推し本。
キーワードに惹かれて読みました。サクっと読めて、ハピエンだから読後感もよく
時間つぶしに、とっても有意義な本でした。
今世もトドメを刺されるのはごめんなので、最愛の夫はもう要らない (DREノベルス) [ 曽根原ツタ ]
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今世もトドメを刺されるのはごめんなので、最愛の夫はもう要らない 目次
1,女王は最愛の夫にトドメを刺される
2,女王は5年前に回帰する
3,逆行の真相
4,王女の実力
5,ブリュートニーの戦い
6,最愛の夫との決着
7,女王陛下の仰せのままに
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今世もトドメを刺されるのはごめんなので、最愛の夫はもう要らない ネタバレ注意
17歳で、父が亡くなって即位した若いエトワール女王
王配にイザールが選ばれたけど、結婚して王位継承権がイザールに入ると
イザールは、エトワールを剣で刺し殺し
エトワールが信頼していた家庭教師で聖女のポセニアの腹に子供がいるから
そっちを王妃とする、って言います。
そのまま死んじゃったエトワールですが
彼女を愛する騎士のレイが
秘術と、魔石と、ありったけの魔術で、時戻しの術を発動します
レイの命と引き換えの時戻しは完成して
さぁ、5年前、12歳のエトワールへと死に戻りです
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って感じで始まるお話です
イザールってのが、ほんとにひどい男で
こいつをエトワールの婚約者に選んだ、エトワールの父王が
愚王、ってよばれるだけあっての政治力のない男で
ただ、エトワールを抱き込んで守ってましたが
父王がなくなって、隣国のハニートラップとして送られた
聖女ポセニアが、エトワールの悪口をいいまくってた、ってのが前世
で、今世では、ポセニアの正体もわかっているし
イザールとの婚約破棄を目指すエトワールです
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さて、エトワールは前の記憶がありますが
レイもまた、記憶が残っているらしく
多分、自分が秘術を使った、ってエトワールに告白
二人で、今度の世界では国を守り
イザールとポセニアにざまぁすることをめざします
☆
って流れでして
12歳の子供ができることから、ってことで
まずは、家庭教師だったポセニアを解雇
で、ポセニアが言いふらしていた、エトワールへのネガティブキャンペーンを
地道に取り消していきます
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前世では、父王が一人娘のエトワールを抱き込んで出さなかったんですが
今回は、馬にも乗るし、闘いの最前線にもいく
で、レイにも出世を求めて
イザークよりも偉くなってもらいます
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ポセニアは、悪逆非道な女で
母国での貴族の座を約束されてましたが
イザールが自分に惚れこんでいるので
エトワール亡きあと、この国の王妃になるのもいいな、って目論んでます
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ポセニアが聖女として認められているのは
回復魔法があるからなんですが
秘術の石を持っているらしい、と今のエトワールはわかります
彼女のニセ聖女の仮面を外させようとしますが
そのために、医療団が丸々ポセニアに殺されたりします
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最終的には
イザールとポセニアは、お互い相手になすりあいをしていて
そんな二人の牢獄でのやり取りを、証拠として貴族たちに知らせて
イザールとエトワールの婚約は正式に破棄され
ポセニアと二人、斬首の刑となります
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父王は、前世の時と同じ時期に亡くなり
エトワールは若き女王として即位
今回は、闘いで国を守った女王として、国民の人気もあり
レイも偉くなって、女王の王配としての地位を目指して頑張ります
前世で、エトワールに想いを告げられなかったので
今回のレイは、エトワールに愛を囁くことにためらいがなく
エトワールも、けっこううれしい
でも、イザールとの婚約破棄が決まるまでは我慢してたのね
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ポセニアとイザールの首が落ちて
やっとエトワールからイエスの返事がもらえるレイでした
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という、最初の死から死に戻りになってからは
けっこうサクサクと進みますので、
ドキドキするほどエトワールが追い込まれることもありません
こういうのも、いいですよね
平和で
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今世もトドメを刺されるのはごめんなので、最愛の夫はもう要らない
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曽根原ツタ/夏目レモン ドリコム 2025年06月10日頃
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