推し本。
ネット小説の書籍化。本作のあとに、もう1冊出てます。
結婚式で記憶喪失になったら、ワンコのように旦那さまへの愛がダダモレになった
悪虐非道、と言われた聖女君のお話です。
コメディなんですが、いろいろハードモードでもあって
思ったより面白かった。
推し。
悪虐聖女ですが、愛する旦那さまのお役に立ちたいです。(とはいえ、嫌われているのですが) (一迅社ノベルス) [ 雨川 透子 ]
推しのネット小説レビュー | 推し本探ブロ 推しのネット小説既刊の、感想レビュー備忘録。
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悪虐聖女ですが、愛する旦那さまのお役に立ちたいです。 目次
プロローグ
1,旦那さまと、めくるめく日々の始まりです
(とはいえ、拒まれているのですが)
2,旦那様のために学びます
(ここでも、歓迎されていないのですが)
3,旦那さまとの幸せなおでかけです
(ただし、波乱に満ちているのですが)
4,旦那様と夜会で幸せです
(もちろん、演技はするのですが)
5,旦那様と過ごせてしあわせです
(ただし、ままならないのですが)
6,旦那様をお慕いしています
(心の底から、何よりも)
エピローグ
書き下ろし、旦那様の全部が大好きです。
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悪虐聖女ですが、愛する旦那さまのお役に立ちたいです。 ネタバレ注意
聖女であって、怪我なんて治せるはずのシャーロットですが
戦争の場であっても、ひん死の部隊を見捨てたことから、悪虐聖女、と呼ばれてます
でも、聖女の力は本物なので、
王族の末端であるオズヴァルトが、聖女の力を封印する指名を受けました
で、シャーロットが失神から目覚めたら
超絶イケメンのオズヴァルトが、シャーロットを妻として監視する、って言うので
一目で恋に落ちたシャーロットが、オズヴァルトを推しまくります
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こっからが、すれ違いのコメディなんですが
オズヴァルトは、母の出自が低いので、王族からはつまはじきされてて
シャーロットも、聖女が一緒だから、癒しは大丈夫、なんて戦場に行ったのに
癒すのは高位貴族ばかりで
特に、オズヴァルトの部隊の仲間も配下も、ほぼほぼ壊滅状態でした
だから、オズヴァルトは、シャーロットをとっても憎んでるんですが
神力を封じて、失神から目覚めたシャーロットの人格は
今までの高慢さが嘘みたいで、ワンコのようにオズヴァルトを慕い、走り回るのです。
はじめは嘘だと思ってましたが、記憶喪失とともに、本当の精神状態だとわかり
これがシャーロットの素なのか?とも思い
まぁ、もともと性格の良かったオズヴァルトは、ほだされていきます。
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オズヴァルトの神力も、かなりのもんなんですが
父に逆らえないように、魂から縛られてまして
どうも、シャーロットもそうだったらしい、とオズヴァルトは知ります
でもって、昔のシャーロットは、オズヴァルトが自分と同類だと知っていて
こっそり、同情し、思慕していたらしい、とわかってきます
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縛られているからこそ、オズヴァルトの勢力をそぐための
彼の取り巻きや部下たちが前線で死に絶えている時に
シャーロットの神力を使うことはできなかった、とか
オズヴァルトのを一方的に嫌っている異母兄のランドルフとかからの嫌がらせを
オズヴァルトのが受けている時も、何もできなかった、とか
まぁ、いろいろわかってきまして
オズヴァルトを憎んでいて、排除したいから、とシャーロットが狙われて
その結果、愛する旦那様を守ろうと、シャーロットの封印がとけて
結果的に、オズヴァルトが勝利するんですが
シャーロットに、亡き妻の形見を拾ってもらった、先代帝(オズヴァルトの爺様)の手助けで
庶子のオズヴァルトが、王位継承争いに参加できて
参加できるからこそ、王族のランドルフをぶん殴れたり、まぁ、最後は
いろいろいい感じです。
記憶喪失、ってことで、シャーロットが、父王に縛られた洗脳がとけてて
これは、隠すことにしましたが
結婚は無事に継続中だし、シャーロットの恋心をオズヴァルトもがっつり受け止めて
相思相愛になったし、一気によめてとってもおススメの1冊です。
次巻も読みたい
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悪虐聖女ですが、愛する旦那さまのお役に立ちたいです。(とはいえ、嫌われているのですが)
posted with ヨメレバ
雨川 透子/小田 すずか 一迅社 2022年11月02日頃
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