推し本。大好きなシリーズ。
1巻ででたあの人が再びでございます!
ネタバレ注意
八咫烏シリーズ(阿部智里) | 推し本探ブロ (veteranmama.com)
ベテランママは小説、エッセイ、ビジネス本大好き。 : (阿部智里)八咫烏シリーズ (livedoor.jp)
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序章
第一章、花祭り
第二章、その夜
第三章、きえた女
第四章、散華
第五章、あぎと
第六章、遺言
終章、答え
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第一部が全6巻
番外編の中短編集が2冊
第二部が1巻でていて、今回が2巻。
今回で10冊目か・・。
全部読んでます
前のブログに書いた、八咫烏シリーズ、はこちら
このブログのは、八咫烏シリーズ、のこちら。
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第二部1巻で、八咫烏の住むお山を購入する、って話がありまして
こっちの世界のはじめ君(おっさん)が、所有権を売ってくれ、って言われ
おやまの中に入ってみて、色々連れまわされる、ってのがありました。
出てきたのは千早と雪哉と、たぶん、美女=奈月彦の娘、で
2巻である本作は、その10年以上前の話から始まってます
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金烏である奈月彦は、雪哉や明留や千早を側において
山神様が荒ぶる神になったのを、乙女が慰めることで
なだめる神に変貌しつつある中で
山神の力で荘園として存在するお山の、滅亡へのカウントダウンを
すこしでも落着させようと頑張ってます
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危機感を共有して、4家の貴族も従っている、って思ってたんですが
南家のばあさまは相変わらず、息子の長束をトップにしたくて画策し
結果、奈月彦は暗殺されます。
ちょうど、人間界に留学していた雪哉は呼び戻され
そこで事件現場を見て、明留の死体を発見し
暗殺の実行犯が、南家出身のばあさまの指示だとたどりつきます。
その実行犯が、なんと、奈月彦の妹の藤波の宮でした。
1巻の、奈月彦の嫁選びの時に登場していた
お姫さまですが、兄に恋慕し、だまくらかされた東宮の姫を慕ってたことが裏目となり
宮を追い出された不遇の内親王ですが
自分に娘(内親王)が生まれ、奈月彦は、もう一人の内親王である
藤波の宮を、可愛そうに思ったのね
宮の呼び出しで出かけて、刺客の手にかかったの。
で、宮を育てていた滝本は、ばあさまの指示に従ってもしっぽ切りされるとわかってましたが、まさか、宮様が兄上である奈月彦を殺すとは思えず
で、結果、奈月彦を守って明留は殺され、奈月彦は絶命するのね
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滝本が生き延びたことから、ほころびが出て
雪哉の誘導尋問もあり、藤波の罪は隠蔽しつつ、皇太后である南家のばあさまの罪を暴くことで、ついに、ばあさまの権力を剥奪しました
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奈月彦の娘を後継に、と皆が動き出す中で
南家と東家がけったくして、東家の娘が、奈月彦と長束の父(じいさんよ!)と通じてできた息子を後継に、っていいだしまして
雪哉は、ことここにいたって
ばあ様もまたしっぽ切りされたのだ、4家の貴族の深い闇と策謀に負けた、って
負けたから殺された、仕方がない、という雪哉
この思考回路は少し面白い
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奈月彦の妻子だけは自分の手元に抑えて守りたい、と思ったようですが
彼女たちは見事に逃亡
雪哉は、東家のトップと直談判して
やりようはいくらでもあるけど、あえて四家を使わなかったんですよ、って宣言して
南家と東家のいうがままに、傀儡のトップ・凪彦を認めつつ
全権は雪哉が握り、貴族を思うさま動かして
お山の危機に備える、って方法に梶を切りました。
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ってとこまでが2巻の流れ
でもって、奈月彦の一人娘が、澄尾とますほの薄の娘、と名乗って
雪哉のとこにきます
役人としての登用試験に登場したのね
お互い、顔色を変えない対面がすごいです・・
ってことで、次巻に続きます
おもしろくなってきた!!
次巻が楽しみです(^^)
是非、本シリーズの一気読みをおすすめします。
分量ありますが、さくさく読めますよ~(^^)
追憶の烏posted with ヨメレバ阿部 智里 文藝春秋 2021年08月23日頃 楽天ブックス楽天koboAmazonKindle
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