政変問答(うつけ屋敷の旗本大家)(4) 井原忠政 推し本 私の感想レビュー備忘録。幕末の上知令撤回の顛末

推し本。作家買いしたシリーズの4冊め

幕末の旗本・大矢小太郎を主人公にしたシリーズ。

時代は幕末で、旗本は貧乏で、そんな中での色々です。

主人公の大矢小太郎が、剣の腕はいいんですが、いろいろ魅力が今一つなんですよね・・。

政変問答 うつけ屋敷の旗本大家 四 (幻冬舎文庫) [ 井原忠政 ]

うつけ屋敷の旗本大家 | 推し本探ブロ 既刊シリーズの感想レビュー備忘録。

政変問答(うつけ屋敷の旗本大家)(4) 目次

序章、恋は思案の他

1,憧れの江戸城本丸御殿

2,内憂外患

3,上知令の夏・・両国広小路裏の小部屋

4,天保十四年閏九月の政変

終章、烈公謹慎

政変問答(うつけ屋敷の旗本大家)(4) ネタバレ注意

旗本屋敷はそこそこ広いので

そこに家作を建てて

家賃をとるってのが、幕末にはよくありました

大家家は、前の当主が放蕩者で

その親父のしりぬぐいのように

息子の小太郎は、島流し状態でしたが

そこで博打の才能を磨き

まぁ、帰ってきてからは封印してました

さて、部屋を借りてる人が、色々問題を起こす

ってのが流れでしたが

老中の妾、という触れ込みだった佳乃が

実は、正妻に内緒の娘だと知り

佳乃は、母の再婚先の父が博打で作った借金のために

芸者とかしてまして

で、それを、実父の老中が落籍して、囲ってる、って流れでした

で、その佳乃に惚れて、老中さんの赦しも得たけど

老中の正妻ってのが、将軍家の娘で(いまの将軍の叔母にあたる)

正妻に頭があがらない状態のとこへ

妾がいる、ってことで大家の屋敷に間借りに来ます

ここらのドタバタと

父親が、娘ほどの相手を妊娠させた、って話があり

四巻では

江戸城に出仕がかなった大矢が

場内で追い回されてる人を助けたら

それが水戸藩の藩主でした

この人、革新派で、いろいろ憎まれてます

追いかけてきた人は殺され、名前を探ると

なんと、大矢家の借家人である恵那姫のとこの侍女の実兄でした

水戸藩主と、佳乃の実父の老中が罷免され、上知令は完全につぶされます

次の老中は、阿部正弘ですね、この人有名

で、大矢の親父は、出会い茶屋を作り、覗き部屋を作り

大儲けをもくろんでます

って感じで読了

メインの話は、上知令の顛末ですが

ちょっと、話がとっちらかってるし

次巻は読まないかな

政変問答 うつけ屋敷の旗本大家 四

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井原忠政 幻冬舎 2025年07月10日

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