刑事の絆(警視庁追跡捜査係)(5) 堂場瞬一 推し本の感想レビュー備忘録。大友が日中射撃されての捜査。

推し本。

堂場瞬一はいくつか売れっ子シリーズがありますが

今は、警視庁追跡捜査係、を追っかけてます

今回で5冊目。

今回被害者となる大友は、他のシリーズの主役で

本作の1冊前に、二つのシリーズのコラボが出てまして

その後の、追跡捜査係としては、5冊目が本作です。

ネタバレ注意

刑事の絆 警視庁追跡捜査係 (ハルキ文庫) [ 堂場瞬一 ]

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推しの推理小説レビュー | 推し本探ブロ (veteranmama.com)

1~12章

追跡捜査係の、脳キン沖田と、頭脳派の西川。

そして、沖田と仲の良い、総務課の大友、というのがいて

大友は、妻を亡くしてからは、息子を育てるために

忙しい刑事課から、時間のゆるい総務課に転籍してるんですが

能力があるので、時々、キャリア組の依頼で、難しい捜査に加わります。

そんな感じで、捜査係の二人とも面識があったんですが

その大友が、昼ひなかの日比谷公園で、背後から銃撃される、ってことに。

拳銃のないはずの日本で、刑事が背後から撃たれるってことで

警視庁は厳戒態勢です。

そして、トップに統括された部門だけでなく

大友と多少でも縁のあった刑事たちが、一斉にうごきだして

そんな中に、沖田と西川がいるわけです

まずは、大友を恨んでいる人物、ってことで絞込

大友とつきあいがあったかも、ってことで事件がらみの研究員女子と話

妻を愛し、息子を愛しているから、そっちはなし、ってことに

福本、という外資系の営業マンが、大友を恨んでる、ってみて

会いにいったら、突然の激高するとことか、シャブをやってるんじゃないか、って

次は、美形の新井利香。結婚詐欺の被害者でありながら

彼が愛してるのは私だけ、と被害者の自覚がなく

貢いだ金は、自分に惚れた他の男からひっぱる、という

ちょっと壊れた元モデルです。

大友が撃たれてのを、うれしい、と明言し

愛する彼を捕まえた大友を恨んでるのね

これは、すごかった・・。

福田は、シャブの売人と会っていた、ってことからアリバイ成立

大友事件は無関係とわかります

大友の息子は健気に祖母と家で待ち、見舞いにもきますが

なんか、ヘンな奴に見張られてるって感じていて

それを聞いて、沖田と西川が動きます。

で、怪しい奴を追いかけますが、瞬発力のある走りで見失うのね

でも、男がバイクで逃亡したので、そのバイクからたどっていきます

友人に貸した、とかいう軽い貸与。

学生時代の友人という陳。中国人のサークルの中へと踏み込む刑事たち

美形で病んでる新井さんは、結婚サギした男と再会して

まぁ、自分の手首を切ってからは、賢者タイムになったらしくて

大友殺しの犯人候補から脱落

いろいろ絞って、中国人の陳への、大友暗殺指令、があったらしいとわかり

暗殺の決行を命じさせて

大友とサイズが似ている沖田が、大友のふりをして退院して

陳をおびき出す、という作戦に

緊迫の場面は、是非本編を購入して読んでみてください。

で、結果的には陳がつかまれ

暗殺示唆の方も押さえて、一件落着です。

大友への加害者を探す過程で

追跡捜査係、っていう、いつもは嫌われている部署の二人が

刑事だから、ということで、他の部署でもけっこう優遇されるのが

絆を感じさせて良かったです。

面白かったので、シリーずの次巻も読みます(^^)

刑事の絆posted with ヨメレバ堂場瞬一 角川春樹事務所 2013年12月 楽天ブックス楽天koboAmazonKindle

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