転生幼女はあきらめない(6) カヤ 推し本の感想レビュー備忘録。王都襲撃&リアの誘拐黒幕登場。

推し本。大好きなシリーズです。

ネット小説の書籍化版で、現在は漫画化もされてます。

ネットの方はずいぶん前に読了。

で、6巻で終了かと思ったら

人気で、継続再開となりました。とってもうれしい!

この作者さんは他にもシリーズを持ってますが、この本が一番面白い。

キャラの魅力かな~。

ネタバレ注意

転生幼女はあきらめない(6巻) (サーガフォレスト) [ カヤ ]

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プロローグ、幼女の日常

1,不吉な使者

2,襲撃

3,終結

4,後始末

5,後ろ姿

6,本当の誕生日

特別収録、その目に映る世界(スタン)

第二王子アルバートのお見合い、ってことで

見分広げるっていうか、いろいろ遠足した、リアとニコ王子。

帰国してしばらくしたら

キングダムの四侯であるレミントン家が、イースターへと出奔する。

リアのお友達のクリスや、フェリシアも連れて。

イースターに出奔したレミントンから

四侯(今は三侯)に向けて手紙が届きます。

使者はイースターの第三王子・サイラスでした。

リアをさらおうと色々した王子ね。

で、王様は、出奔したレミントンを許さないので、戻るな、って

リアは、ちょっとびっくり。

サイラスも、驚いたみたい。レミントンが戻りたいなら、いつでもおいで、って感じだと思ってたのね

四侯の義務を投げ捨てたレミントンを許すつもりはない、っていう

国家の方針ですね

リアはちょびっと成長したけど、相変わらずお昼寝時間はへらず

クリスがいなくなったニコは、ちょっとお暇ね。

グレイセスが緊急の様子でオールバンス家に飛び込んできます。

リアの警護であるハンスが部屋に入ってきて、緊急態勢で情勢を待ちます

すると、フェリシアが、クリスを連れてイースターから逃げてきた、って

グレイセスは、フェリシアたちを心配して

イースターとの境界で、密かに警備体制をしてたんだって

で、イースターから出てきたフェリシアとクリスを保護して

フェリシアの望む「リアのとこへ」の言葉に従ったって。

クリスは魔力が増えすぎて能面みたいになっていて

それを見てとったリアが、空の魔石を持たせて魔力を減らすと

目がさめました。

フェリシアは、クリスを人質状態にされて、母に従ったけど

父上が逃がしてくれた、って

リアは、ジュリア叔母様を呼んで、って頼み

三侯が揃って、顛末を聞きます。

ジュリアは、子供が一人だけで、亡き父上の浮気癖で、たくさん庶子を育てたことのあるリスバーン家なら、クリスとフェリシアを預かれるわよ、って。

クリスは、リアにママがいないから

ジュリアをママにはできない、っていうのね。

でもリアは、リアのママは心の中にいるから、ジュリアおばさんは二人目のママ、って

クリスはそれで、ジュリアを第二のママにすることに納得します。

リアが、何人ママができるかな?って言うから、とりあえず二人でいいんじゃない?ってジュリアママが。

うん、こういうやりとりが和むの

ある日、城の様子がおかしいのを、ハンスがすぐにキャッチ。

ニコと一緒だったリアは、ニコの方が大事、と判断します。

普段は、護衛のために両手をあけておくハンスがリアを抱きあげ

おろおろしてるニコの警護に、すぐに抱き上げてついてこい、って

ハンスとニコ、みんなの知恵で、リアとニコは、結界の間に隠れます。

多勢無勢なので、警護はあえて散って、情報分析と応援へと走ります。

前に、城の中に遊びのための秘密基地、を用意していたから

食べるものもあるので、籠城のかまえです。

イースターのサイラスたちが、ニコ+リアを探していて

ベッドの下に隠れたりして、いろいろ時間稼ぎをします。

ですが、イースターの狙いは、キングダムに結界を張らせないことでした。

王族を拘束して、魔石に力を入れさせないようにしますが

石の魔力は薄くてもなかなか消えない

技師が呼び出され、魔石が外され、持ち逃げされますが

リアのぬいぐるみの中の大きい魔石をそこにはめ込み

リアとニコの二人で、なんとか魔力を注ぎ、その夜はしのぎます

でも、外された魔石が入っていたので

ニコとリアの居場所はバレました。

隠れてもムダ、ってことで、リアとニコは

ベッド下から出て、ベッドでどうどうと寝ちゃいます。

で、良く寝るリアが目覚めると、ニコが朝食してました。

サイラス王子は、人質のくせにまったりしていて腹を立ててますが

今度はすべての魔石を外したので、今夜こそ、キングダムに虚族がでるぞ、って

サイラスたちが駆けまわっている間

