推し本。
現在、本作である、警視庁追跡捜査係、をコツコツ読んでます
面白いんですもん。
本作で8冊め。まだ既刊を追っかけておりますが
24年1月の本屋さんには、シリーズの新刊が平積みで売られてました。
人気作なのね(^^)
警視庁追跡捜査係 | 推し本探ブロ (veteranmama.com)
推しの推理小説レビュー | 推し本探ブロ (veteranmama.com)
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脅迫者(警視庁追跡捜査係)(8)目次
1,記憶の底
2,敵
3,取引
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脅迫者(警視庁追跡捜査係)(8)ネタバレ注意
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ちょっと閑になった追跡捜査係
沖田が、前からくすぶっていた、新人時代の自殺事件、を掘り起こします。
昔からつっかかるタイプの沖田でしたが、その頃は一番の下っ端で
どうみてみ自殺とは思えない死体を、自殺、って断定して葬られたことに、違和感がありました。
なので、死んだ男を再調査
すると、病気を苦にしての自殺、のはずが
怪我がひどかった、って事実がわかり
その怪我が交通事故だ、ってわかり
でも、事故処理がされてなかったことから
事故の隠蔽、が浮かんでくるわけです
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現在、知能派の西川さんが、奥さんが、実父の死で実母が体調を崩し
一人暮らしをサポートするためにしょっちゅう実家に戻っていて
交通費はかかるし石川家の室内は荒れてくるし、となっていて
仕事に集中できない。
自分で家事を手伝えばいいんだよ!西川!
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一方沖田の方は、恋人の響子の様子がおかしくて
事件の合間に、尾行された、なんて事実もあったから
やっといろいろ話し合ったら、なんと、響子が妊娠してました!
まだ結婚してないし、結婚前に、響子の実家を継ぐとか継がないとかの話もあるし・・。
それでも、沖田はすぐに「産んでくれ」と言いましたね
それは偉かった。
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二人とも私生活に色々抱えている中で
沖田が新人時代の上司と会って、自殺事件から導かれた交通事故隠蔽へとたどり
その過程で、沖田に情報をくれようとした警察官が
道に飛び出して重症、って事件が起きます。
なぜ警察官は飛び出したか、自分を尾行した刑事をみて慌てた、って事実が
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という風に、いろいろたどっていくと
交通事故の隠蔽に政治家がからみ
政治家が動かしたのが警察のトップで
いやらしい尾行が続くことから、生死にもかかわるかも、って流れとなり
謎の脅迫者は警察内部、ってことで、事件は読み解かれていきます。
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最終的には、交通事故の隠蔽で金をもらったチンピラが
調子にのって恐喝するから、ヤクザの指示で殺されたけど
自殺、にされていた、ってことがわかります。
当時の警察トップや、政治家などをたどる中で
チンピラでも殺されていいわけはない、ってことで
西川&沖田が、殺人事件だけは看過できない、と刑事魂を見せるから
黒幕も、チンピラ殺しの犯人に自首させる、って手打ちとなります。
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面白かったですよ。
次巻も読みます(^^)
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posted with ヨメレバ
堂場瞬一 角川春樹事務所 2018年07月
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