転生令嬢と数奇な人生を(2)落城と決意 かみはら 推し本の感想レビュー備忘録。一つの国が終わり、隣国・オルレンドルへ

推し本。ネット小説です。超絶面白い。

1巻を書籍で読んでから、買う本がおっつかなくて

ネット小説の方を読破しました。

読み比べると、書籍版の方がより分かりやすいです。

さすが早川書房、きっちり構成が入ってますね。

でもって、人殺しがともなう紛争があり

隣国の画策による兄弟げんかと、国家転覆があり

カレンの数奇な人生は、よりふかく展開していきます。

ネタバレ注意

転生令嬢と数奇な人生を2 落城と決意 [ かみはら ]

推しのネット小説レビュー | 推し本探ブロ (veteranmama.com)

1,生き残れ

2,あの忘れ得ぬ日々は遠く

3,記されていたのは果たせない望み

4,少年の意志

5,崩壊の足音

6,きょうだいげんか

7,落城の幕が上がり

8,ひとつの国のおわり

9,保護者の憂い

10,おとしもの二人

11,ジェフリーとチェルシー

12,オルレンドルの街並み

13,転生者の疑問

14,元外交官のおじいちゃん

特典

連理の枝の行く末は

風呂にまつわるエトセトラ

あとがき

義理の息子で、コンラートの跡取りが射殺され

悲鳴をあげるうちに、その婚約者と母が殺され

カレンは、間一髪逃げ延びます。

緊急の鐘もならず、領民が泡を吹いて死ぬような状態の中

辺境伯は、妻の連れ子であるヴェンデルに、お前に託すが好きに生きろ、と遺言し

カレンもまた、伯に押し出されるように逃亡へ。

でも、最後にはカレンは見つかり

落城騒ぎでの若い娘の末期はむごいから、と敵の女に情けをかけられ

一思いに殺す、ってとこで、ライナルトの配下に助けられます。

ライナルトの一軍がかけつけ、コンラートから敵は逃げますが

貼り付けで殺された辺境伯ほか、死体だらけの中

再度の襲撃を恐れて、ろくな埋葬も出来ずにカレンたちも撤退します。

そんな中で、ライナルトへの疑問、襲撃に対する疑問が増えていきますが

カレンは、敵国の血をひくライナルトに「あなたに賭ける」と後見人を要望します。

ライナルトは拒否して当然でしたが、自分の身分も定まらない今に、自分を後見に選ぶカレンを受け入れて、後見人に

辺境が敵に蹂躙されたことで

皇太子はカレンたち遺族を糾弾しますが、王さまは不問を告げ

皇太子と次男の確執はより深まり

公開決闘となりますが、なんと、そのごたごたで

二人の王子が殺し合うこととなり、次代は、側室であるカレンの姉の産む子が

決定されます。

さらに、二人の子を失くした王が城に戻ると、ライナルトの企てたクーデターが成立

王も、王妃も「内乱を起こした貴族により殺された」という筋書きの中

敵国の王子・ライムントが「内乱を起こした貴族を粛正」して権力を掌握します。

まだ側室の腹にいる子が、傀儡として決定し

ライムントを後見にしたカレンは、先見の明のある魔女扱いされます。

で、ライムントはファルクラム国を手土産に帰国するので

もうカレンと逢う事もないけど、後見人としてはちゃんと面倒見る、と約束してくれて

で、カレンはファルクルムでひっそり暮らすはずが

コンラートという領地が、先の紛争で手元に戻らず

結果、経済的には商売をするほかなく、その相手は帝国だってことで

帝国に居住地を替えます。

その途中で、二人の王子が死ぬきっかけになったジェフリーを拾ったりしまして

オルレンドルへ到着です

帝国で、かなり地位のあがったエルと再会するカレン。

そして、帝国で推薦されて購入した屋敷には

なんか、曰くがありそうで

ずっと空き家だった隣の家のことで

シスという魔法使いとライナルトが来訪

そしてシスが、カレンを餌にして・・。

ってとこで2巻終了

転生令嬢と数奇な人生を2 落城と決意posted with ヨメレバかみはら 早川書房 2022年03月02日頃 楽天ブックス楽天koboAmazonKindle

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