ネット小説の書籍化版。
ほどよい分量で、ちゃんと完結してまして
サクサク書籍版を読んでます。
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「普通」の生活を求め、一介のギルド職員となった伝説の暗殺者ロラン。
その出自ゆえの圧倒的な才覚で周囲に一目置かれながらも、新しい日常を見出しつつあった彼は、ギルドの同僚たちと慰安旅行に出かけることに。
まさに「普通」を満喫…かと思いきや、リゾート地にはびこる麻薬組織を潰したり、ギルドに舞い込んだ依頼では、国王も手が出せない大物貴族が絡んでいたり…。
果たしてロランは、目指した「普通」を貫けるのか―!?
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1,慰安旅行、前編
2,後編
3,傷跡
4,お悩み相談
5,長い物に巻かれる
6,王都への出張。前編
7,後編
8,大規模クエストとかつての仲間、前編
9,後編
あとがき
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ギルドの建物が、冒険者の痴話げんかでぶっとんだので
アイリス支部長、ミリア、他女性職員と、ロラン+黒猫で馬車に乗って慰安旅行です。
ディー(吸血鬼で元魔王の配下)も、冒険者として参加中。
で、この保養地に、魔界の薬がはびこっていて
人間には麻薬のそれで、町の荒廃が始まってました。
薬の出処をロランが探ると
男爵の館にたどり着きます。
貴族がらみの案件ですね。
貴族がらみなので、ロランは一応、ランドルフ王に報告。
麻薬の名前は「セカンド」と呼ばれてるようです。
で、その麻薬を広めてたのは
魔王・ライラの弟のルーサーでした。
天才の姉王にコンプレックスを持っていたルーサーが
人間界に薬をまいて、お金ももらっていて
ライラと再会し、ライラを守るディーと戦います。
ディーは死にますが、ロランが到着してルーサーを瞬殺
ライラは助かります。
で、ディーを蘇生する魔法を使い、結果、ディーはアンテッドとして復活。
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麻薬の方はなんとかなりましたが
ディーの蘇生のために、ロランの体力が限界までけずられ
寝たきりになっちゃいますね。
やっと復調して、心配していた支部長たちが「海」へと誘います。
普通の人は、海では泳ぐんです、って言われ
普通の生活をしたいロランは、海へ
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ギルドの仕事をするロランのとこへ
ランク高度の魔鳥の襲撃が報告されます
ロランが出張ると、サーシャが頑張ってまして、助けてあげられました。
実は、サーシャは、ロランが最初に暗殺したターゲットの娘で
暗殺指令がかちあって、ロランより先にいた刺客にサーシャの父は殺されてましたが
幼いサーシャが、ベッドのパパのとこにきたのをみて、刺客がサーシャを殺そうとして
咄嗟に、ロランが刺客を殺した、って過去がありました。
サーシャも、ロランも覚えてましたが
ロランは知らないふりをして、サーシャも、礼だけいって忘れる、って
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普通の生活で、暖かい、寂しい、愛しい、を覚え始めたロランだからこそ
サーシャとの記憶を思い出したのかもしれない、って
ライラに語るロランです。
いい話だ
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ギルド窓口で、幼馴染の冒険者同士の恋愛話にアドバイスしたら
無事に二人が相思相愛になったので
ロランの窓口に、恋愛相談の冒険者が並ぶようになりましたね
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アイリス支部長のとこに、上役の嫌味な女が仕事チェックに来ました。
で、ロランが、ギルド長からの辞令を見せつけて撃退
かっこよ
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王都のギルドにロランが派遣されます。
長旅ですが、ロランはゲートでさくっと日帰りですね。
そして窓口を、さくっと整理。
鑑定もできるので、冒険者の報告も即終了、支払いですね。
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閑な職員に、受付票を作ってもらい
待っている冒険者に書いてもらうと、窓口業務がとってもはかどりました。
で、コネで支部長やっていた王都のトップが
ロランのやり方にちゃちゃいれたので、部下から突き上げをくらい
さすがに反省して、それからは、ロランの提案=指示に従います。
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ロランの手腕に、他のギルドから引き抜きがかかります。
給料もあげる、って。
ロランの友人のギルドマスターも、ロランの望み通りでいいよ、って
アイリス支部長は、ロランのためを思うと、いい話だけど
行ってほしくはないのね・・。
で、ロランは異動願いを出しませんでした、
すっかり、情が移ってしまったようです(^^)
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クエストの依頼があり、ロラン、ロジェ(ライラの崇拝者魔族)、ディーの三人で、ゲートを使って、サクッと異動して探検です。
すると、金持ちたちの観賞用の、人間奴隷殺しイベントが開催中。
ロランは奴隷だった子供たちを救い、そのままゲートを使ってライラの待つ自宅へ。
子供たちを戻してから、闘技場に戻ると
少女が一人、巨漢と立ち向かってますが、魔法少女の腕が半端ない。
ロランの昔の仲間でした。
魔法少女リーナは、ロランと再会して、しがみついてきます。
ライラのとこに連れていくと、チビッコが増えていく、って言いながらも
ライラは面倒見てあげるの。
すっかり、パパとママだな。
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闘技場を仕切っているのは、モイサンデル家という大貴族で
ランドルフ王も、すぐには手が付けられない。
でも、公爵が暗殺されても仕方ない、って。
手先の悪徳騎士で、リーナをだまくらかしていた奴を処分して
公爵のとこへ、潜入。
フェリンド王国の特務公安課って、ウソ名乗って締め上げます。
でも、公爵家の領地は治外法権。
ただ、ロランが調べたら、闘技場は、モイサンデルの領地でなく
隣国のバルデル家の領地でした。
で、闘技場の方は、ライラがおためしした魔法陣で、木っ端みじんに。
そしてランドルフ王は、高位貴族でも、名誉をけがせば領地没収、爵位剥奪、って見せしめにして、処分しました。
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バルデル卿は、孤児院の子をちゃんと育てれば
人材となって、マンパワーが得られる、ってロランの説に飛びつきました。
孤児院育ちのリーナは、これで、皆が安心、って安堵ですね。
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次巻も書きます(^^)
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