推し本。
初めて読んだ作家さん。一迅社の恋愛ものは、サクサク読めるので好きです
文庫で、一気読み
暇つぶしにはもってこいです
にわか令嬢は王太子殿下の雇われ婚約者 (一迅社文庫アイリス) [ 香月航 ]
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にわか令嬢は王太子殿下の雇われ婚約者 目次
1,お掃除娘と王太子殿下の秘密
2,雇われ婚約者の憂鬱な一日
3,散歩とお菓子と体質改善?
4,戸惑う心と美しき影
5,訣別の日
終章、王太子殿下の愛しのにわか令嬢
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にわか令嬢は王太子殿下の雇われ婚約者 ネタバレ注意
ちゃんと、最後に辻褄があう
さすがプロ作家ですね。
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貧乏貴族の娘で、王宮に侍女としてあがったはずが
実家で生活のために狩りをしたり
夜会用にドレスが用意できなかったりで
まぁ、いじめみたいな左遷で、お掃除係にされたリネット
ですが、お掃除の方が、女の嫌がらせよりマシ、と
せっせとお仕事してます。
ある日、早朝に掃除をしていたら、王太子ご一行が目の前を通過
目を伏せてやり過ごしたんですが、一枚書類が落ちていたので
追っかけて返却します
その時に、顔からコケテ、王太子が助けてくれたんですが
リネットの様子を見て、そのまま拉致られます
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実は王太子は、傍による女性が、ことごとく嘔吐などをする状態で
実母である王妃も彼に触れないし、王妃付きの侍女ももちろんだめ
近く予定されている、国家規模の催しに
婚約者もいない、ということでは男色の噂が隣国まで届く、ってことで
リネットは雇われ婚約者に決定です
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貧乏な家の子なので、食べ物の恩を大事にする子で
下働きでは肉がでないし、実家も食生活貧相だったので
王太子のとこでの料理が天国
王太子も、食べてない分成長不順なリネットを、子猫状態にしてます
餌付けされ、食べさえることが王太子にも癒しになる中
応急処置でリネットの行儀作法や、勉強ネタがぶっこまれ
ダンスも大変だし、王太子が忙しいときに、リネットへの嫌がらせとかもあるし
なんて中で
王太子の「女性を寄せ付けない」状態の謎が、とけてきます
☆
子供の時に襲われて、それ以来の女性嫌悪症らしい
で、リネットは、自分が女として見られないから症状がでない、って
けっこう好きになっていたので落ち込んで
そんなとき、国家イベントのどさくさで、一人の魔女が乱入
リネットの国では魔術がほとんどないけど
その魔女は、香水をつかって人を篭絡し、昔襲った王太子を
今度こそ、と奪還するために来たのね
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もともと、魔法が使えないはずの国なのに
女性嫌悪の魔術が使えるほど、王太子は潜在能力のある子で
襲われて、無自覚に魔術をつかっての、女性嫌悪だったけど
その魔術に対抗する力をもっていたリネットが現れて
結果的に、魔術だった、ってことがわかって
最終的には、狩りもできる、遠隔視力のリネットが
がっつり王太子を救出です
うん、王子さまを助ける乙女ね
よき
ってことで読了
面白かったですよ(^^)
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posted with ヨメレバ
香月航/ねぎしきょうこ 一迅社 2017年07月
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