成熟スイッチ 林真理子  推し本の感想レビュー備忘録。日大理事長就任記念?すばらしいエッセイ。

推し本。作家買いです。

林真理子さんは、エッセイは推しだし、歴史小説もすばらしい。

そして、今回日大の理事長に就任。

その機会に書き下ろされた?のが本作です。

真理子さんの人間関係からの成熟度とか

とっても魅力的なので、一読をおすすめ。

是非、購入して読んでみてくださいませ!

ネタバレ注意

成熟スイッチ (講談社現代新書) [ 林 真理子 ]

林真理子 | 推し本探ブロ (veteranmama.com)

前書き

序章・四つの成熟

1、人間関係の心得

愛はおしみなく

人付き合いは変化していく

成熟を教えてくれた人

広がる人脈と後輩世代

女と男の距離

幕間。未熟者が長になるまで

2,世間を渡る作法

感謝の流儀

品性が試される時

社交のタブー

話術のスパイス

時間を制するもの、世を制す

幕間・王道を行くか、センスで生きるか

3,面白がって生きる

お金を味方につける

仕事をどう面白がるか

読書の快楽

遊びの本気、出好きの出来心

幕間・生き残るのは変化するもの

4,人生を俯瞰する

俯瞰力と自己愛の効用

老いとの近づき方

家族が教えてくれる成熟

レールに乗って

真理子さんは、タイトルのつけ方がほんとに秀逸で

この本の「成熟スイッチ」も素晴らしいですが

目次のタイトルも、これを読むと

読後に、ああこの話、ってすんなり思い出せる

利己的、利他的、ってのがありますが

最初に差し伸べないと、戻りはないですね

これは、還暦過ぎた私にもわかる。

若い時の赤面経験に、夜中起きることも

ある

はは

人生だわ~

いろんな先輩たちにかわいがってもらってたんだな~と

読んでいて思いました。

パリ行のお金を貸してくれた親友も偉い

若い頃の真理子さんでは、戻ってこない可能性の方が高かったよね。

会食が多いからこそ、誰が払うか、に敏感なとこも

とっても好ましい。

ダイエットは何回やってもダメだけど

書くことは、ほんとに執念のようだから、人の天職って、こういうとこなんだろうな~

お金を味方につける、というのも、ほんとに同意です。

還暦すぎてからは、特にそう感じる

そのために、私は相場をやってるんですからね。

おかげ様で、リターンもまずまず

(特定口座なんで、どんどん税金天引きですが・・)

俯瞰する力、も大事ですよね

俯瞰できないと、今がすべてで追い詰められちゃう

なんて感じで読了

面白かったので、是非!

成熟スイッチposted with ヨメレバ林 真理子 講談社 2022年11月17日頃 楽天ブックス楽天koboAmazonKindle

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