盲目の公爵令嬢に転生しました(1) 波湖真 推し本の感想レビュー備忘録。ネット小説のかっちり完結版。

推しのネット小説。

だらだらと長くなったり

途中で中断しちゃうネット小説が多い中で

1~2巻で、きれいの終わる本は、大歓迎です。

本作も、しっかり2巻で完結。

推し。

ネタバレ注意

盲目の公爵令嬢に転生しました(1) (レジーナ文庫) [ 波湖真 ]

推しのネット小説レビュー | 推し本探ブロ (veteranmama.com)

病弱で、18歳で亡くなった前世。

で、前世の記憶を持って生まれたのがアリシア。

公爵家、という封建社会ではトップクラスの身分で

母に似た美貌だったけど

盲目でした。

盲目だと気づいて泣いたけど

両親の愛は変わらないし、前世と違って走れるし、と

ないものを嘆かず、あるものを堪能するアリシアです。

ある日、盲目用に、綱のはってある森の中でかけっこして楽しんでいたら

同じ年位の男の子と遭遇

カイルという名前の5番目の王子さまでした。

勉強さぼってきた5歳の王子様ですが、アリシアのために、自分が勉強して教えてやる、っていうのね

アリシアの見えないけどきれいな瞳に、ほぼ一目ぼれです

(その時には、当人に自覚ありませんが)

その後、けっこう自由に動くアリシアが盲目だと忘れていたカイルですが

魔獣にむかって走っていくアリシアをみて

アリシアの危険さが身にしみるのね、で、守ろうと決意するわけです。

で、アリシアは一人娘だし、そこへの婿入りをカイルが立候補。

娘を溺愛する父公爵は、早すぎる、としぶりつつも

魔獣からアリシアを守ってもらったし、実は5番目だけど、王位を狙えるくらい賢い王子なんで、まぁ、いろいろ目論見が合致して

無事に婚約となります。

カイルは、他の貴族同様に学校に行き、二人は遠距離となりますが

不穏な噂があるので、アリシアは学園のカイルに会いに

そこにいたのがエミリアでした。

彼女は、転生者で、この世界が乙女ゲームの世界だと思っているので

その進行通りに生きて行こうとするんですが

アリシアは悪役令嬢のはずなのに、美形で、盲目で、カイルが溺愛してる

おかしい?!と思いまして

いろいろ画策するわけです

この世界には魔法があるんだけど、想像力とかいりいろが必要で

アリシアは盲目だから、こっちの世界をうまく想像できず

けっか、魔力がない、ってこといなってる。

こっちで狼、と呼ばれたものが「熊」だったり

馬、と呼ばれるものがバイク?だったりね

学園に遊びにきたアリシアが、襲われます

犯人に、アリシアは魔力スタンプを押すけど

犯人は見つからない

で、襲われて怖がることなく、犯人捜しをする根性があるアリシアですが

いろいろ考えて、学園の聴講生として残ることになります。

エミリアは、この世界は乙女ゲームだと思っているので

シナリオ通りに動こう、と頑張ってまして

アリシアが学園の残るの大歓迎なのね

エミリアは、こっちの世界にないものをどんどん作り

結果、エミリアの男爵家にはお金が入ります

お金が入ってから、家族仲も屋敷内もぎすぎすしてますが

エミリアは、これはゲームだから、と割り切るようにしてるのね

で、ゲーム通りにならないと、世界が消えちゃう、とけっこう必死

アリシアは、エミリアの色々から

エミリアも転生者と思い始めたので

前世の記憶がある、という秘密を、思い切ってカイルに打ち明けます。

そして、エミリアもまた、転生者であり

エミリアこそが、アリシアの敵対者だ、って

おお、おもしろ

盲目の公爵令嬢に転生しました(1)posted with ヨメレバ波湖真 アルファポリス 2022年01月12日頃 楽天ブックス楽天koboAmazonKindle

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