私立探検家学園(地下迷宮のわすれもの)(4) 斉藤倫 推し本。私の感想レビュー備忘録。マヨイガ、という異界の揺らぎ。

推し本。

大好きなシリーズ。

これ、扱いとしては児童書なんですが、ものすごく面白い。

ハリーポッターも、児童書扱いだからな~。

名作だと思います。

私立探検家学園4 地下迷宮のわすれもの (福音館創作童話シリーズ) [ 斉藤倫 ]

私立探検家学園 | 推し本探ブロ (veteranmama.com)  このシリーズの既刊

私立探検家学園(地下迷宮のわすれもの)(4) ネタバレ注意

4巻まで進むと、コロンたちの実習の先はどういう場所なんだ?

という謎解きができてきます。

平行世界。

コロンたちのいる世界と、隣り合っている世界かな。

でも、どうやってそこへ行けるのか

は、本作で分かりますね

3巻で、南米の人身御供のある世界に探検に行き

なんとか戻ってきたコロンですが

戻ってきてしばらくして、

1学年上で

最初のミッションの時にコロンたちのリーダー格だったジム・スコットが

ミッションから戻ってない、ってことがわかります。

コロンは、今までの実習先で

ジョン・ソードという男性が

いつも同じ顔だけど、過去の記憶がなく

そして、コロンたち学園の生徒たちを守ってくれる、のに遭遇してます

ジムは戻ってこれないと、あっちの世界で生きていくことになるの?

コロンは、アリカの力も借りて、ジムを迎えに行きます。

学園の先生たちも強力してくれますが

出発した特別便に、私立探偵の江上が入り込みます。

彼もまた、学園の存在の不思議とか、いろいろを探っている

好奇心の塊みたいな男だからね

箱は無事にジムを残した世界に到着しますが

そこでは、鉱山が広がり

傭兵?の男女が牛耳っていて

ジムを探しに来ただけ、って言っているのに

排除しようとします

江上が攻撃してもやり返され

もはやこれまで、って時に

学園の先生たちが到着

元軍人らしい二人の先生は、傭兵たちをサクッと排除

力で支配していた上下関係が崩れます

コロンたちが最初の旅で出会った人たちも

傭兵たちの世界を排除すべく動いてくれていて

なんとかジムを探す環境が整います

ジムは、巨大水晶を探せ、というミッションのために動き

穴だらけの鉱山で出られなくなったようでした

小さい穴だから子供しか入れず

コロンとキムが探索にいくと、ジムはよろよろでしたが生きてました

さらに、巨大水晶も見つけてましたね

イギリスの軍艦が来るらしい

で、軍事で平定する前に白旗あげて、平和に共闘する道を選ぶようです

さすが平行世界

で、コロンたちは、先生と仲間とジムといっしょに帰還

その際に、日本のマヨイガ伝説、の話をして

マヨイガを囲うように現在の場所を隔離して

マヨイガを使って、平行社会へ異動する「探偵家学園」を作った、って

教えてもらえます

今回、アリカは傭兵によって殺されかけ

ジムも冒険、ってことで死にかけてて

もう、学園に行きたい気分がなくなったコロンです

ですが、担任の先生がいきなり代わってしまって・・。

ってとこで、4巻終了。

おお、どんどん伏線回収になってくるな

学園の存在意義、不思議の回収、そして、コロンたちの選ぶ道

5巻も読みます。

私立探検家学園4

posted with ヨメレバ

斉藤倫/桑原太矩 株式会社 福音館書店 2024年04月05日頃

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