推し本。作家買いです。
ベストセラーです。
面白かった。
ネタバレ注意
バカと無知 人間、この不都合な生きもの (新潮新書) [ 橘 玲 ]
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正義は最大の娯楽である
バカと無知
やっかいな自尊心
差別と偏見の迷宮
すべての記憶は偽物である
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脳科学は、シュミレーションマシン=脳である、という検証
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誰もが、わたしという物語を生きている
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生存と生殖のせめぎ合い。
危険への探知能力は重要だから
危険、という情報は長く残る
それが、生存率をあげる仕組みだった。
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共同体からハブられると生きていけなかった。
それが組み込まれてる
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集団生活では
抜け駆けとタダノリが、危険視される。
芸能人と正義の問題が炎上する
炎上とは、娯楽である
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キャンセルカルチャー
この言葉は、この本で初めて知りました。
是非、購読して知識にしてくださいませ
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過去の行為は、どれだけ謝っても許されない
とある国の、被害者中心主義、と同じ感じでの炎上
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バカの問題は、自分がバカだと気づかないこと。なぜならバカだから
なんか、身も蓋もない・・
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幼児期に差がなくても、年長になって差がでるのは
認知能力のフェードバックが違うことで、認知に差がでるから
納得
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認知能力の低い者は、他者を自分よりバカだとしか見られず
認知能力の高い者は、能ある鷹が爪をかくしていく
ふむ
☆
ワンマン企業が成立するのは
独裁者の意見が通ることで、バカに引きずられないこと
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仲間外れ、批判される、ことと、殴られることを
脳は違いを認識できないらしい。
ともに傷つく
ふむ
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社会のリベラル化で、先生は上に立つものではなくなり
友人となったので、学級崩壊や校内暴力がなくなったんだって
へ~
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アメリカでは
成人の43%は、仕事に必要な文章読解力がない
計算スキルは、大卒で31%高卒で5%高校中退では1%
日本も似たようなもの
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政治での投票率
バカは有権者が投票して間違った政党を選ぶより
賢い人の投票が反映される方が、よりよい民主国家になる
まぁ、極論だけど、面白い発想
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DBS,ロボトミーとかと言われていた脳を開いて電極を埋める手術
パーキンソン病の治療、難治ウツへの対処として有効、という結果が
人格の変更とかもあるみたいだけど
未来には、取り入れられるようになるのかな・・
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日本がどんどん貧乏くさくなるのと
反中、反韓、の流れはリンクしてる。
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個人としての自尊心がゆらぐと、人は攻撃的になる。
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赤ん坊は2歳になる前から
平等主義で成果主義
ここは、おもしろかったので是非本編を購入して読んで
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人間にとっての正義は、社会的に学習する前に、脳のプログラムに埋め込まれているらしい
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ヒトは
自分の集団を一番にしようとし(天下統一)
その集団の中でトップになろうとする(下克上)
自尊心のために、承認欲求が強い、という形がネットでも読み取れる
うん
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ほめて伸ばすと落第する。
高い自尊心がすべてをうまくまわす、って幻想の結果ね。
自尊心とは報酬である
頑張って、良い成績がもらえたから自尊心が満たされる
さきに褒められて自尊心が満たされたら、よい成績を得ようと頑張らない
なんか、当たり前のことだけどね
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ボランティア活動によって、自尊心を守ることができる
という、まぁ、ね
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差別とは、識別である
自分のエリアかそうではないか
脳のスペックは50人ほどの識別しかできない
しるしによるカテゴリー化は、AIによって人種ではなく能力になるかも
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ピグマリオン効果は、低年齢にのみ現れる
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差別するな、偏見を持つな、ということで
逆に刻み込まれるという事実
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トラウマを乗り越えるために、同じ経験と話し合う
でも、トラウマを記憶から消した方がいいんじゃないか?
その時、記憶をなくした自分は、誰になるのだろうか
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今回は、脳の機能と
自尊心の話がとってもおもしろかったので是非本編を購入して読んでみてくださいませ。
推し
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バカと無知posted with ヨメレバ橘 玲 新潮社 2022年10月15日頃 楽天ブックス楽天koboAmazonKindle
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