信長と征く(転生商人の天下取り)(2) 入月英一 推し本の感想レビュー備忘録。面白かったけど、続きが書籍化されてません。

推し本。

ネット小説の書籍化。

武士に転生する話は多々ありますが、今回は商人に転生し

織田信長にくっついて、彼とともに天下を取ろう、って話です。

面白かったんですが、一度改定され

さらに、現在はネット連載がストップとなり

書籍の方も2巻どまりです

とっても残念

ネタバレ注意

信長と征く 2 転生商人の天下取り (レジェンドノベルス) [ 入月 英一 ]

信長と征く | 推し本探ブロ (veteranmama.com)

推しのネット小説レビュー | 推し本探ブロ (veteranmama.com)

2章、変わる歴史と変わらぬ歴史

1,光秀饗応

2,畿内制圧

3,清水焼

4,鐘は打ち鳴らされた

5,虎口を脱せよ

6,第六天魔王

転生者である源吉は、桶狭間の合戦の裏で信長と出会い、頑張った

楽市楽座、織田舞蘭度、すのまた城攻略

ここまで約3年。

秀吉にもがっつり慕われてます(金蔓として)

すのまた城をもらいましたが、美濃攻めが終わって城の価値は下がった

固執せずに、先を目指す、という秀吉です。

すごい。

源吉は商人としては、美濃和紙に目をつける。

この時代の和紙は、とっても高級品であり、必須品ね

明智光秀との対面です

室町の将軍の先駆けとして、織田の情勢を見極めに来た

で、源吉との対面ののち、織田様本人と対面する明智光秀

銭と兵で富国強兵する、って理論に感じ入る光秀は

織田様に仕えたい、って

織田の六角討伐

美濃勢をうまくつかわれますよう、と源吉からのアドバイスです。

織田に使い捨てられたくない、と美濃勢が自分から動き

その勢いに六角は戦う前から散り、そのまま三好を蹴散らして京都に入った信長です

結果、義昭は京都に入って、将軍宣下を受けます

分捕る領地が飽和となってきたので

茶器による褒賞が始まります

信長も、名物、を下賜します

で、茶の湯のトップの今井宗久、千宋易、津田宋及の三人の協力を

源吉が求めます

千の宋易が最後まで拒みますが

権力者である織田様は絶対にやめないし

ならば、ちゃんとコントロールする人になる方がまし、って源吉がくどき

茶器のブランド化がここに決定します

織田家が銭と人でつくりあげたブランド茶器に

お茶会で公方様のおすみつきが付けば、万々歳

ってことで、お茶会もがっつり開催です

織田様から、これからは西と東、どっちだ、と聞かれた源吉

東は家康がいて、武田には兵糧を渡すことで侵略させず

弱体の今川を切り取らせる、って餌も与えられる、ってことで

西攻略を進める源吉です

商人としては、瀬戸内海の物流も抑えられる、って

それでも、織田には基本敵だらけんなので

京都を任せられた明智が攻められ

そこを秀吉が恩着せがましく助けたりと、いろいろあります。

そして、永禄の元号

転生者の源吉が知っている永禄は13年なのに、8年と、史実より5年早く終わって

元亀の時代がきました

武田に兵糧を送ることで、織田家包囲網に参加しないでもらう、という作戦は

織田さまからGOがでますが

それだけの兵糧を集めるには、商人の力がいる

源吉は、遠眼鏡(レンズを使った望遠鏡)を使った旗信号による遠距離通信を

商人に解放することで、兵糧を集めることに成功します

ここらは、とっても面白い

朝倉との戦いで信長が不利になるなか

源吉は、近江商人たちをかき口説きます

織田家の自由な商売に慣れた今、窮屈な昔の商売に戻れるのか?と

近江商人たちは、表立っては織田方につかないけど

握り飯やなんやかんやと、織田の兵を援助します。

信長の秘策を抱いた明智は、源吉のサポートで裏道を急ぎ

織田包囲網の大軍の横を食い破る瞬間に間に合います

これで、信長も反撃に。

包囲網の一部が比叡山に逃げたので

一応信長は、逃げ込んだ奴らを出せ、と通達しますが

返答どころか無視したので、光秀の進言もあって、比叡山焼き討ちを始める信長です。

源吉は、自分が乱世に転生したことで

いくつかが変化したが、いくつかはそのままだな、って

前将軍の暗殺に、織田包囲網、比叡山焼き討ちは、前の時間軸の通り

さぁ、これからはどうなるのか・・。

ってとこで2巻終了

この先が、出てませんので、これにて完了ですね

信長と征く 2 転生商人の天下取り

posted with ヨメレバ

入月 英一/宮下 英樹 講談社 2020年04月08日頃

楽天ブックス

Amazon

Kindle

この記事が、読みたい本を見つけるヒントになったよ~、とポチして下さるとうれしいです 。

にほんブログ村 本ブログ おすすめ本へ

にほんブログ村

このブログは、読了した本のプロモーションを含んでおります。