作家買い。
今回は、魔女と使い魔のペアたちのお話。
短編集で、いくつかのペアが描かれてますが
最後に、みんなで集会ですね
魔女と使い魔の猫 [ アマラ ] ←あらすじ
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魔女と使い魔の猫
手品で人を集めては、膏薬を売る行商人の薬売り。
王都から監察官が来るのを危ぶんだ領主が
薬売りを魔女にしたてて、民衆のガス抜きをします。
でも、彼女は本当に魔女で
女王の采配で動く鳥打帽の配下として動いてました。
かっこいい
☆
旅の魔女と恋。と、カエル
魔女は血脈以外には、悪魔と契約を交わしてなることもある。
悪魔は、恋が成就したらわが手に、それまでは魔女として自由に
って契約を旅の魔女としてて、彼女の使い魔はカエルでした。
ある町で、恋しやすい旅の魔女が恋をして
その相手の調査を、カエルに命じます。
カエルは慣れたもので、情報通のカラスの親分に、脂身を土産に話をきき
すぐに、イケメンマッチョな男の住所を探り当てます。
でも彼には恋人がいて、でもその恋人は別れを選択します。
悪辣領主の画策で(ここらは是非本編で読んでね)
ちょうど、鳥打帽に監査官もきていたし
マッチョ男の恋人が、カエルにも優しいいい子だったので
鳥打帽に協力して、恋人の実家の借用書も処分して
ハピエンですね。
この話は、とっても面白かったです。
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探偵は珈琲の香りとともに
カフェをやってる魔女・イプリア
でも、コーヒーを上手にいれられるのは、つかい魔のセバルス君でした。
鳥打帽から、不可解な殺人事件の調査依頼を受けたイプリアが動きます。
深窓の令嬢、と呼ばれる魔女が、殺人だ、って明言したんだって。
飛び降り自殺、というのもあって、連続殺人になります。
そして、ある禁断の薬にたどり着くわけですよ。
これも、ちゃんと推理ものになっているので
是非、本編で堪能してください。
☆
善行は魔女の技ならず
ジルエッダという魔女が、よき魂を見つけて作った人形くん
彼のおかげで、森の生活が快適になって、魔女はご満悦ですが
この人形の魂が、善行の人で
上手にジルエッダを誘導して、森の民のために動きます。
薬を作らせたり
橋を作らせたり
山崩れ防止のためのダムを作らせたりね。
結果、魔女、ではなくて、善行の聖女になって
教会からの武力攻撃から救われちゃうの
面白かった
☆
駆け出し魔女は朝日の中を歩く
孤児院を訪れた鳥打帽が、魔女の素質のある子供を一人選びます。
イースイーズ。
魔女には師匠が必要なので、鳥打帽は緑の魔女にイースイーズを預けます。
超絶有名な魔女ですが、気難しくて有名で
でも、イースイーズには優しかった・・。
緑の魔女の友人は、ドラゴンのエール。
そして森で負傷した狼・サラテリと知り合い、友人となります。
日々が流れ、緑の魔女への仕事の依頼を、イースイーズが受けることに。
人間の失踪事件で、もめるか、とおもいましたが
イースイーズはちゃんと解決できました。
ここらは、本編で読んでね。
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緑の魔女は朝日の中で夢を見る
師匠の緑の魔女は、強大な力を持ってますが
そろそろ寿命らしいです。
魔女は、自分の死期がわかるのね
だから、弟子のイースイーズを
速く独り立ちさせ、出立させます。
見守るのはエールだけ。
昔、緑の魔女の使い魔だった鼠は
もう寿命で先に逝ってたのね。
素敵なお話でした。
緑の魔女の死をきいて
魔女たちがお悔やみに集まってきて
それをもてなすのはエールなのね。
って感じで読了
良かったな~
とってもおススメの一冊です
魔女と使い魔の猫posted with ヨメレバアマラ/大熊まい 宝島社 2019年06月
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