私立探検家学園(3) 天頂図書館の亡霊 斉藤倫 推し本。私の感想レビュー備忘録。南米の生贄文化の世界へ。

推し本

これ、ほんとに面白いシリーズです。

どこかの書評を読んで、1冊目を見たらハマって、3巻目。

探検家になる私立の学校があって、そこに入学して

1年生の頃から、連れ出されるのは、なんか、平行世界らしい。

で3巻では、学校の指針がヤバいらしい、って黒い影が見つかり

2年生になったみんながたどり着いたのは、人間を生贄にしていた

南米のある国でした

私立探検家学園3 天頂図書館の亡霊 (福音館創作童話シリーズ) [ 斉藤倫 ]

私立探検家学園 | 推し本探ブロ (veteranmama.com)

私立探検家学園(3) 天頂図書館の亡霊、ネタバレ注意

小学校5年生が、探検学園の入学1年生

二回目のミッション(2巻)では、孤島に送られて、いろいろありました

そして3回目の実習では、クリスタルを回収してくる、ってことで

送られたのは、多分、マチュピチュとか

そういうのがある国。

ただ、電気もガスも、あるし

スペインからの征服もなかったみたい

まさに、平行世界

主人公は、おじいさんが探検家で

実家がおせんべ屋の松田コロン

これ、漫画化してもおもしろいと思うけど

学校ものだけあって、登場人物が多くてね~

それぞれが、探検家志望、ってだけあって個性的で

国籍も人種も色々で

翻訳として、耳にいれる貝が渡されてるけど

一緒にいると、英語と日本語がちゃんぽんになるらしい

うん。会話は実践

学園は私立だけど、学費はいらないらしい

コロンは、実家から電車通学だけど

いろんな子がいて

学費無料、ってことで、貧困の子とかもいるらしい

現在12歳くらいのコロンは、そういうことにも直面していきます

おおらか、って言われて、ある意味無神経、ってね

コロンは、前回にお世話になった

ジムがちょっと気になったりしてましたが

彼は1年先輩でした

1年のクラスに2年生がまぎれこむってのも

この学園のシステムらしい

で、マシンで平行社会につれたかれて

水晶をゲットするはずが

たどりついた村は祝祭で

いろいろよくしてくれて

神殿へと連れていってくれます

神殿で、南米のピラミッド遺跡みたいのとか

いろいろありまして

面白かったですが、夜、部屋から出ようとしたら

閉じ込められてました

ヤバイ、ってみんなで力を合わせますが

仲間の一人が生贄にされて

助けにいくけど、父親の未来に暗雲を見たのに(霊感がある)

それを黙っていた、っていう罪悪感から、神への生贄を受け入れちゃっていたから

翻意させるのが、ちょっと大変

おっきな狼がきたけど、動物に詳しいサロジャが会話?して森に返してくれます

が、サロジャの話は、マッドサイエンティストだった父からの育児放棄と虐待

(狼の籠に赤ん坊を入れて、いろいろ実験するって奴)の歴史で

うん、けっこうhardだな

最終的には、なんとか帰還できますが

帰還後、学校に行ったコロンは、気になっていたジム先輩が

戻っていない、って知ります

ってかんじで3巻読了

この話、とっても面白いんだけど、何度か読み返さないと、むずかしいかな

結末まで出たら、一気読みで再読したい本です

推し

私立探検家学園3

posted with ヨメレバ

斉藤倫/桑原太矩 株式会社 福音館書店 2023年10月13日頃

楽天ブックス

Amazon

Kindle

この記事が、読みたい本を見つけるヒントになったよ~、とポチして下さるとうれしいです 。

にほんブログ村 本ブログ おすすめ本へ

にほんブログ村

このブログは、読了した本のプロモーションを含んでおります。