サブ指揮者の画策でしたし
すべてがマルっと収まって
刑事は本部に戻り
阿岐本組は、依頼を完遂、って感じで読了
今回は、刑事さんと一緒にお仕事、ってとこが
新しかったけど
ちょっと、はじめのころの面白さが抜けてきたな~
次巻も読みます(^^)
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posted with ヨメレバ
今野 敏 中央公論新社 2022年06月21日頃
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