閑なリアに誘われて、ニコはベッドで飛び跳ねて遊びます。

ふと、窓の外を見たら、衛兵が歩いてました。

ニコとリアで、窓のかじりついて手をふると、巡回はそのまま行ってしまいました。

その宵、キングダムに結界はない。

でも、キングダムの住民が、ちょっとでも逃げる時間をつくるために

リアは結界を張ることを決意します。

そして、結界は共鳴すると広がっていく。

ニコとリア、幼児二人で結界を張ります。

すると、ルークの結界が反応し

さらにギル。

フェリシア、マークと、6つの結界が響き渡ります。

結界があることを知ったサイラスが、ダンビラ下げて現れます。

ニコを守ろうとリアが前に、そのリアをニコが庇い

二人、手をつないで結界を張りながらサイラスを見上げます。

サイラスは、二人を殺しても結界はなくならない

王族、四侯すべての血族を皆殺しにしないと、結界はなくならないのだな、と

ムダな殺しはしないことにしたようです。

イースターで排斥された第三王子の、勝手な謀略、という風にしたかったらしいですね。

そこへ、ハンスたちが窓を割って突撃して、リアたちを囲んで守ります。

サイラスは、リアに、一緒にこないか、って声をかけますが

リア、即答でお断りです。

サイラスが逃げ、ハンスは、王子のニコを無視してリアだけに声をかけ

リアとニコの結界が、疲れてダメになりかけた時

遠くから、リア・パパのゆるぎない結界が張られるのでした。

このシーン、本当に素敵です。

この小説は、再読してるの。

大好きだわ

リアとニコは救出され

城に閉じ込められていた時に、ルークたちの行動が語られます。

で、おっとりのキングダム国家ですが

イースターに出兵します。

ハンスは、お役立ちなので、イースター出兵に駆り出され

もちろん、オールバンス当主であるリア・パパもです。

で、今回のイースターへの出兵に

ウェスターが派遣協力し、その中に、アリスタたちがいたんだって

だから彼らは、オールバンスの館へと招待されます。

ギルだけでない、リスバーンの叔父さんとも対面したアリスターは

自分の血縁がまだいることに、ちょこっとうれしい気分らしく

そんなアリスタをリアはほっこり見てますね。

ヒュー王子も、リアをかわいがっていて

再会を喜んでくれます。

ただ、息子であるニコを危険な目に合わせたので

パパ皇太子が過保護になっちゃって、ニコも、賢いから委縮しちゃって

それを開放したのは、リアとアリスターでした。

昔、リアに言われたことを忘れてない。

自由にしていいんだ、って

パパ皇太子も、ちょっとガードが緩みましたね。

ここらのセリフのやりとりは、本当に魅力的なので

是非、本編を購入して堪能してくださいませ。

イースターに攻め込み、キングダム王宮の情報を漏らした

レミントンの二人が、拘束されてもどります。

リアの顔をみて、お前を殺しそこなったのがケチのつきはじめだ、っていうクリスのママ。

リアは、それでも、フェリシアもクリスも友達だ!って。

いい子じゃ。

今まで、四侯は疎遠だったけど

リアの登場で、みんなが仲良くなった。次代には、もっと孤立しないで魔石の番人であることに傷つかずに、生きていきたい、ってギルが言うのでした。

アリスターたちがいる間に

リアとニコが、夜の町に繰り出すことになりました。

ニコがいるから、護衛がすごくて、お忍びにならない

さらに、金の瞳に紫の瞳の子だからね~。みんな、すぐに気づいちゃう。

皇太子は、ニコに金貨を渡したようですが

そんなもの、屋台で払っても、お釣りがない。

バートたちは、うちの王族もたいがいだが(ヒューのことね)キングダムの王族もたいがいだな、って

不敬罪だね(^^)

で、仲良くジュース飲むニコとリアが可愛いです。

バートたちは帰国していき

リアは、父上のお誕生日をしていないことに気づきます。

しなくてもいいぞ、っていうパパですが

リアがつぶしたお芋をプレゼントしてもらう、ってのを思い出し

仲のいい人を招待しての、内輪のパーティーに。

パパは、そういえば、リアのママの生前には

誕生会をしてもらったな~、って今さらながら思い出します。

パパ・ディーンが、昔から人慣れしないのを心配していたスタンおじ様は

愛されて、笑って、人の顔色に気付くようになったディーンを見て

嬉しくて泣いちゃうのね。

いい人だ。

さすが、ギルの父上だ!

って感じで完結。

その後、漫画化版がでるタイミングで

短編がちょこっと連載されてますが

一冊にまとまるほどではないんですよね。

継続して出ると、うれしいな~、って思ってます。

とってもおススメのシリーズなので、是非!

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