推し本。
作家買い。
薬屋のひとりごと、で知った作家さんで、推理ものが得意な方なので
今回、読んでみました。
学園での事件を推理していきますが
主人公の探偵役の陸に、18歳までに運命の女性が必要、って枷があり
周りの女性が病んでる子ばかり、という
ちょっと無理な設定があって
これがないほうが面白かったかな・・。
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迷探偵の条件(1) 目次
始、真丘家の男の宿命
1,新入生歓迎会殺人事件
2,空から美女が降ってくる
3,副担任自殺未遂事件
4,葉桜高校学園祭
終わり、死亡まであと十か月と十日
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迷探偵の条件(1) ネタバレ注意
真丘家の呪いは、現実に作動してまして
陸のおじさんは、若い19歳の時に童貞で亡くなっているようです。
運命の女性に会えなかったから。
運命の女性に出会うには、いろいろ出会いを増やせばいい、はずですが
出会う女性は、ほぼほぼ病んでる女性ということで
電車に乗れば痴漢の冤罪、などなどがありまして
女性と知り合う機会など、ほぼない
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陸の幼馴染の斎藤幸美は、男装女史で
イケメンだもんで、女性と知らない学生たちからは
いつも一緒の陸が嫌われてます
で、柊まりあ、は斎藤女史にあこがれているて
樋野美海は、腐女子として有名な眼鏡女子で
三ケ木璃子は、訳あり女史です。
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最初の事件は、口うるさい担任の先生が
舞台の裏手で首つり自殺してた、って事件
遺書はないけど、自殺、って流れでしたが
まぁ、ちゃんと調べれば他殺ってことはわかるし
では誰が?ってことを陸が解明します。
話し相手になってくれる先輩男子でしたね
☆
空から降ってきた美女は
飛び降り自殺に、あわや巻き込まれるとこだった、って話で
担任の偽装自殺殺人の時に刑事さん二人と、再会しまして
女性の自殺は、他殺、とわかり
事務所に残っていた人たちのアリバイ崩しから
前に自殺した中間管理職さんが、いい人だったのに
そのいろいろを再度注目してほしい、ってのもあっての
殺人事件でした
☆
次が、副担任が「まぜるな危険」の液体を使って
学校で自殺未遂をやらかした話ですが
本気でやるなら、もっと確実に、って陸が考え
では、他殺まではいかないけど、事故させる者がいたんではないか、って
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学園祭では、ミスコンの話が出て
前に優勝者は、評判の悪い悪女で、彼女が中学でやらかした事件の
被害者が、メイクと手術でごまかして悪女に迫り
被害者のことに気づいた副担任をはじめに排除して
さらに、人質にした悪女の頬にナイフをがっつりつっこんだり
けっこうグロイですけど
陸が人質交換を申しで、結果的には、元被害者はつかまり
悪女の方は、「私は被害者」と言い張るけど
実は録画されていて、性根のクサリが露呈される、って流れでしたね
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陸の幼馴染の男装女史が
一見まともに見えましたけど、これがなかなかの病み女子で
この二人、どうなるんだろう?と疑問形のままで
2巻以降が出る気配がありません。
謎解きとしては、手堅く面白いので
そういう点では作家買いに間違いはなかったんですが
連載中途で止まっているので、ちょっと消化不良かな
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posted with ヨメレバ
日向夏/magako KADOKAWA 2021年10月25日頃
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