悪役令嬢の中の人 まきぶろ 推し本。私の感想レビュー備忘録。ネット小説短編で一位獲得の書籍化。私は漫画化から入りましたが面白かった。

推し本。

ネット小説は、けっこう作者のモチベーションが落ちて、中途で消えるってのが多い。

本作は短編部門なので、1冊できちんと終わっていて満足です。

知ったのは漫画化版を見てからでした。

漫画化も、とっても良かったのでおすすめ。

悪役令嬢の中の人 (一迅社ノベルス) [ まきぶろ ]

推しのネット小説レビュー | 推し本探ブロ (veteranmama.com)

悪役令嬢の中の人・目次

悪役令嬢の中の人

番外編として

元婚約者の悔やむこと

星の乙女の中の人

悪役令嬢にされた人

魔族の王の思うこと

魔族の王の思うこと・2

聖女様の宝物(かきおろし)

悪役令嬢の中の人・ネタバレ注意

序章は、悪役令嬢としてレミリアが断罪されるとこからです。

レミの中にいるのは、前世でのゲーム知識のあるエミでした。

エミは、前世から、悪役令嬢のレミリアをレミリアたん、と呼んで推してまして

自分がレミの人生を乗っ取った、みたいに思っていて

だからこそ、レミリアを幸せにしたい、とフラグを折りまくってたんですが

星の乙女、として降臨した女の中見が性悪で

エミが転生者と見抜き、強制力もあって、リミリアに婚約破棄させます

いままでが全部ムダだった、って知ったエミが隠れちゃうと

エミに押しのけられていた悪役令嬢のレミリアが復活

彼女は、愛するエミを貶めた奴らへの復讐を始めます

このリミリアたんが、さすがにチートの悪役令嬢で

つぶす、と決めた相手に容赦ないとこがすばらしい。

前世記憶持ちの星の乙女が、魔族の王に焦がれてる、って知ってるから

世界を守ると同時に、魔族の王を篭絡します

もちろん、レミリアの体を使っていたエミが

きっちり鍛錬していた効果もあって

神殺しから、神の解放、瘴気を押さえてのちの、魔族へのヒールなど

まぁ、ほんとにかわいそうだった魔族を救済するんですが

リミリアは、ほんとはどうでもいいのね

ただ、エミだったらこうするだろう、って行動規範で動いてる

それはも~、すばらしい

魔族の王様は、嘘を見抜く力があるから

レミリアは、上手にほんとのことしか言わないし、信頼を勝ち得ます

そして、婚約破棄した皇太子のとこへと、夜会で乗り込み

星の乙女の嘘を糾弾して、星の乙女はすぐに捕縛

レミリアを助けなかった実家も、ジョジョに窮乏するにまかせ

エミが助けたのに、裏切った奴らも放置

勝利ですね

番外編は、みんなのその後

皇太子は、まぁ、バカだから仕方ないけど、後悔の塊

星の乙女の中の人は、転生者に本来の魂をおしやられてて

これは、エミとレミリアとの関係に似てるけど

エミは清らかで、あっちのリィナって女は極悪ってことで

押しやられた本来の星の乙女の魂は清らかでした。

で、いろいろ中で見るから傷ついてたら、チートのリミリアがきて

今度は私の息子になりなさい、って

悪役令嬢にされた人、は

婚約破棄のショックで閉じこもっちゃったエミのとこへ

レミリアがやってきて(精神世界の話ね。神殺しもできる女性ですからね)

今度は私の娘に転生しましょうね、ってお誘い。

レミリアは、エミと対話するのがほんとに楽しみだったから

星の乙女の魂転生で練習して(エミ以外は壊れても気にしない)

万全を期して、のエミ転生ね

魔族の王のおもうこと、は

王様サイドでの視点ね

レミリアと出会い、惹かれ、レミリアを婚約破棄で貶めた奴に仕返しして

嘘がみぬける、って力があるけど

一枚上手のレミリアに転がされてるのが、よくわかる

最後は、最初の男の子、そして二人目の、前世はエミの女の子と

二人の子供に恵まれて、幸せな場面で終了です

うん、とっても面白かった。

漫画化の完結の方も、しっかりおっかけていくつもりです(^^)

悪役令嬢の中の人

posted with ヨメレバ

まきぶろ/紫 真依 一迅社 2021年02月02日頃

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