王妃ベルタの肖像(2) 西野向日葵 遷都と、ルイの家出と、王様との歩み寄り。感想レビュー備忘録。

おもしろかったです!

なろう小説の書籍化版。

漫画化もされてます。

王妃ベルタの肖像 2 (富士見L文庫) [ 西野 向日葵 ]

王妃ベルタ | 推し本探ブロ (veteranmama.com)

☆

1~3

彼女の言い分

4~8

アウスタリアの女たち

☆

王妃が王宮からいなくなってから

王様は、ベルタの寝室に通うようになります。

ベルタは、気が向かないと、完全スルーが得意な人なので

王様に振り回されてるって段階で

王様に惚れてるんだわ、と、子供の頃から仕えている侍女は看破してますが

ベルタには、まだ自分の心がわかってない。

自分より一回り年上の王様は

ベルタが、自分の言動で翻弄されてるのを愛でてます。

いっけめ~ん。

ベルタはほんとにルイを愛していて

王様もルイをかわいがってますが

自分が母親に与えられなかった情愛を、ルイが受けていることが

ちょこっとうらやましいのね。

そういう描写が、この本の良いとこでもあります。

☆

ハロルド王は、歴代の王が希望していた遷都を決行する予定です。

いまの王都は手狭なのね。

ただ、遷都には反対もあるし、お金もかかる

王の側近は、王の希望にそって動いてますが

王妃さまが、さりげなく動くことで、側近も動きやすく

すんごく楽!とか思ってます。

☆

そんな時、王さまの側室候補に立候補したのがニーナ。

王様の中では、ベルタの親族に嫁がせる予定だった娘です。

ベルタは、お手つきだったのか?と慎重に調べますが

そういうことはなく、王さまからは、よろしく頼む、とだけ

はい、ダメ亭主

☆

ヒノメ伯爵は、娘のニーナの言動に頭をかかえてまして

ニーナの独走っぷりがすごいです。

で、このニーナが、ベルタを嫌いだ、っていいながら

だんだんと、ベルトに思い入れていくとこの心情変化が

とても面白いので、本編を是非、購入して読んでくださいませ。

☆

ルイは、順調に育ってます。

乳母がいても、一番好きなのはかあさまで

かあさまがいる時は、とうさまにも笑いかけるのね。

でベルタは、そういう子育てを、ハロルド王が許してくれてるからだ、ってわかってる

こういうとこが、ほんとにベルタは優秀。

☆

遷都先の候補は二か所あって

それぞれが、地権や思惑があって、拮抗してる、と思ってましたが

実は、ハロルド王の中にはもう決まってまして

それをベルタに伝えてなかったので

ベルタは、聞いてません、って皆の前ではっきりと王さまに文句をいいます。

家臣一同、びっくりです。

で、家臣たちもいろいろ言いたい事はあったんですが

王妃様が王様に、夫婦喧嘩みたいに抗議するから

あっけにとられて?黙っちゃいまして

ハロルド王の決めた都市に、遷都は落着します。

☆

ベルタは、わかっていて抗議してて

こういうとこの、ベルタの政治センスは素晴らしく

それは、見る人にはわかるのね

うん、この小説、政治的駆け引きもきちんと描かれてるので

是非、本編を購入して読んでくださいませ。

☆

ある夜

ハロルド王が、深夜に目が覚めて、眠れないからベルトとのベッドから抜け出します。

すると、ベルタが「陛下」って呼ぶので

何気なく王様は振り返るんですが

そしたら、ベルタが泣き出しちゃうのね。

なにごと!って王様が走り戻ると、前は振り返ってくれなかった、って

あの三夜の時にも、ベルタは、去っていく王様を呼んだけど

王様は無視していっちゃって、それがけっこうなトラウマだったのね。

王様は、ベルタの若さ、もろさを目の当たりにして、ぎゅっと抱きしめてあげました。

このシーンと、とっても好きです。

ロマンティック。

☆

で、遷都の視察で、王さまとベルタが一緒に出掛けると

おいていかれるルイ王子はお冠です

なので、自力でかあさまを探しに行きます!

☆

視察から帰城途中の王とベルタの時に、急使がきます。

城でルイが消えた、って

ベルタは自分で馬を走らせるつもりでしたが

王様が乗せる、っって。馬上で話しかけたら

「あなたは馬のことに集中して!」ってベルタが叱ります。

相手、王さまなの。

不敬罪ね(^^)

☆

城に転がり込み、王さまが理性的に配置するなか

ベルタの母の勘で、こっち、と探し始めたら

すぐに、ルイがめっかります。

かあさまに会えて喜ぶルイですが。

狂ったように探していた乳母は、見つかって号泣。

それにつられて、ルイも号泣です。

☆

王様は、ルイへの躾のために

自分の動きで、大事な乳母が遠ざけられる、と教えよう、って。

でベルタは、戻した時に、俸給を増やすか、夫を昇進させるなら同意します、って

☆

南部、ベルタの一族、ぺルタ族と

北部の貴族の分断を埋めるために

ベルタのほかにも、南部に、ハロルド派閥の貴族の娘を嫁がせたくて

それが、ニーナだったのね。

☆

王は、ベルタには自分の隣で幸せになって欲しい、って思い、それを口にします。

そしてベルタも、伝わっておりますよ

「ハロルド」って、名前を呼んでくれるの。

王様、幸せね(^^)

☆

て感じで2巻終了です。

3巻も書きます。

王妃ベルタの肖像 2posted with ヨメレバ西野 向日葵/今井 喬裕 KADOKAWA 2020年09月15日頃 楽天ブックス楽天koboAmazonKindle

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[原作]西野向日葵(富士見L文庫/KADOKAWA刊) [漫画]田中文

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