麗子の風儀(1) ベキオ 推し本の感想レビュー備忘録。転生者じゃなくて中二病だった。

推し本。

ネット小説ですが、2巻できれいに終わってまして

ウェブと小説版は、いろいろ変更があります。

ウェブの方が、いろいろエグイかな。

私はどっちも好きですけどね

ネタバレ注意

麗子の風儀 1 悪役令嬢と呼ばれていますが、ただの貧乏娘です [ ベキオ ]

推しのネット小説レビュー | 推し本探ブロ (veteranmama.com)

序章

1,悪役令嬢?いえ、ただの貧乏娘です

2,これが、最新機器の魅力か

3,ショコラより熱い名刺と、ホワイトハッカーな麗人

4,ビー玉使って連打するだけでは切り抜けられない道もある

5,心を静めるには水魚となるのです

6,千の想いより万の強さを胸に

そして私は踏まれても負けない麦になる

間話、ああ、わが同志よ

終章

ぼけた祖母を看取り

祖母についていた家政婦さんも消え

独り暮らしになった麗子は

中卒後、就職するつもりでしたが

特待生として高校進学ができることとなり

幸せ気分で、片道二時間の通学を始めます

で、華麗なる私立明聖学園の門前で

麗子は桜田という少女に体当たりされて

あなたは悪役令嬢ね、と宣言されます。

???の麗子に声をかけたのは

双子の沙羅と双樹。

つれていかれたのは保健室で、そこにもイケメン先生がいました。

という風に、一見乙女ゲームのような世界ですが

そこはれっきとして「現実世界」で

麗子は、桜田が、亡き祖母マリのように、認知症かもしれないと同情して

彼女のいう子とを否定しない、という行動をとるから

まぁ、よりこんがらがるわけです。

麗子は貧乏人なんですが

しつけた祖母は名家の出だもんで、麗子の言動はまさに上流社会

なので、貧乏人、といっても信じてもらえず

ただ、その品格から、沙羅と双樹とは友情関係を築けたので

始めての友人に、麗子は舞い上がるわけです。

マリばあさまというのは、天才的なピアニストで

事故で手を怪我して引退してますが

麗子に、その技術のすべてをぶっこんでます

結果、麗子は、コンテストとかに出たことはないけど

すごいピアニストなの

双樹はITの天才だもんだから、すでに従弟と仕事をしたりして

ホワイトナイトとかもやってます

で、黒電話しかなかった麗子にスマホを貸してくれて

麗子の世界は、いきなり開けていくわけです

片道2時間の通学

しかも麗子は超絶美少女だもんで、沙羅も双樹も、麗子が痴漢にあいそうで怖い

ということで、自分の通学に使っていた車を貸してくれまして

その運転手さんが、麗子の家で待ち伏せていた桜田の秘書を

一喝して追い払ってくれたりします。

この運転手さんが、実は従弟の要さんだったりします。

罰ゲームで運転手だったんだって

麗子のピアノの腕を沙羅と双樹に聞かされた本家のおじい様とおばあさまが

麗子のピアノを聞いて絶賛。

バイト代を払うので、ホームパーティーで弾いて欲しい、って

麗子は初めての自分の稼ぎに大興奮で

友人である沙羅と双樹と銀座でパフェを食べますね

ここんとこの麗子がとってもかわいいので

是非本編で堪能してください

麗子は、マリばあさまの傍にいたフキという家政婦を慕っているので

彼女が消えたのが、心の傷になってます

で、そのフキが、学園にいる男子・小鳥遊の祖母だとわかるんです。

フキに会いたい、と麗子は望みますが

フキは麗子のせいで不幸になった、とか小鳥遊に言われて

麗子の心はズタボロですね。

桜田女史は、自分が転生者だって信じてまして

話をあわせる麗子も転生者と思い込みます。

麗子のピアノに惚れこんだ、頭にハトを乗せてるミハエルが

麗子にプロポーズしたりして

キャラが入り乱れます

ピアノが趣味の麗子ですが、他にもDJとかやってみたくて

それを学園祭でやったら、お偉方からブーブー文句がでますが

たまたま視察に来ていた、某国の王女さまに拝謁して

マリさん仕込みの完璧なカーテシーをした上で、クイーンズイングリッシュで答えたら

周りの文句も封殺されましたね。

このネット小説、言葉も丁寧だし、とってもいい感じです

フキのことで、落ち込んだ麗子を気にしてくれるのは

昔から山にいた同志ヨシオで(この名前は麗子が勝手につけた)

クオーターのマイケルは、もとはネービーシールズだった軍人で

麗子を産んだ母・瑠璃子の恋人だった人らしい。

愛した女性の忘れ形見を、見守っていたのね

生徒会の万里小路さんは、マリさん関連での知り合いで

マリさんのピアノがカセットテープで残っている、ときいた

双樹たちのおばあさまが、ノイズをとって公演をする、っときくと

参加を申し出ます。

って感じのとこで1巻終了。

食事の作れる麗子に、いろいろ作ってもらって喜ぶ大富豪の兄弟とか

ピアノの腕のチートとか

殴られながら仕込まれた所作とか

まぁ、少女漫画のように、とっても素敵なネット小説です。

2巻からは、麗子をマリのもとに捨てた、実の父が登場します。

次も書きます(^^)

麗子の風儀 1 悪役令嬢と呼ばれていますが、ただの貧乏娘ですposted with ヨメレバベキオ/ミト KADOKAWA 2019年12月05日頃 楽天ブックスAmazonKindle

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