烏衣の華(1) 白川紺子 推し本。私の感想レビュー備忘録。後宮の烏で、烏妃が自由になった少しあとの時代。

推し本。

海神の娘、と同様に、後宮の烏と同じ世界観、とのことですが

こっちのほうが、より後宮の烏、の世界や時代と近いです。

烏妃の力は巫術ですが

巫術が公に認められた、烏妃のあとの時代です

主人公の菫月季の祖父は、烏妃と面識があるそうな

烏衣の華(1) (角川文庫) [ 白川 紺子 ]

推しの文庫本レビュー | 推し本探ブロ (veteranmama.com)

白川紺子 | 推し本探ブロ (veteranmama.com) 同作家既刊

後宮の烏 | 推し本探ブロ (veteranmama.com) 同じ世界観

烏衣の華 目次

1,月季と霊輝

2,楊柳島の幽鬼

3,神罰

4,裏切りの血脈

5,嵐

番外編、花と光

烏衣の華 ネタバレ注意

菫月季は、巫術氏として超一流で

そのために、養女となりました。

巫術は、遺伝ではないんで養子や養女が多いのだけど

封霊耀は、封家の嫡男で、それほど巫術の力はないけど

父親が、自分の血脈で当主を継続したいので

月季という一流と婚約させて、当主にしようとしてます。

霊耀は、性格のいい子で、月季は、本気で彼に惚れてますが

月季は、前にいじめてきた継母を殺したことがあったので

それを秘密にして、霊耀に打ち解けられません

っていう、ラブコメ要素と、政治的配慮が入り乱れる中で

月季に、幽季を祓ってくれ、って依頼がきて

女一人では送れないから、婚約者の霊耀が一緒に

ある島へと行くことになります。

その島の鼓方家は、島の主のような家で

東、西、と分家があり、祖廟もとても立派で

その祖廟にいたのが、鬼鼓渓でした。

鼓方家の島への上陸と、財をなしたそもそもと

必ず娘、男、若い男、と死んでいく話と

いろいろを突き詰めていき

月季は、呪いのもとを見つけ出して、処分します

この、鼓方家の祖先が

多分、海神の娘・嬰を殺した従者なのね。

祟りは終わり、鼓家の繁栄も終わるだろう、となり

祖廟を守っていた巫術の資質のある鬼鼓渓を首都に誘って

月季、霊耀は帰途につきます。

うん、そんな感じ。

海神の娘の話より、こっちは謎解きとかいろいろあるので

後宮の烏、の気配が濃厚で面白かったです。

烏衣の華(1)

posted with ヨメレバ

白川 紺子 KADOKAWA 2024年04月25日頃

楽天ブックス

Amazon

Kindle

この記事が、読みたい本を見つけるヒントになったよ~、とポチして下さるとうれしいです 。

にほんブログ村 本ブログ おすすめ本へ

にほんブログ村

このブログは、読了した本のプロモーションを含んでおります。