本好きの下克上 第二部(神殿の巫女見習い)(1)香月美夜 推し本の感想レビュー備忘録。フラン&ギルと孤児院改革。

本好きの下克上

アニメ化されましたね~

で、アニメ化されたのは

マインが神殿の青色巫女になるまでのお話でしたので

こちらは、アニメ後のお話になります。(その後2期が放映されました)

ネタバレ注意

本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~第二部「神殿の巫女見習い I」 [ 香月 美夜 ]

本好きの下克上・第二部(神殿の巫女見習い)(香月美夜) | 推し本探ブロ (veteranmama.com)

プロローグ

誓いの儀式と側仕え

巫女のお仕事

青い衣と異なる常識

本題

古着購入

ルッツの怒りとギルの怒り

与えるべきもの

初めてのお外

料理人教育

デリアの仕事

孤児院の実情

神官長の言い分とわたしの決意

神官長と密談

孤児院の大掃除

新商品考案

書字板とカルタ

星まつりの準備

星祭り

祭りのあと

ルッツの行く道

ルッツの家出

神官長の招待状

神殿での家族会議

エピローグ

・・

今はまだ遠い場所

側仕えの自覚

ネットで読んでいたんですが

挿絵はキレイだし、かわいいし

毎回、二つほどの書き下ろしがありますので

本の購入を熱烈におすすめします(^^)

本作のプロローグで、神官長の年齢が明記されとります

20歳ですって!

マインが7歳だから13歳の差ね(^^)

でもって、エピローグのちょい前

マインの涙のために神官長がハンカチを貸してくれて

それの名前がありました

フェルディナンドですって

ウフ

さて、本作では

兵士の娘から、神殿の青色巫女へとグレードアップ?したマインです

これから、どんどん地位を上げていく

出世魚のような少女なのですよ

ネットで最後まで読んじゃってますからね

貴族社会って、今までのマインの常識では測れません

もともと、こっちの世界に来たのが5歳の時だし

ほとんど寝たきり少女だからね、マインは

ただでさえ社会と接してないのに

貧民から貴族の生活ですからね~

で、図書館はありますが

貴族との挨拶の仕方から違うし

いろいろ興奮するとすぐ倒れるマインです

でも、神官長がつけてくれたフランとは

早めに意思疎通ができてよかったです

で、問題児のギルも、マインに褒めてもらうことを知っていい子になるし

愛人こそ至高の出世、と考えるデリアは、まだ問題がありそうですが

マインがご褒美の服をくれたので、一応お仕事頑張ってます

そんな中で、孤児院の幼年の子たちが、放置されてすごいことになっていて

それを知ったマインは、いろいろ奮闘します

気持ちだけでは人は救えず

ベンノさんへルッツにホウレンソウして

できるだけ、と頑張るマインですが

フランの手助けを得て、神官長にもいろいろしてもらえて

子供たちは、飢えから、解放されていくわけです

あと、ルッツが家族と和解できたのもよかったわ

職人の仕事ではなく、商人の仕事を選んだルッツ

口下手な父親との齟齬を

神官長が呼び出して、言葉にして伝える、って手順を踏んで

やっと、和解できましたし

そんな父と子を、神官長が「良かった」って見るまなざしも良かった

これは、これからのお話ですが

神官長も、亡き父上が好きだったのよね

ちゃんと、伏線になっていますので

全巻書籍化されたら、がっつり読み直すことをおすすめします(^^)

本作には書き下ろしが二つ入ってます

トゥーリーとギルのお話です

トゥーリーは、貧民町内の子ですが

向上心がすごい(本を読むってだけでアッパークラスだからね)マインの影響で

どんどん知識とやる気が増していくのですよ

いい話だわ

あとギルの話も、マインに惹かれていくからこそ

捨てられたくない、って思っていて

そんなギルに言葉をかけてくれるのがルッツなのね

こちらも、男の子たちの友情とかがいいです

ってとこで第二部神殿の巫女見習い.1は終了です

次巻も読みます(^^)

読んで下さってありがとうございます(^^)

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