推し本。ネット小説です。超絶面白い。
1巻を書籍で読んでから、買う本がおっつかなくて
ネット小説の方を読破しました。
読み比べると、書籍版の方がより分かりやすいです。
さすが早川書房、きっちり構成が入ってますね。
でもって、人殺しがともなう紛争があり
隣国の画策による兄弟げんかと、国家転覆があり
カレンの数奇な人生は、よりふかく展開していきます。
ネタバレ注意
推しのネット小説レビュー | 推し本探ブロ (veteranmama.com)
☆
1,生き残れ
2,あの忘れ得ぬ日々は遠く
3,記されていたのは果たせない望み
4,少年の意志
5,崩壊の足音
6,きょうだいげんか
7,落城の幕が上がり
8,ひとつの国のおわり
9,保護者の憂い
10,おとしもの二人
11,ジェフリーとチェルシー
12,オルレンドルの街並み
13,転生者の疑問
14,元外交官のおじいちゃん
特典
連理の枝の行く末は
風呂にまつわるエトセトラ
あとがき
☆
義理の息子で、コンラートの跡取りが射殺され
悲鳴をあげるうちに、その婚約者と母が殺され
カレンは、間一髪逃げ延びます。
緊急の鐘もならず、領民が泡を吹いて死ぬような状態の中
辺境伯は、妻の連れ子であるヴェンデルに、お前に託すが好きに生きろ、と遺言し
カレンもまた、伯に押し出されるように逃亡へ。
でも、最後にはカレンは見つかり
落城騒ぎでの若い娘の末期はむごいから、と敵の女に情けをかけられ
一思いに殺す、ってとこで、ライナルトの配下に助けられます。
ライナルトの一軍がかけつけ、コンラートから敵は逃げますが
貼り付けで殺された辺境伯ほか、死体だらけの中
再度の襲撃を恐れて、ろくな埋葬も出来ずにカレンたちも撤退します。
そんな中で、ライナルトへの疑問、襲撃に対する疑問が増えていきますが
カレンは、敵国の血をひくライナルトに「あなたに賭ける」と後見人を要望します。
ライナルトは拒否して当然でしたが、自分の身分も定まらない今に、自分を後見に選ぶカレンを受け入れて、後見人に
☆
辺境が敵に蹂躙されたことで
皇太子はカレンたち遺族を糾弾しますが、王さまは不問を告げ
皇太子と次男の確執はより深まり
公開決闘となりますが、なんと、そのごたごたで
二人の王子が殺し合うこととなり、次代は、側室であるカレンの姉の産む子が
決定されます。
さらに、二人の子を失くした王が城に戻ると、ライナルトの企てたクーデターが成立
王も、王妃も「内乱を起こした貴族により殺された」という筋書きの中
敵国の王子・ライムントが「内乱を起こした貴族を粛正」して権力を掌握します。
まだ側室の腹にいる子が、傀儡として決定し
ライムントを後見にしたカレンは、先見の明のある魔女扱いされます。
☆
で、ライムントはファルクラム国を手土産に帰国するので
もうカレンと逢う事もないけど、後見人としてはちゃんと面倒見る、と約束してくれて
で、カレンはファルクルムでひっそり暮らすはずが
コンラートという領地が、先の紛争で手元に戻らず
結果、経済的には商売をするほかなく、その相手は帝国だってことで
帝国に居住地を替えます。
その途中で、二人の王子が死ぬきっかけになったジェフリーを拾ったりしまして
オルレンドルへ到着です
☆
帝国で、かなり地位のあがったエルと再会するカレン。
そして、帝国で推薦されて購入した屋敷には
なんか、曰くがありそうで
ずっと空き家だった隣の家のことで
シスという魔法使いとライナルトが来訪
そしてシスが、カレンを餌にして・・。
ってとこで2巻終了
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転生令嬢と数奇な人生を2 落城と決意posted with ヨメレバかみはら 早川書房 2022年03月02日頃 楽天ブックス楽天koboAmazonKindle
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